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[4569] 国歌は起立斉唱 なんでいまごろ (138 レス) 2004/06/08(Tue) 21:04:26 |
BVV5@Vice Admiral さん |
Web: (none) | |
東京都は、入学式などで国歌は生徒も起立斉唱と指導するようです。 いつも思うのですがこういう報道が有るたびに右翼化、あの戦争の辛い思い出がと声高に叫ぶ人たちがいます。 何度も書いていますけど、国歌の歌詞内容は「君」を元首とするか恋人かにするかで解釈が少し違ってきますが、いづれにせよ千代八千代続いて欲しいという平和の祈念です。 フランスは死体を乗り越えないといけないしイスラエルは辛い辛い日々の歌詞です。(原語だとわかりにくいですし日本語訳は公式には無いみたい) そんなに右よりがいやならCCCPの国歌の歌詞だけかえて歌いますか、少なくともかっこいいし(そんな問題では無いですが)。 1. Casper-01@159MM 2004/06/08(Tue) 21:11:52
>CCCP国歌
映画「レッドブル」で痺れました ('ω';) 2. BVV5@Vice Admiral 2004/06/08(Tue) 21:17:14
レッドオクトーバーを追え とか K−19 で(なんで潜水艦ばかり
起立しなかったら、入学許可取消!とかやるんですかね(鬱
今の東京都だったらやりそう〜〜〜 4. BVV5@Vice Admiral 2004/06/08(Tue) 21:24:13
生徒は厳重注意でもいいけど国旗を引きずり下ろす教師は懲戒免職に(過激かなぁ
教師の件もそうだけど、何の目的で頑なにやらせるんですかね。
それが分かんないです。 無理にやらせてもいい事ないだろうに。 6. 皇帝スーパーブラックバード 2004/06/08(Tue) 21:55:49
素朴な疑問なんですけど。
国歌斉唱をや国旗掲揚を起立して行う=軍国主義復活 私的にはこれがどうしても結びつかないんですよ。強制的にとかは別にして。 私は別に起立して国歌斉唱するのに否やはないんですが、軍国主義は謹んで辞退申し上げます。 余りにも極端な言い方ではないかと思うんですが、どうなんでしょう? 7. BVV5@Vice Admiral 2004/06/08(Tue) 22:06:56
どんな国でも自分の国を愛するというのが普通の考え方と思います。
その象徴である国旗、国歌を大事に思うことがまずいんですかね。戦後の日本はあまりに自虐的民主主義(左寄り)が良いことだと自称文化人やマスコミがやってきましたから。 あのいい加減なアメリカでも大リーグの開会に際してはちゃんと起立脱帽で国歌を歌っています。衛星中継で生だとそのまま見ることができます。 >国歌斉唱をや国旗掲揚を起立して行う=軍国主義復活 はい、私も疑問に思います。自分の国を慈しむのに誰憚ることあらんや。 8. MSR 2004/06/08(Tue) 22:10:03
オリンピックの表彰式のセンターポールに
日の丸が昇ったときに、否定派はどう思うのでしょうか? 一度聞いてみたい! 今年のオリンピック、別の意味で興味津々。 9. 皇帝スーパーブラックバード 2004/06/08(Tue) 22:19:30
サッカーの試合開始前にも国歌斉唱ありますよね。外国の選手などはきちんと胸に手を当てて直立不動。
あれを見て「軍国主義・・・」にどうやって結びつくのか、私の様な愚か者にはまったく理解できないロジックです。 外国は良くて日本だけダメ・・・そう言うことでしょうか。 >オリンピックの表彰式のセンターポールに >日の丸が昇ったときに、否定派はどう思うのでしょうか? >一度聞いてみたい! おお!これは面白いかも。やはり軍国主義なんでしょうか。 学校などではこういう声を良く聞きますがオリンピックでは聞いたこと無いですね。ダブルスタンダードってヤツでしょうか。 さぞかし歯がゆい思いをしながら見ているんでしょう>自称進歩的文化人 11. たーぼ 2004/06/08(Tue) 22:41:54
国歌斉唱をや国旗掲揚の時に起立を「強制」するから軍国主義云々の話が出てくるんでしょう。
国歌や国旗を否定する気はさらさら無いですけど、 「強制」されると逆らいたくなる・・・ってのはなんとなくわかる気が。 ※10番目は書き損じたと思って書き直したら反映されてて、内容ダブったんで削除しました・・・ 12. 金子神 2004/06/08(Tue) 22:42:21
君が代嫌いです。
辛気くさくて、カビくさくて、生理的に受け付けません。 一度何かで聞きましたが、忌野清志郎ロックverなら許容範囲ですが。 生理的に受け付けないので、全面的に駄目です。オリンピックだろうが、式典だろうが全部駄目。 文化人とかそう言う物でなくとにかく駄目。 まぁ日本以外には「軍隊」がありますからね。
アメリカみたいに国粋主義の塊のところは国家も国旗も「神聖ニシテ犯スベカラズ」みたいなものなんでしょう。 私は「日の丸」も「君が代」も大好きですので、起立に反対はしませんが、ポーズだけで「起立拒否」しているのを見ると気分が悪くなります。 (そんなに嫌なら、「起立した上で」黒いグローブをした手を突き上げてみては? :-) 14. 豆 2004/06/08(Tue) 23:05:54
起立こそすれ入学式や卒業式で愛国心を持って歌う生徒がどれだけいるやら。というか、いるのかそんな奴という気が。実際、自分の時(公立の進学校でした)は起立こそ全員してたけど、まともに歌ってる奴多分いなかったし。
国対抗のスポーツとかで国家が流れたり、国旗が掲揚されると、それなりに感じるものはあるけど、学校行事で国歌だの国旗だの言われても何も感じません。軍国主義とかを結びつける気はないけど、歌わないから左だとか言われるのも御免です。 ま、BVV5さんあたりからすれば、嘆かわしいことでしょうけど。 ちなみに君が代は暗く感じるので好きじゃないです。日の丸は国旗として好きですね。愛国だの慈しむだの大仰なこと言わなくても、単純に自分の国や国旗が好きと思えればいいんじゃないかと思うんですけどねぇ。 15. KAZ 2004/06/09(Wed) 00:08:42
>金子神 様
君が代のUSA国歌ヴァージョンとかラ・マルセイエーズ版とか 宴会のギャグでは受けますぜ、案外合うんだこれが 16. 沙君 2004/06/09(Wed) 00:21:20
君が代はテンポを早くすると明るい曲になるのだな
17. yuu 2004/06/09(Wed) 00:38:22
日の丸は何とも感じません。旭日旗は嫌いではないのですがアレはまさに軍国主義と言われる類の物でしょうからあまり使ってません。
君が代は大嫌いです。式典等では歌わされていると子供の頃から思っていました。 辛気くさいのもありますが、あの歌ってもともとは天皇賛美の曲なんでしょ? 私は基本的に皇族の現在のあり方に疑問を持ってますし。(皇太子の一件で決定的に不信感を覚えてますが) ちなみに私は改憲支持論者です。9条の基本精神は残しつつもっと現在の国情に則したものにすべきと考えます。 私は本当に愛せる国旗、本当に愛せる国家、本当に愛せる憲法が欲しい。 その意味ではアメリカはうらやましいと思いますよ。 私も日本という国は好きですし(日本国の政治は嫌いですが) 18. 眩々 2004/06/09(Wed) 00:51:13
>オリンピックの表彰式のセンターポールに
>日の丸が昇ったときに、否定派はどう思うのでしょうか? >一度聞いてみたい! 赤の他人が頑張って一位になったというだけです。 日本人だろうがアメリカ人だろうが私個人には何の関係もありません。 私から言わせてもらえばそんな事で大喜びする感覚の方が理解できないのですが。 19. PC9821Na15 2004/06/09(Wed) 01:04:54
確か、法制化した時は、強制しないと言ってたのにね。
こちらも責任は誰も取らないんですかね。 20. yuu 2004/06/09(Wed) 01:28:18
×本当に愛せる国家
○本当に愛せる国歌 21. 四季 2004/06/09(Wed) 01:40:32
百人一首とか、古典調(?)に馴染まない人は、嫌いで仕方ないのかも知れません。
特にそうじゃないけど嫌いと言うなら、こんなの遠い遠い昔の古典、御伽噺なんですから、現在(から近代辺り?)のなんやら良くワカラン難しい事を交えずに、ただ純粋に作品として鑑賞すればいいのに、って思います。 せっかくの歌がなんだか勿体無いなぁと。 え?そう言う話じゃない? 22. Alphalpha 2004/06/09(Wed) 02:26:00
とりあえず君が代とか日の丸を直接軍国主義云々につなげるのはおかしい気がしますが、
かといって強制っていうやり方にはどうも引っかかりがあるんですよね。 特に君が代は、小学生くらいの子供にとっては全く意味不明ですし。暗い曲調ではっきり言ってつまらないですし。 そこらへんで、無理やり歌わされている感が強くなってしまうというか、あんまりいい記憶が残ってない人が多いと思うんです。 事態がややこしくなっているのは、思うに、「君が代『強制』反対」と「君が代反対」とを、 「君が代賛成」と「君が代強制」とを意図的に混同してる人たちがいるからだと思うんですよね。 23. 伝説のペペロンチーノEpion@公爵 2004/06/09(Wed) 02:28:18
さらにその辺の事情を現場レベルでややこしくしているのが日○組と言う図式(ぉ
24. しげるぱぱ 2004/06/09(Wed) 05:59:32
日の丸も君が代も好きです。
日の丸はシンプルで美しいし、君が代はイマイチ景気が悪い気もしますが、 歌詞はとっても良いと思うんですよ。。。 #小学生でも判る簡明な歌詞だと思ってたんですが、難しいですかね? 文句言ってる人たちは国旗と国歌制定の過程に対して不満があるんだと 思ってるんですが、それを言うなら現日本国憲法の成立過程も問題にすべきであって、 日の丸・君が代反対派の方々は、たいてい現憲法擁護派だと勝手に思ってるんですが、 そのへんはどう折り合いをつけているのか、不思議でなりません。 #そうでもないのかな? 25. まもり 2004/06/09(Wed) 07:46:56
日の丸はシンプルで美しい。(コマーシャルで聞いたことがあるな^^)
君が代は有る意味で無難。(万人を納得させられる他の歌って難しい) 問題は、日の丸や君が代から連想されるものではないかと思います。 それが最近何かどす黒いものになりかけているような。 26. 総額 2004/06/09(Wed) 08:14:45
いつものように話の流れと全く無関係ですが・・・
国歌と言えば旧ソ連の国歌の演奏が好きでした(歌詞は・・・・・・ ほら,ス○ーリン時代に大幅に書き換えられたらしいので・・・). オリンピックとかで流れると子供心に感激したもんです.収録 しているCD探してますが,あるはずもなし・・・ 27. と 2004/06/09(Wed) 09:04:53
君が代の元歌については、諸説有るようですが、「君」を天皇にするのは、後世の解釈である可能性は、かなり高いです。
恋の歌とも言われていますが、江戸時代辺りだと、長寿を祝う為に良く歌われた歌らしいです。 それが何故、国歌に変わっていったかというと、幕末の志士たち、特に薩摩出身者が集まると、士気高揚の為に良く歌われたうちの一つだったという説が有ります。 28. 七誌 2004/06/09(Wed) 09:07:27
問題は日の丸、君が代は戦時中にその歌と旗の下、多くの人が殺し殺され、そういう意味が強いからでしょう。戦後生まれであっても平和教育を受けた私にはやはり受け入れがたいですし、そう考える人は少なくありませんよ。
そんな問題を抱えるならきちんと国民主導で国旗も国家も作り直し、制定すべきだと思うんです。それで再び君が代、日の丸が決まればこれはこれでよいのではないですか?いくら自民党が自分たちだけの考えで押し付けても納得できるわけないですよ。 君が代は歌詞の意味は全くわかりません。元々は天皇をたたえる歌(どうやって教えられたかによりますけど)だし、日の丸の太陽は天皇として祭られていたわけですから、抵抗のある人がいて当然でしょう。事実私がその一人です。 個人的には日の丸を少し変えて丸の部分をハートの形にするとか。君が代は論外ですね。作り直したほうがよい。 29. やーねん 2004/06/09(Wed) 09:33:28
いやね、歌わないから処分とか起立しないから処分とかいっていたら、そのうち天皇の姿が見えたら平伏しなければ逮捕とかエスカレートしちゃうんですよ。アメリカの例を出しておられましたが、あれ、歌ってない人もいますよ。多国籍な国ですから。
30. Yo! 2004/06/09(Wed) 09:36:26
最近の少年犯罪等、正に日本人の道徳心の欠如は、自国を愛し他人を敬う心の荒廃=自虐的な一部人間の戦後教育の表れでしょう。これらを取り戻しすこと=軍国主義の復活等とは滑稽であり、国際社会に通用するよう子供達に日本人としての自尊心と自立心を教育現場が率先して教育することは、これは最早責務と言うべきものでしょう。
31. たまちゃん 2004/06/09(Wed) 10:07:37
> 平伏しなければ逮捕とか
北の国みたいになるの?(汗 音痴だと逮捕なんて事も? 32. i96968 2004/06/09(Wed) 10:32:08
>君が代は歌詞の意味は全くわかりません
色んな言われ方をされますが、一般には『「君」の代は、常しえに、小さな石が堆積して大きな岩となり、苔がむすまで長く続く(或いは続け)』と言われてますね。この「君」が天皇を指すから「天皇制の礼賛→戦前の天皇親権体制の復活→軍国主義の復活」ととられるようです。 実際はもっと深い意味があって、『事象(或いは宇宙)の真理は、小さな事象の幾重もの積み重なりによる永遠であり、事象(或いは宇宙)を構成する一つ一つの自己(或いは魂)は、それぞれの個性を発揮しつつも幾重にも積み重なって巨きな岩のようになり、生命の輝きを放つ状態を目指す』というのだとか。本当かどうかは知りませんが。 君が代は、ブレスの位置を何とかして欲しいです。歌いにくいったら‥‥(^^;; もっと分かりやすい詩にすればいいのに〜
何が言いたいのか全然分かんないし〜〜〜 34. MSR 2004/06/09(Wed) 10:44:47
>そんな問題を抱えるならきちんと国民主導で国旗も国家も作り直し、制定すべきだと思うんです
個人的には必要ないと思いますね。 国旗国歌が悪いわけじゃない、それを利用した(?)人が悪いわけで 悪い事を日の丸の元に行ったんなら、日の丸の元で償いをすればいいことで 過去の戦争とかでの行いからイメージが悪いって、変えるというのも、単なる責任逃れの気がします。 悪徳商法の会社が名前と看板変えるのと変わらんでしょ!?(爆) 35. 総額 2004/06/09(Wed) 11:26:16
愛国心ちゅーのは強制するもんでもないような気がするんですが・・・
強制されれば愛国心を持つようになるんでしょうか.お上の理想と する愛国心なるものがよくわかりませんが,歌を歌うことや旗を仰ぎ 見ることにより獲得されたもの(具体的なものごとでなく,シンボル 的なものを通じて感覚から入ってきたもの)が本当の意味で愛国心と 呼べるものなのか・・・ 強制?国歌斉唱の話を聞くといつも,北斗の拳でラオウがユリアに 向かって「俺を愛するのだ」と命じているシーンを思い出してしま います.人の感情って強いられて変わるもんでもないでしょうに. 変わるとすれば威嚇や暴力を伴う長期間の思想教育や洗脳の結果かと. 何はともあれまずは形からということなんでしょうが,そもそも 国民の愛国心ってのは本当に低下してるんでしょうか.調査でとら えられるのは結局意識水準での反応でしょ.愛国心ってのは人格の 一部をなすものではないかという気がしますので,調査結果で数字 で表されたもの=愛国心の全体の実体 とは限らないのではないか と個人的には思っています. #まぁニュースもろくに見ない男の論ですが(殴 36. kita 2004/06/09(Wed) 11:30:45
>最近の少年犯罪等、正に日本人の道徳心の欠如は、自国を愛し他人を敬う心の荒廃=自虐的な一部人間の戦後教育の表れでしょう。
教育がうまく行ってないってのは、見ればわかるんだけど、人口に膾炙している割には、この仮説って証明されてないよね。 そもそも、”自国”ってのは社会なのか政府なのか土地なのか人種なのか。キチンと検討されない言説には要注意ですよー。 37. kita 2004/06/09(Wed) 11:35:31
まあ、「自国」が何をさすにせよ、「こんなんじゃ愛せない」現実があるんでは?
38. Yo! 2004/06/09(Wed) 12:05:58
まるで日本人が日の丸と君が代の下、大東亜戦争において悪逆非道の限りを尽くしたのが事実かのような、自虐史観に捕らわれた意見が散見されますが如何なものでしょうか?このような、アジア諸国の独立と解放のために戦ったにも関わらず、その自立と自尊の心を否定する今の教育こそが、日本人の誇るべき道徳心を失わせた原因でしょう。我々大人の責務として、日の丸と君が代の下、子供達が自国を愛し自国を誇れるように、本来ならば国を挙げて教育を見直すべきなのです。
39. kita 2004/06/09(Wed) 12:25:00
「国民国家」というものは、その性質上、その領域内に住んでいる人類に対して、国民としてのアイデンティティ(俺は日本人だ、とか)の再生産を誘導するものです。その国民による国家への帰属意識こそが国民国家を成り立たせている最終的な根拠だからです。アイデンティティにはシンボルが必要であり、その為に国旗や国歌、象徴君主とかそういったものが尊ぶべき対象として提示されるわけですよね。
そういう意味では、国家に対して、シンボルの強要をヤメロといってもある意味では無駄です。止めません。 とはいえ、言わないと大抵エスカレートしてきますから、これに掣肘を加える人々の存在は重要です。 東京都の事例を見ていると、その力の均衡が、かなり行政(というか石原)のほうに傾いてきており、個人的には面白くない事態だと思っています。 >38.Yo!さん 「物語」に寄りかかるのはあまり感心しません。坂本多加雄なみの確信犯であれば、議論の余地もあるのですが。 #これは冗談ですが、「忠君愛国」とか「憂国烈士」とかそういう漢字文化って、暴走族の皆さんや黒いバスで大音量で活躍する民族主義団体の文化ですよね。それ自体を完全否定しようとは思わない(∵どういう行動にも何かしらの理由はある)のですが、「自国に誇りを持つ」人たちがこれかよ、という気はしますよね。行政にも地域社会にも貢献してない(と思う)のですが、彼らは何を愛した結果あのようなことになっているのでしょう・・。 40. 皇帝スーパーブラックバード@仕事中 2004/06/09(Wed) 12:44:45
愛国心(とまで大上段に振りかぶられるとアレですが)は自然発露的なものであると思うんですよ。
普通に故郷を愛する気持ちの延長線上に国を愛する心があると言ったら近いのかも(語彙が貧困で申し訳ありません)。 従って強制されるようなモノでもなければ強制された結果芽生えるようなものでもありません。 つまり、拒否したければしてもいいと思うんですが。強制云々には違和感を覚えます。 それ以前に"君が代=軍国主義"にはもっと違和感を覚えますが。 >まあ、「自国」が何をさすにせよ、「こんなんじゃ愛せない」現実があるんでは? 私的意見ですが、これは戦後教育での「自虐史観」の産物であると思います。 それだけでは無いでしょうけど、それ抜きにしては語れないでしょう。 例えば子供の頃から「お前は鬼子だ、産まれて来なければよかったのだ」「お前の親は犯罪者だ、お前は犯罪者の子だ」等と言われ続ければどうなるか。 多分素直な人には育たないのではないでしょうか。 41. yuu 2004/06/09(Wed) 12:55:57
大東亜戦争と呼ぶのも勝手ですが、日中戦争(いや、その前からだろう)から太平洋戦争終結に至るまでの大日本帝国軍の所行には同情の余地はないと考えます。
アジア諸国の独立と開放は所詮建前であって、その実はただの侵略に過ぎない。 本当に建前の部分を実現するつもりなら侵略ではなく別の手段を講じて然るべきだと思いますがね。 架空戦記めいた話になりますが、もしそうなったらなったでまったく違う展開だったろうと思うし、世界のブロック化がもっとややこしいことになってたかもしれないと思うわけで。 それはどうでもいいとして、侵略軍の中には後年まで現地人に尊敬される人徳者がいたのは認めますが。 何にせよ旧軍を正当化するような発言こそ頂けません。 ドイツと日本の違いはこういう発言をする奴の有無である気がしてなりません。 個人に限らず団体も然りなわけですが。 42. まさむね 2004/06/09(Wed) 13:17:36
>何にせよ旧軍を正当化するような発言こそ頂けません
そこが自由の国のいいところです 国歌斉唱にしろ起立にしろ「強制」するところに問題があると思います 思想・信条の自由というのもありますのでね 43. kita 2004/06/09(Wed) 13:38:30
>皇帝スーパーブラックバード@仕事中さん
うーむ、私個人の経験からすると「自虐」的だとかそういう問題ってどれほど個人の人格形成に寄与してんのかな、という気がしますね。 だいたい、歴史教育(の、しかも近現代史のごく一部)なんてのは大多数の子供にとっては日常の興味の対象としての比重は大きくないでしょう。学校の課目にすぎないわけですから。大多数の人間は教科書の記述には、試験があるために一時的に一生懸命記憶する、という以上の存在ではないとおもいますね。 むしろ、最近の男子大学生などに見られるようなタカ派の言説体系を支持する層がなぜ形成されるのか、ということのほうが考察の対象としては重要な気がします。経験的には、学校教育上の中・上位のエリートの中に、例えば小林よしのり氏などの言説にシンパシーを感じる人が多いように思われますが、これはむしろ彼らがそこそこ真面目で、(結論の当否は別個の問題として)そのような政治的な問題設定にも向き合うような人々だからです。一方で、学校教育などの通過儀礼的システムの集積に対しては、それに随いつつも、一方では鬱屈しています。気持ちはよくわかります。「通過儀礼」にすぎないとはいえ、その出来不出来によって個々人は運命を決定されてしまうのですからね。 そこに小林よしのり氏の、例えば「戦争論」が登場する。内容自体は、別段新しいものでもない。しかし、「世間に流布する常識」を打ち破る(と彼らが感じ得る)理論の体系として、彼らはそれをふりかざすことができるわけです。つまり、そこには反逆の論理が含まれている。 かつてであれば、権威とか政治権力といったものに対する若年層の反感というのは、多くの場合、左派的言説体系に回収されてきたものです。それが、90年代半ば以降は結果においては逆になっている。 彼らを批判するサイドは、「事実」を巡る論争にどれほど勝利したところで、それだけでは、あまり意味はないということに気がつくべきでしょうね。 44. オールドワン 2004/06/09(Wed) 15:45:54
んー、難しい事はよく分からないけど個人的な体験を言えば、自
分が義務教育の時通った学校には先生も生徒も普通に国旗掲揚・ 国歌斉唱していました。 それについて自分は愛国心の強制とか、軍国主義の行為などとは あまり感じませんでしたし、そんな風に結び付ける人もいません でした。 45. 伝説のペペロンチーノEpion@公爵 2004/06/09(Wed) 17:42:33
>義務教育の時通った学校には先生も生徒も普通に国旗掲揚・
国歌斉唱していました。 強要された行為に愛国心やなんや,と言う気持ちはなく「決まってることだから」程度でさらっと流れてたって事なのかも知れませんね. 逆に言うと「たかがその程度のこと」を法制化して義務にしようと躍起になる意図の方にも「?」が浮かんでくるわけで(ぉ お役人連中は枠さえ作れば心が動くとでも思ってるのでしょうかね・・・自分が枠にはまって生きてきたから他の国民もみんなそうだとでも思ったかw 46. yuu 2004/06/09(Wed) 17:47:21
>>何にせよ旧軍を正当化するような発言こそ頂けません
>そこが自由の国のいいところです 私には自由の履き違えにしか見えませんが? 小難しい考察なんてハッキリ言ってどうでもいいんですけどね。 人格形成に影響受けようが受けまいがその人の勝手だし。 私は歴史というものには興味を持つ方ですし、ちょっとした理由から戦前戦中の歴史に関しては結構掘り下げたこともあるわけですが別にそのことは人格にはまったく影響してませんし。 学生時代の国旗掲揚や国歌斉唱についてもオールドワンさんと同意見ですね。 余談ですが私は小林よしのり大嫌いです。奴を見ると虫酸がはしるほどでして。 おぼっちゃまくんの頃は何も考えず笑うにはちょうど良かったんですがね。 47. BVV5@Vice Admiral 2004/06/09(Wed) 18:50:46
>国歌斉唱にしろ起立にしろ「強制」するところに問題があると思います
斉唱にしろ起立にしろ、しないことを強制する先生に問題があると感じてます。 私も戦争には反対です。だからこそ今の日本で戦争と日の丸をすぐに結びつけて否定することに疑問があるのです。 #本当は家庭でちゃんとやっておくことなんでしょうけど、自分の思想を先生という立場を利用して未成年者に押しつけてきたことのほうが重大です。 48. 皇帝スーパーブラックバード 2004/06/09(Wed) 18:51:06
>「自虐」的だとかそういう問題ってどれほど個人の人格形成に寄与してんのかな、という気がしますね
普段は殆ど顕在化してこないと思うんですよ。国旗掲揚だの国歌斉唱だのというとこで出てくるんじゃないかなと。 そりゃ個人差もあるでしょうから影響を受けない人もいるでしょう。だからこれだけの温度差になってるのでは? こういった件で大騒ぎしている人を見るにつけ、そのように思う次第です。 オールドワンさんが44.で書かれていますが、日常の行事に過ぎない事だと思うんですね。 強制する方も、それを受けて軍国主義の復活だと大騒ぎする方もどっちもどっちだなと思うのです。 ちなみに私も小林よしのり氏は好きではありません。 旧日本軍の所行を過当に美化するつもりも毛頭ありません。 憲法の改正云々に関しては・・・するかしないかは別にして、修正出来る道筋も付けておくべきではないでしょうか。 実際に修正するかどうかは微妙で難しい問題ですからそれは別の機会にするということで。 49. Alphalpha 2004/06/09(Wed) 18:58:00
日本の場合、言語による連帯が存在するので過剰に愛国心を煽る必要は無いと思うんですよね。
優秀な公務員(及び軍人)を安く雇うためには、「愛国心」は非常に便利なんですが。 んで、道徳心とか自尊心とかそのあたりについてはむしろ 「だから日本はダメだ」が口癖の人々とか、なんでもかんでも日本の現状は悪い、 外国の現状を見習えなんていう人たちの方が、よっぽど毒だと思えます。 公共のために働いているであろう人たちへの扱いの酷さとかも。 >24. しげるぱぱ さん >#小学生でも判る簡明な歌詞だと思ってたんですが、難しいですかね? 大人でさえ解釈が難しいくて言い争いになるような歌詞を子供が理解できるわけ無いです。 ってのは半ば冗談としても、君が代の歌詞って日常使わない言葉の塊なんで、小学生くらいが歌詞を理解して歌うのは難しいです。 50. BVV5@Vice Admiral 2004/06/09(Wed) 19:00:54
>あの歌ってもともとは天皇賛美の曲なんでしょ?
最初に書いたようにそういう解釈もあり、単なる恋人の「君」(あなたていどの意味)との解釈もありです。 片側の事実だけを適時して都合良く言いふらした文化人がいてそれがなんとなく流布しているような。 万葉集あたりの研究をしている学者は、後者じゃないかという意見が多いようです。別に数を数えたわけでは無いですが。 天皇をたたえる歌だとしても形式国家元首でまぁ別に国策のじゃまにはならない存在と現憲法は定義しているわけで、国の元首が8000代も続くというのはその国が繁栄していることと同じだとすると平和な歌だと思います。 曲は明治のはじめに無理矢理西洋に合わせたようですのでちょっと無理があると思います。 >これは戦後教育での「自虐史観」
現代史なんて授業では時間切れで飛ばされまくりなんでは。 二次大戦でどこと戦争したかよくわかってない人も世の中には結構いるみたいですし。 っていうか、あの戦争がアジア解放戦争だったなんて、60年前の政府のプロパガンダに今更乗せられまくりな某史観も、それはそれで問題ありかと。 >斉唱にしろ起立にしろ、しないことを強制する先生に問題がある それはいつの時代の話なんでしょうか。 もはや今の段階では、先生はそんな理由で処罰されているわけじゃないはずですが…。個人的に立ったとか立たないとかの問題でしょう。今回は生徒への指導不足(単に生徒が立たなかった)とやらで厳重注意にすらなっているようですし。他人の内心の問題で責任とらされるのでは、行き過ぎとしかいいようがありません。 52. BVV5@Vice Admiral 2004/06/09(Wed) 20:06:47
>あの戦争がアジア解放戦争だったなんて、60年前の政府のプロパガンダ
イギリス史を読むとシンガポールあたりでの敗北が一つのターニングポイントで戦後の植民地政策を見直したきっかけになってます。 そういう意味では解放のきっかけとしては有効だったわけです。 片側一つだけに偏るのもどうかと思います。相手の国でどういう扱いになっているのかも少しは見るべきでしょう・ 53. Yo! 2004/06/09(Wed) 22:48:07
あの戦争で自らの命をアジア諸国を独立させるという大義=公のために捧げられた方々は、正に失われた日本人の公共心の発露に他ならないのです。それを自虐史観に基づく偏向教育を重ねてきた一部の人間が、先達への尊敬の気持ちを、自尊や自立の心と共に子供達から摘み取ってしまったのです。このような公共心や自国への誇りに欠如した子供達が実際に育ってきていることに、我々大人は非常な危機感を覚えるべきなのです。
54. CKK 2004/06/09(Wed) 22:50:04
国旗国歌に猛反対するのは一部の左だけだから置いておくとして、旧軍の戦争を賛美するのは本人が不勉強な証拠ですな。旧陸軍がどれだけアホな行動をしたか知ってりゃ、まず最初に呆れるんじゃないですかね。海軍はどうか知りませんが。
素朴な疑問……
「日の丸」「君が代」を問題視する人は「日本」という国名は良いのかな? (「大日本帝国」→「日本国」と言い換えたとて「日本」というものの本質は変わっとらんだろうに) # ところで皆さんは「日本」は「にほん」と読みますか? 「にっぽん」ですか? (まさか「じゃぱん」と読む人はおるまい :-) 56. 豆 2004/06/09(Wed) 23:00:03
「日の本」とか昔から言っていたのだから、いいんじゃないですか。帝国時代に日本と初めて言ったのなら別かもしれませんが・・
「にっぽん」が正式な呼び方じゃなかったですかね?トキの学名はニッポニアニッポンだったりするし。 >片側一つだけに偏るのもどうかと思います。
いや、私はそういう意味を込めて前の文章を書いているのですけど。アジア解放戦争だったなんて見方は偏りまくりとしか思えないので。 だいたい、アジアのかなりの部分が欧米の植民地だった時代に、それを相手の戦争をやれば「欧米の」植民地からの解放には当然繋がるでしょう。そういう副産物的な意味での意義は認められますが、日本が他民族の解放のために立ち上がったなんて話は眉唾ものでしかありません。そんなにアジアを解放したければ、まず朝鮮を解放しろってな話です。 >相手の国でどういう扱いになっているのかも少しは見るべきでしょう それぞれの国で色々な評価があるんじゃないですか。ただ、私は日本がアジア解放戦争を戦ったなんて意見が大勢を占めているという話は聞いたことがありませんけど。個人的な見解で、あの戦争が独立に繋がったという話であればともかく。それにしても、日本より何より、それぞれの民族の独立への意志と努力の賜でしょう、植民地からの解放は。少なくとも、日本人自らがアジアの解放は我々の先祖のおかげなんだよ、などと語り出すようなものではないと思います。 なお、歴史観の話は本線からはずれているので、私はこれくらいで止めておきます。 58. 沙君 2004/06/09(Wed) 23:36:49
日本は稲作から文化が始っているから、
太陽の象徴である日の丸が国旗なのは違和感が全く無いと思うんだけど? 天皇制云々は別の話 日本に神は居ても、宗教は存在しないと考えてますし ん〜、学校の卒業式(入学式)と云う公的な式典の場で自国の
国旗を掲示し国歌を斉唱すると云うのは変な事なんですかねぇ? 公の場での国旗・国歌の扱いとして間違っては無い気がしますけど。 むしろ異を唱える教師の側が公の場に個人の思想信条と云う私(わたくし)を 持ち込んだ上で、公のしきたりより私を優先させろと無理強いしている様な…‥。 公的な場での国旗国歌に対する接し方を教える教育の場でも あるんじゃじゃないのかなぁと思うのだけど?→卒業式(入学式)などは 都などの「強制」ってのも、そう云う私が突出する状況から出た 矯正措置と思いますけど。 公の場で私を優先させる事が悪い事では無いのでしたら 成人式などで身勝手な私の主張を誇示する若者(穏便表現)を 誰も咎められないって事でしょうかねぇ。 60. んー 2004/06/09(Wed) 23:56:14
歌いたくなければ歌わなくてもいいじゃないですか。
「歌うな」も「歌え」も意味不明です。 61. kita 2004/06/10(Thu) 00:03:16
「政府がやっていることは公であり、個人がやっていることは私なので、前者が優越するので後者の制限は仕方がない。」
というのは、ホンマかいな!?と思います。 「国民」意識を生成するための様々な儀式群は、極めて思想的な行為です。そうであればこそ公権力によって強制する(*)ことには様々な議論が生じる。そうした問題を前にして、公権力の行為を、それが「公権力だから」といって正当性を付与する議論は、実は何も説明していません。 *根本的な問題として、集団の義務として課されているものについては、それに同意した上でその集団に参加しているのかどうか、ということが必ず問題になります。それは、その義務に同意できない場合、その集団から離脱する権利が保障されているかどうかということでもあります。さて、こうした意味において義務教育のなかで行なわれる「国旗国歌」の強制は(ペナルティなく)離脱可能なのかどうか。そこが問題です。 62. 金子神 2004/06/10(Thu) 00:06:00
いい加減疲れてきたな。
しかし、右翼も左翼も、人生楽しまないのかな。 たかが識別用標識と、音の羅列にどうしてそこまで熱くなるのでしょ? 一文の金にもならんのに……。(これじゃ機会主義者だなw つーか、 右翼系統の意見の方々。 貿易立国日本なのに、他の国に喧嘩売るような意見でどうする? 左翼系統の意見の方々。 少なくとも自分の国に対して最低限度の誇りを持つ手段位認めたら? ん〜、だから私立も含める意味合いで単に「学校」と書いたんですが
それがなんで「政府がやっていることは公であり〜」となるんでしょうか? 公を重んじる場面、私を尊重すべき場面 少なくとも公的な式典では「公を重んじる」べきだと思うだけです。 64. しげるぱぱ 2004/06/10(Thu) 00:53:52
>少なくとも公的な式典では「公を重んじる」べきだ
同意です。 どうしても場を乱したい方は、成人式の式典を「目立ちたい」がためにぶち壊すコドモな20歳とレベル一緒。 皆さんのカキコ見てて、いろいろ書きたいことあるのですが、 まあ、大体ほかの方とかぶる部分が多いのでやめておきます。 >大人でさえ解釈が難しいくて言い争いになるような ははは。 まあ、「君」の解釈云々は置いておいて。 普通に「君=天皇」(君=貴方でも良いけど)と思って悩まないなら、 あと歌詞のほかの部分で難しいのは「さざれ石って何?」くらいですよね。 で、さざれ石の正確な意味が判らなくても、歌詞全体の意味するところは概ね掴めるわけで。 掴めると思うんですが。 #私、子供のころ素朴に昭和天皇を尊敬してましたので。 ##古文調ですが、明治文豪の作品読むのと大して変わらないと思うのですが。 65. かすが☆。 2004/06/10(Thu) 00:59:07
私が義務教育を受けていた頃は、起立斉唱が当たり前でした。
いつごろから、どんな人が起立斉唱しないように指導し始めたんでしょうか? 誰かがそういうように指導しない限りは、変わらずそのまま起立斉唱 してたはずなんですが。 わざわざ、都が指導しないとやらないなんてのも悲しいですね。 66. 皇帝スーパーブラックバード 2004/06/10(Thu) 01:47:43
>日本人自らがアジアの解放は我々の先祖のおかげなんだよ、などと語り出すようなものではないと思います。
さすがにこんな事を吹聴して回る人は品性を疑いますが、いるんでしょうね。 >私が義務教育を受けていた頃は、起立斉唱が当たり前でした。 >いつごろから、どんな人が起立斉唱しないように指導し始めたんでしょうか? 私もそうですが、いつからでしょう?ごく最近の様にも思えるんですが・・・ そう言えば平成11年に公立高校の校長が自殺した原因にもこの国旗掲揚・国歌斉唱を巡る対立があると報道されました。 この頃から急にこの問題が浮上してきたのかも知れませんね。 67. 伝説のペペロンチーノEpion@公爵 2004/06/10(Thu) 01:57:10
ふと思うと自由の意味をはき違えた高校生の騒ぎなんかがニュースで取りざたされるようになった頃とほど近いような気がしました>いつ頃
学校そのものの存在が変質してきてるのかな,とも思います. なんかこう,いろんなところに根深くリンクして今に至ると言う感じですな. 68. 豆 2004/06/10(Thu) 02:33:01
>この頃から急にこの問題が浮上してきたのかも知れませんね。
もう少し前じゃないでしょうか。ゲルニカ事件とかありましたし。当時は国旗だの国歌だのに何の意識も持ってないガキでしたが、事件を見聞きして、その行為(もちろん学校側の)に反発を感じた覚えがあります。この事件出すと、アカい教師に毒された子供がやらかしただけと言う人が絶対に いそうですが・・ 事件の発端は思想だの信条だのは絡んでなく、学校(校長)が約束を守ってくれなかったことへの反発だったはずなのに、右や左がしゃしゃり出て政治や思想問題の象徴になってしまったわけで、それ以来の問題という気がします。 69. kita 2004/06/10(Thu) 02:44:08
む、言葉足らずだったかな。
「公」的、「私」的というような区分でくくることについて、そもそも私には疑問があるんですよね。 一口に公の場といっても、それは結局、あるサイズの人間集団のなかでの、あるシチュエーションにおける、ものごとのとり行い方の、合意の問題と考えることが出来ます。 例えば、茶道などの席、学会、スポーツの試合など、様々な「公の場」が存在するでしょう。それぞれの場で守るべきものは当然あります。宮中歌会始だろうと、草野球であろうとそれは同じです。(具体的な人間集団を想定しない「公の場」などというものは、原理的に存在しません) ただし、ある人物がある義務を守って当然であると判断できるか否かは、先ほど述べたように、その人物がそこでの義務に合意した上での参加をしたのかどうかと言う点で区分されます。 ここである集団に属する人が履行したくない義務があったとして、彼がした合意の義務の関係については3つ想定できると思います。 i)自由意志で参加し、また離脱できる集団において、当初から了解していたにも関わらず義務を履行したくない場合 ii)自由意志で参加し、また離脱できる集団において、知らされていなかった義務を課され、それを履行したくない場合 iii)義務により参加し、離脱できない、あるいは離脱が困難な集団において、課された義務を履行したくない場合 iの当初から了解していたことについて履行したくない、というのは自らのそこに参加した際の自らの合意に反していますから、こうした主張は通常受け入れられません。履行しない場合は集団から離脱するか、集団に残る場合はペナルティを受けることになるでしょう。 したがって、成人式で暴れるとかそういうのは、これに該当するでしょう。 iiについては、参加するにあたって当初合意した以上の義務を課されるのは不当なことです。集団に残る場合でもペナルティを課されるいわれはなく、また離脱を選択する権利もあります。 iiiの場合は問題です。そもそも当人の合意と関係のない義務を課される場合です。この場合は、合意があって義務(と権利)が発生するという原則からすれば、履行する義務も履行しないことによるペナルティも不当なものです。 東京都という一定の広さをもつ行政区の中にある公立の学校において、ペナルティ付きで「国旗・国歌」が要求されていると言うのは、どれに該当するのでしょうか。私にはiiiに思えます。つまり、合意のない義務に対して不利益を被ることなくそれを履行しないで済む選択肢が保障されないことを意味しているということです。iあるいはiiには該当しません。集団からの離脱の自由が存在しない、あるいは離脱することが著しい不利益を被ることを意味するだろうからです。 ここで、公権力による義務と言うのは、往々にしてiiiであると言うことがわかります。私人の間の自由な契約行為ではなく、強制です。考えてみれば、日本国籍所持者が、日本国に居ながらにして日本国への参加を取りやめるということを政府はもちろん認めていません。したがって、離脱の自由がないにもかかわらず、義務があるという状況に置かれています。公権力と言うのはこうした性格を帯びるものです。 それでは、そうした強制は仕方がないものか、という議論になるでしょう。公権力というものは、(それが民主主義という決定方式をとっているものであっても)何をしても良いというわけではありません。通常、私人と言うのは法や慣習で禁じられていないことは何をしても法的あるいは社会的に処罰されないのに対し、政府(および地方政府)と言うものは憲法で禁止されていること、憲法で禁じられていなくても法的根拠のないことをやってはいけません。少なくともタテマエとしては、公権力についてはそうした制限がかかっているわけです。 ここでようやく憲法の問題が出てきます。それを拒否する人間がいる時に、公権力を行使して強制しうるものとして、その人間に国旗国歌を歌わせることが可能なのかどうか。 70. kita 2004/06/10(Thu) 02:44:36
で、けっきょく私が注意を喚起したかったことというのは、「公」という言葉はかなりの範囲のものをあいまいに包含しているため、上のような議論を行なう場合には、その中味は一様ではないので、幾つかに分割して考える必要がある。そのため、「公の場」といった言葉を、判断の根拠となる概念を指し示す言葉として使用することも、指し示されている概念自体も、適切ではない、とまあそう言いたかったわけです。(疲れる・・。)
71. i96968 2004/06/10(Thu) 09:53:46
>「日本」は「にほん」と読みますか? 「にっぽん」ですか?
だいぶ前に一度書きましたけど、「日本」と書いたときだけ「にっぽん」で、それ以外は「にほん」が本式だそうです。従って、「日本」→「にっぽん」、「日本国」→「にほんこく」、「日本人」→「にほんじん」だとか。 >さざれ石って何? 真砂と同じもので、細れ石とも書きます。ぶっちゃけて言うと細かい石。(^^;;; でも「君が代」に歌われている「さざれ石」は「石灰質角礫岩」のことで、細かい石が石灰岩質によって結着してできたものです。全国に「これが君が代に歌われるさざれ石だ!」と名乗るものが多数あるのですが、平安時代に藤原朝臣石位左衛門が岐阜県春日村で見つけ、「わが君は千代に八千代にさざれ石の いわをとなりて苔のむすまで」と詠ったさざれ石が多分オリジナルでしょう。 72. しげるぱぱ 2004/06/10(Thu) 12:01:29
> i96968様
あ、いや、無論今は判っているのですが。。。>さざれ石 古今集ですよね。>オリジナル 初句だけ「君が代」の歌詞と違ってますが、これは鎌倉時代以前からある異伝だそうで、 ぶっちゃけ「わが君→君が代」は軍国主義と何ら関係ありません。念のため。 73. yuu 2004/06/10(Thu) 12:30:11
公の場においては公を尊重すべきという意見については大いに賛同します。
それを乱そうとするのは成人式で云々という意見にも賛同。 国旗国歌論はそういった公の式典とはまったく切り離した場所で徹底的に議論して答えを出すべきであろうと思います。 戦争論を蒸し返すようで恐縮ですが、旧軍の行為を賛美するような人はもう一度近代戦争史をじっくりと学んでみられることをお勧めしたいですね。 ついでに世界があの戦争にどのような評価を下してるかも。 少なくとも旧日本軍の占領行為が宗主国からの独立を助けたとする論評はなかったと思いますが。 そんなことを言ってるのは極端に偏った日本人だけでは? 昭和天皇を尊敬とどなたか仰ってましたが、私は素朴に軍の統帥権を持っていた、つまり旧軍の親玉が特になんのおとがめもなく国家の象徴におさまったことには疑問を感じてました。 このことが決定的に現在の皇室に違和感を覚える原因にもなってますが。 “現人神”の地位を失ったなんて何の損失でもないわけだし、世界に目を向ければ同じファシスト国家であったヒトラーもムッソリーニも悲惨な最期を遂げているわけですからね。 あのとき昭和天皇が死ねば良かったなどということを言うつもりはないですが。 ># ところで皆さんは「日本」は「にほん」と読みますか? 「にっぽん」ですか? (まさか「じゃぱん」と読む人はおるまい :-) ネタに釘刺されてる!!(T_T) 冗談はさておき、普段は「にほん」って読んでますね。たまに区別のために「にっぽん」にしますけど。 74. i96968 2004/06/10(Thu) 12:39:31
>しげるぱぱ さん
話の進行上の表現だったわけですね。失礼しました。m(_ _)m >ネタに釘刺されてる!!(T_T) うわ〜い、私ですか?私ですか〜?(T_T) これまた失礼しました〜。m(_ _)m #何か謝ってばっかし(^^;;; ども、自称中道派から見た意見です(笑。
国旗はかなり昔から日章旗が日本の旗として示されているわけですから、 その伝統を保持する、という意味でも、使用する事に問題なんてないと思います。 その国旗を用いて悪事をはたらいたとしても、善行を行ったとしても、それは全て我々に対する評価になるわけで、 それを受け入れる事が必要だと考えます。 国歌は、明治時代に作られた物で、そんなに古くもないですが、短歌の雰囲気が出ている良い曲だと思います。 少なくとも、変更する必要性はあまり感じません。 歌詞に関していろいろと皆さん意見を述べられていますが、 少なくとも今も天皇制が脈々と(まぁ、少なくとも1500年以上は)続いているわけですし、 その天皇陛下は、国民統合の象徴として我が国の最高規範である日本国憲法の第一条で定められてもいるので、 「天皇の御代が続く」という意味でも「国民の統合が長く続いて欲しい」と言う意味にもなるわけで、 問題になる理由がよくわかりません。 もっと言うならば、 国旗・国歌については先日に国旗国歌に関する法律が定められたわけで、 国民の代表によって決められたんだから、その判断を受け入れるべきだと思います。 異論があるなら、賛同者を集めて、それを改正すればいいのです。 合法的に戦えるフィールドがあるのに、非合法のフィールドで戦っているから、対立が産まれるように見えてなりません。 もーちょっと僕の気持ちを言うならば、 国旗も国歌も変えたいのならば変えても良いと思います。でも、代替案が全くないんだから選べない。 納得出来るアイデアも出さずに今のは駄目だ、ってのは建設的な議論にも何にもならないと思いますね。 消極的賛成+賛成 の人で、過半数越えるのでは? # 僕は憲法9条もさっさと改正するべきだと思います。 # 自衛隊を認めないなら、自衛隊も駄目、と言う風に書き換えるべきだし、 # 自衛隊を軍隊としたいのならば、ちゃんと軍隊を持つと書くべきです。 # 憲法も法律も所詮人が作った物なんだから、曖昧なところは直さなきゃ! 旧日本軍を賛美しようとは思いませんが、貶める必要も無いと思います。
戦争を起こしたとか戦争に負けたとか、というのは結果論であって 極端な話、経済政策などの延長にしか過ぎないと思います。 世界恐慌後のホーリースムート法やブロック経済圏化からはじき出された日本が取るべき道が中国・東南アジア方面にあり、 アジアの利権に出遅れたアメリカ、アジアの植民地を確保するための欧州諸国と、経済制裁によって得られなくなった資源を確保するための日本が衝突したというのが大まかな流れではないかと思います。 >ついでに世界があの戦争にどのような評価を下してるかも。 侵略して非道いことをしたはずの東南アジア各国からはおおむね高い評価を受けているように見受けられますが、、、 逆に悪い評価を得ているのは日本のせいで東南アジアの利権を失ったヨーロッパの国の一部と、極東の某三カ国ですかね。 >同じファシスト国家であったヒトラーもムッソリーニも・・・ ミスリードですか(笑) 78. まったりGEN 2004/06/10(Thu) 14:29:06
>一文の金にもならんのに
昔大阪にいた頃、国旗掲揚だったか国歌斉唱だったかで精神的苦痛を受けたからって、損害賠償求めてた輩がいましたよ。(たぶん他にもかなりあるんじゃないかな? 新聞で知ったんですが、苦々しく思ったもんです。 この精神的苦痛はどうしてくれるねんと正直思いました(^^; 79. kita 2004/06/10(Thu) 17:27:16
強制しうるかどうか、と言う問題と、個人の賛否の問題とは別次元の問題であるということを未だにご理解いただけない方がいるようです。
全員に強制するか、全員に禁止するか、という話ではないのです。 合意できない人間がいるときに、すくなくとも当人がそれを履行しないで済む権利があるかどうかという問題です。 国旗国歌法の一体どこに、それを敬い、歌う義務が記述されていると言うのか、知りたいものです。 参考: 国旗・国歌法 第1条 国旗は日章旗とする。 日章旗の制式は,別記第1のとおりとする。 第2条 国歌は君が代とする 君が代の歌詞及び楽曲は別記第2のとおりとする。 日本国憲法 第19条 思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。 80. BVV5@Vice Admiral 2004/06/10(Thu) 18:28:38
良心の範疇には国を慈しむ気持ちも含まれていますよね。自分の住んでいる国がイヤなら他へ行けばよいわけです。それはまさしく憲法ではやってはいけないとは書かれていません。
仕事がばりばり出来て毎年一杯所得税を払う元気があれば、簡単にアメリカのグリーンカード取得できます。 そういう努力もせず、飲み屋の酔っぱらい宜しくこの国の決め事がというのはどうかと思います。 悪法も法なり、それなりの手続きを行って良くすればよいのです。 81. 眩々 2004/06/10(Thu) 19:40:54
>良心の範疇には国を慈しむ気持ちも含まれていますよね。
ただBVV5さんの良いと思う国の在り方とかなり異なるだけです。 それを当然のように同一視する思考が問題だと指摘されているのが理解できませんか? 82. cdp-r1 2004/06/10(Thu) 20:08:16
誰も座ったままマトモに歌が歌えるかとか書かないんだな。
83. 幻の傭兵TDF 2004/06/10(Thu) 20:11:08
国歌にしろなんにしろ、起立を強制と言うより「座って歌う方が不自然」と感じるのは私だけでしょうか?
幼稚園の朝の歌に始まり、小・中・高の校歌、果てはカラオケBOX(ぉ)に至るまで。 なんとなく歌う時は立つのが当たり前になっている気がします。 84. くろきし 2004/06/10(Thu) 21:06:07
式典という場に置いていたずらに自己の権利のみを主張し、その妨害を権利の行使とおっしゃる方がいらっしゃるようですが、
憲法19条の思想、及び内心の自由が個人の全ての思想に無秩序に 適用されるものでないことを自覚されるべきでは 憲法12条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、 これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、 常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。 公立学校の先生は、国民に信任された方ではありません。公務員(社会への奉仕者)です。
そして、教育委員会は地方自治体の長(これは選挙で選ばれています)により選ばれ、議会(この面子も 選挙で選ばれています)の承諾を得た人、つまり、地方自治体の長や議会の責任によって選ばれた人たちです。 職務命令は教育委員会(など)によって発せられているのですから、 これは、選挙によって選ばれた人の意向に沿って出されているのではないですか? つまりは、その地方自治体に住む人たちの意向がそのような命令を出させているのです。 だから、公立の学校において教育委員会から「歌うように指導せよ、職員は歌うこと」 という職務命令が出ているのならば、学校の先生は「歌うべき」であるでしょうし、 「歌うように指導するべき」です。 そうすることが教育に必要だと選挙によって選ばれた人たちから指示されているわけですから。 それは、思想の自由とは関係ありません。職務です。 (1)有効な職務命令ではないと考えるのならば、裁判所にその命令の効力を停止するように要求するべきです。 (2)そのような職務命令を出すような教育委員会はおかしい、と考えるのならば、今すぐロビー活動をはじめるべきです。 そして、議会や自治体の長などを自分の考えと同じような考えを持つ人が選ばれるように努力するべきです。 上記(1),(2) の民主的なプロセスが奪われているならば、僕は「おかしい!」と叫ぶのもありだと思います。そのとき*こそ*、僕たちにある「思想の自由」を守るべきときです。 でも、これらは可能です。住民の同意が得られれば元に戻せるのです。 そうである以上、僕らはこの件に関して(合法的な手段以外で)反対するべきではありません。それは民主主義への挑戦です。 違いますか? 86. しげるぱぱ 2004/06/10(Thu) 21:31:25
>BVV5さん
今日はやけに極端な意見を吐かれますね。 >国旗国歌法の一体どこに 書いてませんよ。 ついでに言うなら、入学式や卒業式の式次第は国旗国歌法に従って作成されてる訳ではないはずですが。 さらにさらに。 国旗国歌法のどこにと仰るなら、国旗国歌法に日本の国旗は日章旗、国歌は君が代と定められているのだから、それを否定しちゃいかんでしょう。 >強制しうるかどうか、と言う問題と、個人の賛否の問題とは別次元の問題 同意しますが、結論はまるで逆になるんですけど。 個人の賛否はとりあえず置いておいて、とりあえず決められたルールは守らなくっちゃ! ひとつ確認しておきたいのですが、国旗を敬い、国歌を誇りを持って歌うこと自体については どう考えますか? 日の丸、君が代でなければ国旗を敬い、国歌を歌うことにやぶさかではないのでしょうか? 例えば国民投票とかで日の丸・君が代が国旗、国歌に制定された場合、その時否定派の方々はどうするのでしょうか?やはり起立せず、歌うのを拒否するのでしょうか? 入学式・卒業式で国旗を掲揚し、国歌を斉唱するように、というのは文部科学省なり、東京都なりの方針なわけです。 その方針に異議があるのであれば、国会なり都議会なりで議論すべき事項でしょう。 一般大衆として異議を申し立てるのであれば、選挙権を行使するなり、裁判所に提訴するなり、 公開の場で議論するなり、いろいろな方法があるのです。 それをいきなり、式の場でゲリラ的に抵抗するのは何かおかしいんじゃないですか? 式次第はいわば「ルール」です。 決められたルールには従わなければなりませんし、「ルールを守れ」というのは別に強制でも何でもありません。 もちろん、ルールがおかしければ改正しようと働きかけるのは自由ですが、ルールの改正には民主主義の原則が働くのです。 第一、教師自らルールを守らないでは、生徒達に「ルールを守れ」と言えませんよ? 生徒達から見れば、校則だって「一方的に押しつけられたルール」にすぎませんよ? 今国会の年金改正法案だって、決まってしまった以上、次に改正されるまではこのまま運用されるのです。 別に敬いたくなければ敬う必要はありませんし、歌いたくなければ歌わなくても結構です。 但し、形式でも何でも構わないから、式次第には従うべきでしょう。 起立して心の中で「ケッ」と思ってれば良いのだし、口パクで歌うフリするなりすればいいのです。 それも出来ないなら、それこそ式そのものに出席しなければ良いのです。 もっとも、教師たる者が自分の個人的信条のために教え子たちの入学式や卒業式を欠席するようでは教師としての自覚を疑いますが。 書いてるうちに過激になっちまったな。 どもすいません。m(__)m 根本的なところですれ違いが起きてるんですよね。。。 日の丸・君が代は怪しからん。 日の丸・君が代のどこがいけないの? 否定派の方々には、このあたりの自説の説得力をもう一度見直して頂きたく思います。 私を含めた肯定派の人間だって、考えた結果として「日の丸・君が代に罪はない」 と結論づけているのですから。 #もちろん、右翼的な考え方の方もいらっしゃるわけですけどね。 87. と 2004/06/10(Thu) 21:55:19
少し、しげるぱぱさんの、尻馬に乗させて頂きます。
自国の国歌や、国旗に敬意をはらえな人間が、他の国の国歌や国旗に敬意をはらえる訳が無いという論調も聞きます。 わが身に照らし合わせてみると、当たらずも遠からずという気がします。 88. かすが☆。 2004/06/10(Thu) 22:08:43
嫌なら私学へ行けばいいだけの話では?
ただそれだけの問題だと思うのですが。 時として、自分の意志や決意を貫くにはお金がかかります。 89. 眩々 2004/06/10(Thu) 22:51:03
>しげるぱぱさん
>国旗を敬い、国歌を誇りを持って歌うこと自体についてはどう考えますか? この質問こそが一番大事だと思うのでお答えします。 私は誇りや敬意というのはそれぞれ自分や他人という個人の努力に向かってあるべき感情だと考えています。 例えばほぼ自分一人で何かの仕事をしてその結果に誇りを持つ。 ま、これを基準にしましょう。 次に数人で協力して何らかのプロジェクト成果を出す。 この場合、努力したのは自分だけではなく またプロジェクトも自分一人の思い通りになるわけではありません。 成果に対する誇りと責任は共に分割されてしかるべきだと思うのです。 国などは最たるものです。 自分の思ったとおりに動いてくれるわけではなく、 個人の努力が国の行動に占める割合など一億分の一以下でしょう。 ならば誇りも責任も一億分の一で充分です。 自分を他人、誇りを敬意で置き換えてもだいたい同じ理屈です。 90. 金子神 2004/06/10(Thu) 22:51:27
……あんまりこの話題続けると、公務員叩きにするよ?
「この国の公務員はあんな事を〜。だから愛国心は〜。」 て……。 敗北を終戦と置き換え、真剣に明治以降の政治と、国情を研究し、 反省していなかったツケが回っただけ。 何でそんなに難しく考える。 物事は単純化して捉えた方が良いと思う。 今回の論点は、東京都にて国歌斉唱を強制した。 ここが始まりな事は皆共通の認識のようです。 しかし、今回の通達の根拠となる国歌・国旗法の制定時に大臣が、 「教育現場に強制しない」 と、明言し、国会の議事録にも残っている。 ならば、今回の都の通達は明らかに大臣の発言と食い違い、問題でしょう。 これだけですよ? たったこれだけの事が何故理解出来ないのです? 何故? どうして? くだらねぇ…… 91. 98狂 2004/06/10(Thu) 23:15:46
>くだらねぇ……
人は、その一見くだらなく感じる議論を通じて成長するのですよ。 まぁ、言うだけ言って成長しないというか後退している方も時折見受けられますが(汗 選ばれたはずの議員が選んだ人々の思いを無視して活動する事はよくあることですが(笑 年金未払い発覚したが辞めない代表の居られる党を指示している人々から、よく投票のお願いはされますねぇ。>絶対入れないけど >金子神 さん
> 今回の論点は、東京都にて国歌斉唱を強制した。 > ここが始まりな事は皆共通の認識のようです。 > しかし、今回の通達の根拠となる国歌・国旗法の制定時に大臣が、 > 「教育現場に強制しない」 > と、明言し、国会の議事録にも残っている。 > ならば、今回の都の通達は明らかに大臣の発言と食い違い、問題でしょう。 はい。そこで重要なのが次なんです。 地方自治は国政とは「独立」していて、地方の教育委員会が職務命令を発したわけです。 その職務命令は、大臣の発言とは無関係に有効でしょう。 だって、大臣の発言は法律や政令としての強制力を持っていませんから。 だから、その職務命令自体は「合法的なプロセス」に従って出されてるんです。 これに文句をつけるのならば、 (1) 司法的なプロセスを経る。 (2) 地方自治体の立法&行政府のプロセスを経る。 の二種類の方法を通すべきなんです。 それをしない限り、職務命令は合法的な命令なんですから、履行しなければ公務員は公の奉仕者とは言えません。 僕たち日本人は、第二次世界大戦前に、国民のコントロールを受け付けない軍部というものを経験しました。 つまり、公務員が職務命令に対して勝手に行動するという事を黙認し、とめることができずに、暴走させてしまったのです。 合法的なプロセスを経て起きた事柄に対しては、合法的なプロセスを通して解決するべきです。 公務員に勝手な行動を認めてはいけません。 僕は「国歌を歌いたくない」人は歌う必要がないと思います。 でも、公務員は選挙で選ばれた国民の代表者の命令には従うべきです。 軍部は「議会と日本国政府の考え方が自分たちの思想に合わないから」職務命令を無視して暴走しました。 先生たちは「議会と地方自治体行政府の考え方が自分たちの思想に合わないから」職務命令を無視するのですか? どこが違うんです?民主主義の根本を否定しようとはしていませんか? 僕は公務員ではありません。ただの学生です。 でも、この風潮が広がることのほうが僕の権利を守る上で危険だと考えるのはおかしいですか? 東京都だけこんなことするのはなぜでしょう?
> 地方自治は国政とは「独立」していて、地方の教育委員会が職務命令を発したわけです。
> その職務命令は、大臣の発言とは無関係に有効でしょう。 素朴な疑問なんですけど、難しい事は分かんないけど、 地方自治も法律の下に行われているわけで、国が言う事と違う事をしてもいいんですか? 95. BVV5@Vice Admiral 2004/06/11(Fri) 00:34:45
都立校が人気が無くなり、私立へと生徒が流れたことがあります。
バブルという時期に重なって見えにくいのですが公立学校より私立学校を選ぶ人が多かったのです。 その時期の東京都知事を調べて見ると興味深いことが解ります。それをどう解釈するかは個人の自由でしょうから意見は控えます。 よく似たことは大阪でも興りかけたのですが、こちらは小規模でした。 時は1970年からしばらくの間です。 96. Alphalpha 2004/06/11(Fri) 00:42:13
>KaI さん
そこらへんを言うなら、教育委員会が民主的なプロセスの下で編成・行動しているかって問題があるんですけどね。 大戦期の軍部人事だって、国会で承認されるという「民主的な過程」を経て決定され、 末端の軍人はその「職務命令」に沿った行動をしていただけなわけですし。 >BVV5 さん あの時期の衰退は、学区制の運用方法の問題で「進学高校を選べない」 「トップ校が広い地域から生徒を集められない→進学実績が悪化という悪循環にはまる」あたりが最大要因ですね。 元々私学志向の強い地域で、有名大学やその付属高校も多く、親も金があってエスカレーターなんて言葉が流行ったのもこの時期でしたか。 んで、本題に戻しますが。 私は東京の出身ですが、10年ほど前の卒業式の時には、 日の丸は式場の演壇の横に校旗と共に、君が代は全員起立でテープで流れて歌いたい人だけ歌う、こんな感じでしたね。 今の東京都だと、これは全部アウトで、君が代は「ピアノ伴奏」で「斉唱」、日の丸は「正面」でないとダメだそうで。 ちょっとヒステリックに過ぎるなって気もします。 97. 皇帝スーパーブラックバード 2004/06/11(Fri) 00:51:55
伸びてるなぁ。
>日本国憲法 >第19条 思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。 そうですね、その通りです。 ただし、これが無制限に適用されるものではないと気づきませんか? 憲法19条に書かれている通りに「拒否する自由」を行使した挙げ句に他の人の自由を侵していませんか? 式典に参加したその他の人たちの「式典に参加し、国歌斉唱をする」という自由を。 自分たちの思想だけを貫徹できればよいのであれば、それはとても自己中心的な所業でしょう。 この12条を援用するのであれば19条にも配慮する必要があるのでは? それとも自分だけ良ければよいとお考えですか。 他の人も書かれていますが、正規のルートから発せられた命令を自分が気に入らないから脊髄反射で拒否した、ではNGでしょう。 意志を伝えたければ正規のルートを通じてきちんと筋を通すべきではないかと思いますが。 通すべき道を通した上での話し合いならどんどんやるべきです。それができるからこその民主主義なんですから。 >大戦期の軍部人事だって、国会で承認されるという「民主的な過程」を経て決定 当時の国会は政党がすべて解散させられて「大政翼賛会」として一本化されていました。1937年頃のことです。 それに反体制派や軍部に批判的だった人々は徹底的な弾圧を加えられて気息奄々の状態でした。 これをして「民主的」とは言いづらいと思いますが。それに当時、国会に軍部を統制する力はありませんでした。 98. しげるぱぱ 2004/06/11(Fri) 00:56:44
>眩々さん
なるほど。 私の考えとはまったく違うので理解は出来ませんが、 少なくとも首尾一貫しているので納得はできます。 ただ、他の否定派の方々ともすこし毛色が違うようで...。 >BVV5さん 美濃部都政ですか? うーん、確かに革新都知事ですが...、今とは受験制度も違いませんでしたか? 国旗・国歌と絡めるのは無理がありそうですが。 #ホントは私の小学校時代までのことだから、よく判ってないだけ。 >国が言う事と違う事をしてもいいんですか? 大臣の発言は法律や政令としての強制力を持っていない というところがポイントですかね。 故吉田首相の国会答弁に↓なのがありますよね。 「戦争放棄ニ関スル本案ノ規定ハ、直接ニハ自衛権ヲ否定シテハ居リマセヌガ、 第9条第2項ニ於テー切ノ軍備ト国ノ交戦権ヲ認メナイ結果、自衛権ノ発動ト シテノ戦争モ、又交戦権モ放棄シタモノデアリマス。従来近年ノ戦争ハ多ク 自衛権ノ名ニ於テ戦ハレタノデアリマス。…故ニ我ガ国ニ於テハ如何ナル名 儀ヲ以テシテモ交戦権ハ先ヅ第一自ラ進ンデ放棄スル。…世界ノ平和確立ニ 貢献スル決意ヲ先ゾ此ノ憲法ニ於テ表明シタイト思フノデアリマス。」 今じゃ、自衛隊はイラクに海外派兵までされてます。。。 > Tambo さん
> 素朴な疑問なんですけど、難しい事は分かんないけど、 > 地方自治も法律の下に行われているわけで、国が言う事と違う事をしてもいいんですか? 法律や政令とか以外の強制力がない物を根拠に、地方公共団体が制約されるのですか? 地方自治体の権限の範疇にある事は地方自治体が行わなければ独立を侵された事になるでしょ。 そして、決める途中で大臣が述べた事にどうして地方自治体が制約されるんです? 発言に責任を持たない「大臣が悪い」としか言えないのでは? #だって、止める事だって彼らにはできますから。 東京都の手続きが合法的なのならば、僕らはそれに従わないと。 おかしいと思うなら、 (1)司法(2)地方行政府、立法府(3)国政 (3でもできますね。) でちゃんとした手続きを踏んで止めるべきだと思いません? 地方公務員は地方の選挙で選ばれた人たちに従わないと駄目ですよ。 なぜ、東京都だけなのか? そりゃ、東京都民がその様な考えをする代表を選んだからです。 駄目だ、と思うなら、まず裁判所で文句を言うか、今すぐ都知事をリコールする運動を始めて、 リコール後に立候補する準備をするとか、 本当はそう言う事をするべき何じゃないでしょうか? > Alphalpha さん > そこらへんを言うなら、教育委員会が民主的なプロセスの下で編成・行動しているかって問題があるんですけどね。 > 大戦期の軍部人事だって、国会で承認されるという「民主的な過程」を経て決定され、 > 末端の軍人はその「職務命令」に沿った行動をしていただけなわけですし。 ちょっと引用しますが、 >> 委員は、当該地方公共団体の長の被選挙権を有する者で、 >> 人格が高潔で、教育、学術及び文化(以下単に「教育」という。)に関し識見を有するもののうちから、 >> 地方公共団体の長が、議会の同意を得て、任命する。 (「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」からです。) だそうです。 教育委員会のメンバーは地方自治体の長が直接選び、議会に承認を同意を求めるんですよ? つまり極論すれば、Alphalpha さんが東京都知事になって、Alphalphaさんと意見を共にする議員が都議会に 沢山居れば、全員好き勝手に選べるはずです。 # 一応、誰も突っ込まないので、補足を。 # これは、厳密に言うと駄目です。 # でも、無所属で自分の考えに近い人を過半数選ぶ事は可能ですけどね。 # 民主的なプロセスで選ばれた事を否定する事は不可能ですが。 そういうプロセスを経たら、みんな納得してくれると思いますよ。 公務員なのに選挙で選ばれた人から直接選ばれた集団の職務命令を「思想の自由」の一言で無視したら、 軍国主義の復活だ、とか言われてもしゃーないでしょう。 強制が問題だと言ってる方も居ますが、この中で一番重要で非常に大きい問題は 「合法的なプロセスを経ずに先生が反対している」 部分にあると僕は考えます。 #で、だれもそれに納得のいく回答をくれません。 国歌国旗法が既にあるのだから、それについての対立は国会でしましょう。 強制力がない、と法律に加えないと駄目なんじゃないですか? でも、法律を改正するまでは、今の状況に甘んじざるを得ないです。 それが、民主主義で行うべきルールです。 公務員の暴走を防ぐための僕らの持つ唯一の方法です。 違いますかね? (すこし訂正しました。) 100. 普通要塞 2004/06/11(Fri) 01:15:49
100げっと⊂(゜Д゜⊂⌒`つ≡≡≡
101. b 2004/06/11(Fri) 02:13:38
102. kita 2004/06/11(Fri) 07:00:12
論点が拡散して、めんどくせぇのですが、とりあえず予告的に以下の点を指摘します。
i)手続きが適法であるかどうか ii)それが、より上位にある法に整合するかどうか いうことの混同 iii)特定の行為を強制されない自由(消極的自由) と iv)なにかをする自由(積極的自由) の混同 v)自らの意見を反映させる際の制度的裏付けのある手段(行政レベルの異議申し立て制度、司法、立法)は「合法」である vi)「合法」であるのは制度的裏付けのある手段のみである の2つの同一視 キチンと展開するかどうか、仕事が終るかどうかで決めます(笑 103. #四季 2004/06/11(Fri) 09:46:21
#そういや、高校野球(剣道、柔道とかもかな?)の、丸刈り強制って、全く納得出来なかったなぁ。それこそ時代錯誤過ぎで。
#君が代ダメでこっちはオッケーなのかヨ、とセンコードモに言いたかったものです。 104. BVV5@Vice Admiral 2004/06/11(Fri) 12:47:28
>学区制の運用方法の問題で「進学高校を選べない」
言いたかったのはこれです。個人の自由も尊厳もあったものじゃないです。学区制はそこに引っ越して受験すれば本人の努力で希望校に行くことも夢ではないですが、くじ引きなんていう方法は人を人と思わない方法と感じました。 私より弁の立つ論客が多いのであんまり書く事も無くなってますが
憲法などで基本的に保証されているものでも 下位の法で個別に制限を受ける物は幾らでもありますよ。 思想信条は個人の内にある限り無制限に自由ですが それを外に表明(表現)したり具現化する手段は、 特段 違法適法云々に係わらず、大きな制約を受けます。 法に制約(強制)する文言がないからと云って「個人の自由」が 度を過ぎてしまえば、いつしか明文化された規制が出来ます。 集会の自由なんかも暴走族相手に制限を加える法律が ありましたよね?で、この法律は対象を暴走族などに限定する ために政治団体などを除外する文言が入っていた筈ですが(記憶曖昧) これを逆手にとって政治団体として登録した暴走族もありましたね。 彼らにとって違法改造車両で他の車両や地域住民に迷惑を掛けるのは 自らの政治思想・信条の具現化の為に必要な表現手段って事ですか。 (‥…横道逸れて)斯様な政治団体が世の中に罷り通る様になると 特攻服を身に纏い「気味我拠反対思想自由連合惨状!世露死苦」と 幟立てた改造バイクが卒業式やってる学校の校庭を爆走したりして(ぉ # で、それに対立する「七生報國愛國同盟関東皇夢院会議」とやらが # 乱入してきて阿鼻叫喚絵図が繰り広げられたりするんでしょうねぇ(汗 > 大臣の発言は法律や政令としての強制力を持っていない
> というところがポイントですかね。 > 法律や政令とか以外の強制力がない物を根拠に、地方公共団体が制約されるのですか? > そして、決める途中で大臣が述べた事にどうして地方自治体が制約されるんです? と言う事は、国会で正式に発言したのに影響しないとは、国会審議というのは何の役にも立たない物なんですね。 そういうものなんですか。何か変なの〜 裏で決めて議決だけすれば完了ですね。 > なぜ、東京都だけなのか? > そりゃ、東京都民がその様な考えをする代表を選んだからです。 > 以下略 そう言うことじゃなくて、なぜ東京都がそう言う行為をするのか、しなければならないのか、何のためにするのかと言う事です。 強制しろと何かで決まってるわけじゃないですよね。 > Tambo さん
> と言う事は、国会で正式に発言したのに影響しないとは、国会審議というのは何の役にも立たない物なんですね。 > そういうものなんですか。何か変なの〜 > 裏で決めて議決だけすれば完了ですね。 議論の過程での発言と議論の結果を同一視してはいけないでしょう。 # 議論の過程が役に立たない?そんなこと言わないでください。 # そこでの発言は次の選挙で代表者を選ぶときに有効です! # 言葉と行動が伴ってないなら、落選させれば良いのです! 無論、言いたいことはわかります。 議論の途中で、そのような発言を大臣がしたのならば、法律を運用するにあたっての政令などで歯止めを掛けるべきだったのでしょう。 でも、それをしてないのだから、仕方がないじゃないですか。僕らが選んだ議会が選んだ内閣が悪いんです。 つまりは、僕らに責任があるのです。 > そう言うことじゃなくて、なぜ東京都がそう言う行為をするのか、しなければならないのか、何のためにするのかと言う事です。 > 強制しろと何かで決まってるわけじゃないですよね。 東京都の教育委員会が「強制しよう」と決めたわけです。 彼らはそうする権利がありますから。 そこに理由があるのかどうかは、都民の皆さんが教育委員会に聞いてください:-) きっと、石原都知事や議会の皆さんが「教育にそういうことが必要だ」とか思う人を教育委員会に送り込んだので、 教育委員会が教育に必要だと結論付けて、決めたんじゃないですか? 僕はそんな風に考える所に住みたくないなぁ。日本が好きな気持ちなんてものは自然発生的にできるべきだし。 # 追記 # 僕は自称中道派、それも革新寄りの考えを持ってます。 # だから、システムをちゃんと守るべきだ、強制するのは問題ない、と主張してるんです。 # 僕自身は、「職務命令でばしばし処分」はやりすぎだけど、石原都知事だしなぁ。当然だなぁ。とか思いますね。東京都民の自業自得でしょう。 # 実際の運用では、「歌うように指導するけど、どうしても歌いたくなければ口パクあたりで妥協する」とか、「「国歌」に敬意を示して起立しておく。」とか、 # そういう双方の歩みよりはないものなのかねぇ。と思います。 # そういうのが現実的な対応なんじゃないかなぁ。こういうイデオロギーの争いになりがちな物は。 # 「国歌」として国会で決議したのだから、敬意は払うべきでしょうし。 # どう思います?ぶっちゃけた話、これはバランスの問題でしょ? 108. ふうせん 2004/06/11(Fri) 23:05:55
おまいらPCを捨てて書を読もうぜ!!
このスレに参加した人は絶対読んでほしい本です. 「民族という名の宗教― 人をまとめる原理・排除する原理」 なだいなだ(1992) 岩波新書 そもそも君が代日の丸などというものは戦前の国家神道の色彩を色濃く帯びてきて、
到底拭いきれる代物ではなく、そのようなものを国旗国家として制定するなど、 憲法20条第2項に規定する宗教的活動に当たると考えるのが妥当です。 一例として「君が世」の文を「天皇の治世」など以外の意味だと本気で主張したいのなら、 解釈で誤魔化すような姑息な真似をせずに、最低限その文ごと変更するべきです。 誤解を招きたくないなら李下に冠を正さないようにするのがまっとうな行き方でしょう。 日の丸に関しても、戦前から政治的文脈で用いられてきた記号は、 もはや独立した1記号ではありえません。鉤十字だって元々はただの記号でしょうが、 今かりにこれを掲げて「悪意はない。これは現在は平和の象徴だ」と言ったとしても国際的に通用しませんよ。 憲法第99条中には「公務員は、この憲法を尊重し擁護する」とあります。 それを遵守し、思想良心の自由を守るため、「天皇を中心とする神の国」を 再興する足がかりとする宗教教育に反抗する行動を、 憲法に反した国及び地方公共団体の行う宗教的活動の一環として、 弾圧しようなどというのは言語道断だと思います。 大体愛国心などといっている方々の言う「国」とは「彼らの考える国のあり方」です。 自分達がいいといっている象徴を人に強制して愛国心を強めようなどというのは 「最高です」と叫ぶ宗教団体と五十歩百歩であると私には感じるんですがねえ。 こう言う方々の姦計にあって、自由及び権利を不当に剥奪されることの無いように、 憲法12条には「不断の努力によつて、これを保持しなければならない」と、まず あるわけです。 110. くろきし 2004/06/12(Sat) 02:57:46
従来、日本国が慣習的に国旗を「日の丸」、国歌を「君が代」としてきて
それを今回、法律によって成文化しただけのことでは 自分の信条に気にくわないだけの理由で、適切な法的手段も取らず 発せられた職務命令に従わずに職場を混乱させる東京都の教員は 地方公務員法32条を読んでみろと言いたい、そして自らの行動が 憲法12条の謳う権利の乱用に他ならないことを自覚しろと言いたい さらに、日の丸に反対するなら責任を持って改正案を示せ 国旗を否定するのなら、国旗の存在を前提として日本国が締結している 国際海洋条約、国内法などの法規と自信の主張の不整合をどう説明する気か 無責任な反対のための反対だけなら百害あって一利なしだ 111. Blau-Ritter 2004/06/12(Sat) 17:57:21
>109
…本来的に、鉤十字は厳密には国旗じゃなかったはずですが。 日の丸と並列に述べるのはちょっと無理があるような… >今かりにこれを掲げて「悪意はない。これは現在は平和の象徴だ」と言ったとしても国際的に通用しませんよ。 フレンチトリコロールが「自由、平等、博愛」の象徴になったのは、かなり近代になってからですが、それ以前は「絶対王権を支える3つの柱(階級)」とされていましたよ。 結局、記号の意味を変えていくのは人間だと思いますけど。 #国旗、国歌反対派の主張って、政治家の禊と一緒で、「水に流してしらんぷり」っぽくて好きじゃないなあ。 #私だけは潔白です。って主張にしか見えない… 112. gymnast 2004/06/12(Sat) 21:50:35
現在の憲法の根幹にある、個人の尊厳という価値(明治憲法からのドラスティックな価値転換)からみるとき、公権力による国歌・国旗の法定、ないし具体的場面における強制は大きな問題をはらんでいるように思います。
有力説によれば、個人の尊厳は個人の自律(自らの生き方、価値観を自ら選択し行使すること)の保障を意味し、このような個人の領域に対して、公権力が「公共の福祉」に基づく制約・干渉を行うことは許されないとされています。 そして、そのような領域を公権力が制約するような立法・政策が施行されても、個人の自律は多数者の利益のために犠牲にされず、それらの効力を覆しうる、とされます。 国歌の斉唱を強制される個人が、信条に反することによる耐え難い苦痛を感じ、なお罰則の存在をもって強制されるとき、このような状況は個人の自律を侵害するものであるといえます。(現代版の踏み絵といわれる所以です) 公権力による、国歌・国旗の強制は、以上のような観点における思想信条の自由を侵害するものであるということができます。 また、思想信条の自由は、以上のような、個人の自律の保障としての側面のほかに、社会における多元的な思想背景を持った多様な人々の存在を前提とした、民主的政治過程の維持・確保という側面も持っています。 社会の大多数が認めることを理由として、少数者の思想を否定し、その内容を基準として不利益を課すことが公共の福祉によって正当化され、規制されうる立場にある国民自身がその制約を甘受するような社会が、健全で民主的と評価されることなど、ありそうもないことです。 このような意味における思想信条の自由は、表現の自由と並んで民主的政治過程の維持という公共の福祉を目的として保障されるものであり、公権力が思想の多元性の排除につながる行為を行うことは、公共の福祉にもとる行為です。 社会契約に国家の正統性の基礎をおく以上、国家の役割もまた人権の保障(有力説によるところの自律)、公共の福祉によって制約を受けることは理論的に避けられず、無制約なものではありえません。 公権力による国旗・国家の強制は、以上のように個人の自律、民主的政治過程の維持という、少なくとも二つの側面において問題があるといえそうです。 スレ立て人の最近の政治的発言は一昔前の怪魚氏やYOU。氏の右翼版であって、
強い不快感を感じたので私は反論しています。 > 国際海洋条約、国内法などの法規 これをもって憲法に規定される国民の権利と自由を制限する根拠とするのは本末転倒でしょう。 ましてや公教育の場に宗教教育を持ち込む根拠とするには余りに薄弱です。 少なくとも今回のような、憲法の下位法である国内法の、憲法に抵触する運用形態は 根拠とはなり得ないわけで。条約は国旗国歌の中身が日の丸君が代で無ければ 成り立たない内容なのですか?おそらく条約で要求される国旗なるものは 便宜的な標識に過ぎないでは。そこへ特定の思想や宗教色を帯びたものを わざわざ指定したから不具合が生じているわけで、そんなものは代えたら済む話であって、 条約を締結した他国の船員は日の丸が他のものに代わったとして不都合は無いでしょう。 > さらに、日の丸に反対するなら責任を持って改正案を示せ 国民から広く公募し、選挙の際などに投票したらよい話では? というか、そう言う案は昔からあって、意図的に無視し通しただけでしょうに。 私は投票の際、諸外国の反感を買わないようにし、そして社会通念に照らして 特定の思想や宗教色やわいせつ性などを帯びないように努めるべきだと考えます。 (技術的にはマルバツ空白の3選択肢とし、〜%以上のバツのあるものは除外するとか) ただ、そうして決定された場合でも強制という性質にはなじまないでしょうね。 > 鉤十字 図形がただの図形にとどまらず、思想を帯びた象徴である点で同じだと言いたいのです。 > フレンチトリコロール 現代においてこのシンボルを採用しつづけることで、絶対王政を再興しようとする勢力に 国が特別の待遇をしたことになり、何らかの形で利益を与えることになるのですか? この点で今の日本とは異なると思います。 114. Alphalpha 2004/06/13(Sun) 04:23:36
この話のバックグラウンド的な部分についてですが。
教育現場に戦時に軍国教育の尖兵になってしまったって反省がある関係で、「上からの思想強制」には非常に敏感であるということ 及び、そこから来る教育の思想的独立という発想があって、行政・教育現場から独立した第三者監視機関としての 教育委員会が存在するんですよね。行政・立法に対する裁判所なんかと同じで。 だから、むしろ問題は、東京都寄りの人事を取りつづける教育委員会と現場の対立であって、 その対立の道具に、故意か不幸にか、君が代や国旗が選ばれてしまったというほうが正しいんですよね。 だから、この話は本来、強制される思想の内容には関係なく、教師個人への思想の強制でもなくて、 行政による教育現場への思想の強制が問題のはずだったのですが。 話を元に引き戻すと、現実問題として東京都の場合は双方で手段と目的が入れ替わっての泥沼状態ということで。 歌斉唱反対云々が問題になってきたのはここ10年くらいであって、それ以前は国歌や国旗を全く出さなかったわけではなくて、 大半では適当なところで妥協が成立していたわけですし。 ところで。 別スレッドの年金の話題と交差しますが、 最近の愛国云々という論調の盛り上がりは、少子高齢化に従って生じてきた若年層の不満を上手く丸め込む戦略に思えてどうにも。 年金制度を初めとした社会保障制度の崩壊を押さえ込むための手段の一つとしての愛国心政策なのかな、 っていうのは考えとして穿ちすぎですかね。 あえて、gymnast様、大熊猫様からご理解を得ようとは思いません。
というよりは、私自身の考え方がgymnast様のご紹介された主力説を支持してませんので。 一元的外在制約説は、「公共の福祉」は全ての基本権に対する一般的な原理であり、人権の外にあると考え、 公共の福祉の実現のためと限定すれば思想信条の自由も含む、全ての権利を制限する立法は可能であるという説です。 公共の福祉に反する権利行使を権利の乱用ととらえると言うことです。 比較考量論は、個人の人権を規制することによって社会が得られる利益(=公共の福祉)と、 規制によって失われうる個人の人権からの利益とを比較し、社会の得られる利益が大きいと判断されれば 個人の人権を規制することが出来るという考えです。 いずれも憲法12条を根拠としています。又、過去の判例はこの2つによっています。 故に下位法令であっても、場合によっては憲法を制限できます。 その上で、国歌・国旗の強制を容認できない、絶対的多数でない人の信条と 国を識別する記号として必要な国歌・国旗を制定する社会的利益を比較した場合、 後者の利益が大きいと私は判断します。故に必要に応じて国歌・国旗の強制もやむ得ないと考えます。 日の丸、君が代はともに慣習的に国歌・国旗として用いられていたもので特段の宗教的意味は無いと思いますが 更に言えば、憲法1条等を読めば、天皇が日本において特別な存在だと考えられます。 そして、日の丸、君が代が、現状では日本国の国旗、国歌であり、そのことをとりあえずは容認すべきではと思います。 >そう言う案は昔からあって、意図的に無視し通しただけでしょうに。 国会などで法案として提出されましたか? >諸外国の反感を買わないようにし 不可能だと思いすが、国が存在し利害が対立する限り反感は避けられないと思います。 利害が対立したら当然、国の象徴である国旗に反感は向かうと思いますが。 それとも、利害が対立するたびに国旗を変え、一方的に相手に貢ぎますか、 東海、竹島、南沙諸島、魚釣島、各種特許etc... 議論することは無意味でないにしても、結果は平行線だと思いますが #余談になりますが、自分の高校の時は国旗掲揚あり、国歌テープで起立、歌いたいのが歌う #歌いたくない(歌えない)のは立ってるだけでしたけど、このぐらいがいい気もしますが #都知事につられたか >114
> 大半では適当なところで妥協が成立していたわけですし。 >115 > #余談になりますが、自分の高校の時は国旗掲揚あり、国歌テープで起立、歌いたいのが歌う > #歌いたくない(歌えない)のは立ってるだけでしたけど、このぐらいがいい気もしますが どこかに適当な妥協点を見出せればそこで落ち着けて便利であることは理解します。 そして今回の事態が以前に比べて随分強硬になった、以前の方が現在より自由が あったと感じます。 > 議論することは無意味でないにしても、結果は平行線だと思いますが 実際そうだと思います。そうであるのに反対意見に対する配慮を著しく欠き、 一方的に罵倒する目的でこのスレを立てたのが憤懣やるかた無かったのです。 > 「公共の福祉」 「天皇が中心の神の国」発言は小渕総理のすぐ次の森総理の発言でして、 戦前からそう言う思想ないし信仰が脈々とあって、国旗国歌法はそう言う方々の 念願であったことは容易に想像できますよね。君が代日の丸を戦前の意味以外に 他の解釈もあるぞと誤魔化すのは、その方々の推進する国の宗教的活動を包み隠し、 判断を惑わせる煙幕に過ぎないと思います。 日の丸掲揚・君が代斉唱(の指導)を強制する宗教教育による達せられるものは、 公共の福祉というよりはむしろ神国日本を唱える信仰を持つ人々への 特別の待遇と援助を与えるものであって、憲法上問題だというのです。 全体主義への傾向と言う意味だけ取っても非常にきな臭い事態であるといえるでしょう。 > 国会などで法案として提出されましたか? 法案として提出されなければ無視しても良いのですか? 議論のある場合に性急に物事を決めずに、成り行きを見守る方策を採れば 自ずから提出は機の熟するのを待つのではないのですか。 > 国が存在し利害が対立する限り反感は避けられないと思います。 反感の原因が違います。国旗国歌それ自体の持つ意味が、少なくともその制定時点で 他国の国民に屈辱的である場合などに生じる反感は避けるべきだということです。 117. 皇帝スーパーブラックバード@仕事中 2004/06/14(Mon) 12:42:01
>戦前からそう言う思想ないし信仰が脈々とあって、国旗国歌法はそう言う方々の
>念願であったことは容易に想像できますよね。 私には想像できません。主観ではないですか。人それぞれ主観は異なります。 >法案として提出されなければ無視しても良いのですか? 法とは何のためにあるんでしょうか。そう言った議論があるにせよ、実際に有効になるまでは現行法が有効でしょう。 >他国の国民に屈辱的である場合などに生じる反感は避けるべきだということです。 どこの国を指してのことか存じませんが、そこまでいちゃもんをつける国であれば国旗など関係ありませんね。 たとえ国旗を変えようが国歌を変えようが未来永劫文句をつけてくるでしょう。 大体、国旗だの国歌だのに文句をつけてくること自体が異常なので、いちいち取り合う必要はありません。 国旗国歌を変えるのであれば国民の合意の下に変えるべきであって特定のどこかの国に媚びてまで従うべきではないです。 118. しげるぱぱ 2004/06/14(Mon) 13:38:42
>判断を惑わせる煙幕に過ぎない
私、そんな煙幕張ったつもりないんですけど。 #一部の特殊な方々への評価を一般化しないで欲しい。 119. MSR 2004/06/14(Mon) 23:08:26
う〜〜
結局、君が代、日の丸国旗だから否定という事になるのでしょうか? 強要されるから否定なのか? 国家が新しくなり、国旗が新しくなるなら、規律して歌うのか? 何か色々ごちゃ混ぜになっている気がするような!? 自分が理解できないだけなのか? 反対だから、式典中規律しない、歌わない 事を教育者が実行するのも 大人気ない気がするし 中高学生に向かって、この決まりは良くないので、自分は従いません これじゃ校則が嫌だから守りません。と変わらんと思うな えっ、何が言いたいかって自分的にはまず決まりを守った上で、 不満があるなら、ちゃんと手続きを得て、変えるべきだと! 君が代、日の丸 賛成ですよ。 歌の内容、国旗のデザイン 今の若い者が内容まで気にしないでしょう! 良くも悪くも、過去に事実を知って、悪い事をしなけりゃいいのですから 変な書き込みになってましが、まぁ適当に読んで流してください。 序に 日本 の読み方 東京オリンピックのとき応援するのにどうするかという点で にっぽん って事に統一されませんでしたか? 日本海だけが にほん海と読むと ・・・ あっあと日本橋だったかな? にほん橋 ・・・違ったかな??? 120. MSR 2004/06/14(Mon) 23:10:10
うっ!
国家 訂正 国歌 121. 皇帝スーパーブラックバード 2004/06/15(Tue) 00:44:37
東京の日本橋が「にほんばし」で大阪の日本橋は「にっぽんばし」だったように思います。
私は「にほん」「にっぽん」どちらでも良いと思います。意味は伝わると思うので。 >118
> 私、そんな煙幕張ったつもりないんですけど。 > #一部の特殊な方々への評価を一般化しないで欲しい。 では少なくとも一部の特殊な方々がいることは納得していただけるのですね? 私が恐れる最悪の事態は、日の丸君が代を強制したのちに、なし崩し的に 戦前・戦中の意味・用法へ少しずつシフトしていくというものです。 いつの世の中もまさか起きないだろうということが、いつのまにか起きて 手遅れになっているものですし。 >119 > 今の若い者が内容まで気にしないでしょう! > 良くも悪くも、過去に事実を知って、悪い事をしなけりゃいいのですから えーと、私もまだ若いと思ってるんですが(笑) 善悪を理解し事態を冷静に見極め、権力へ盲従せず、暴走させないよう適宜、 監視・制御できる大人に生徒さんが育ってくれることは重要なポイントの一つです。 生徒さんの側に立ってお書きになったと言う意味で、MSRさんは正しいと思います。 ただ、被教育者(この場合高校生ですが)を思想・人格などなど可塑性があって、 しかるに十分な判断能力のない存在として捉えるならば、そうした時期の思想・良心の自由、 信教の自由といった精神的自由権は、前述のような民主的精神を養うために 特に手厚く保護する必要があります。そのよい例が政教分離原則の中の宗教教育の禁止ですね。 もちろん教育者の側の先生の精神的自由権も保護すべきでして。 > 大阪の日本橋は「にっぽんばし」 略して「ぽんばし」ですね。 123. MSR 2004/06/15(Tue) 07:38:56
>東京の日本橋が「にほんばし」で大阪の日本橋は「にっぽんばし」だったように思います。
ああ、東西両方ありましたね!(笑 応援の にっぽん、ちゃちゃちゃ、って感じですかね1? 124. しげるぱぱ 2004/06/15(Tue) 11:54:43
>一部の特殊な方々
が何を指すかについて、いまいちズレがあるような気もしますが、右翼的な考え方の存在は否定しません。 但し、現行の国旗国歌法が右翼的な考え方のみに基づいた産物であるとも思いません。 しごくまっとうな内容だと思うんですが。 私の感覚ですと、日の丸・君が代と天皇制・軍国主義と絡めた上で、 賛成・反対を論じること自体については反対しません。 そこから一歩進んだ行動については反発を覚えます。 正直言って、東京都のやり方に100%賛成指定している訳ではないのです。 但し、式典現場で「個人の主義信条」を振りかざす行為には逆の反発を覚えるのです。 要は両極端にはどちらも反対、ということです。 大熊猫さんには心外に思われるかもしれませんが、式典中に起立しない、歌わないといった行為は、 私には公共の場で「天皇が中心の神の国」的な発言をすることと同レベルの行動にしか見えない、ということです。 >政教分離原則の中の宗教教育の禁止 賛成します。 だからこそ、教育現場での「個人的な主義信条を振りかざす行為」hじゃ控えていただきたい、と。 125. c 2004/06/15(Tue) 12:14:20
>>式典現場で「個人の主義信条」を振りかざす行為には逆の反発を覚えるのです。
卒業式を監視するために自●党の都議等が来て式を監視してますが? 政治活動や宗教活動はご遠慮いただきたい。議員の方。 後これ東京都の問題なんだけど、何で地方の人がごちゃごちゃ干渉するのですかねー 126. 皇帝スーパーブラックバード@仕事中 2004/06/15(Tue) 12:37:56
>ただ、被教育者(この場合高校生ですが)を思想・人格などなど可塑性があって、
>しかるに十分な判断能力のない存在として捉えるならば、そうした時期の思想・良心の自由、 >信教の自由といった精神的自由権は、前述のような民主的精神を養うために >特に手厚く保護する必要があります。 それはそうですが、もし生徒側からの意思の発露として「式典に参加したい、起立して国家斉唱したい」と言われたら? その意思を尊重しますか?生徒を未熟な存在と捉えるのは結構ですが、意思を確認した上で考えるべきでは? 貴方の書き方を見ていると、はじめに「拒否」ありきで、生徒をそちらの方向に誘導している様に見受けられます。 >私が恐れる最悪の事態は、日の丸君が代を強制したのちに、なし崩し的に >戦前・戦中の意味・用法へ少しずつシフトしていくというものです。 そんな考えが出てくるロジックの方がむしろ恐ろしいんですが。 将来的にどこかの国を侵略するとでも言うのでしょうか。 高価な人的資源を浪費してまで得なくてはならない資源など世界中のどこにもありません。 それにその様な巨大な戦力を保持できるとは到底思えません。 >政教分離原則の中の宗教教育の禁止 日本は政教分離政策が上手く行ってる方だと思いますが? あ、ちなみに私もこの点については全面的に賛成です。 私の気持ちとしては・・・ ○国旗掲揚・国家斉唱はすればよい ○ただし、強制すべきものではない ○式典会場などで、拒否だ何だと大騒ぎする輩には同意しかねる (起立しないとか、歌う振りして口パクする等の静かな拒否は構わない) こんな感じですか。 > 私の気持ちとしては・・・
> ○国旗掲揚・国家斉唱はすればよい > ○ただし、強制すべきものではない > ○式典会場などで、拒否だ何だと大騒ぎする輩には同意しかねる > (起立しないとか、歌う振りして口パクする等の静かな拒否は構わない) まあ、どこかでは妥協しないわけに行かないので、小競り合いはあっても この辺が現実的には落としどころなのではないかと思います。 妥協が成り立たず処分者が出たりすると多分裁判なんかになるんでしょうね。 > >戦前・戦中の意味・用法へ少しずつシフトしていくというものです。 > そんな考えが出てくるロジックの方がむしろ恐ろしいんですが。 私はそれは想像力が欠如していると思います。 何も外に向かうのみならず、「非国民」とか言っていた時代のように、 攻撃先は国内の少数派や弱者に向かうことだってあります。 > もし生徒側からの意思の発露として「式典に参加したい、起立して国家斉唱したい」と言われたら? 実際に事件になった一例として所沢高校のは有名ですがそのときは ttp://plaza9.mbn.or.jp/~st310/news/ 多分出席した23名は起立・斉唱することが出来たのではないでしょうか。 もっともその後は校長が変わって双方歩み寄ったようです。 ttp://www2s.biglobe.ne.jp/~taibatsu/000309.htm > 式典中に起立しない、歌わないといった行為は、 > 私には公共の場で「天皇が中心の神の国」的な発言をすることと同レベルの行動にしか見えない > はじめに「拒否」ありき 沈黙の自由についてはどうお考えなんでしょうか。 高度に思想的な事柄について「踏絵」の実行が当たり前という考え方は賛同しかねます。 128. 皇帝スーパーブラックバード 2004/06/16(Wed) 07:00:48
>何も外に向かうのみならず、「非国民」とか言っていた時代のように、
>攻撃先は国内の少数派や弱者に向かうことだってあります。 常識をわきまえない対応をすればそれに見合う評価しかなされないだけでは。 常識の範囲内であれば問題ないと思われますが。 >実際に事件になった一例 生徒側の意志の発露としてならば、こういう事もありだと思います。 要は事前に対処しておくべき事であって、当日に拒否だ何だと騒いだりするのが醜いと思うんです。 >沈黙の自由 126.の最後に書いたとおりです。 >○式典会場などで、拒否だ何だと大騒ぎする輩には同意しかねる >(起立しないとか、歌う振りして口パクする等の静かな拒否は構わない) > >実際に事件になった一例
> 生徒側の意志の発露としてならば、こういう事もありだと思います。 > 要は事前に対処しておくべき事であって、当日に拒否だ何だと騒いだりするのが醜いと思うんです。 まあ、起立・斉唱しない生徒がいることで、日の丸君が代に反対する先生方の 一定の目的は達せられているとは言える気もします。これまでに妥協していた水準で なおかつ式典当日の会場では先生方も来賓の方も騒がず暴れずお互い手を出さずに 玉入れの集計のような感じでやり過ごせれば妥協の成立するところなんでしょうかねえ。 罵声の応酬で式典の本来の目的が希薄になることほど不毛なこともないでしょうし。 (卒業式であれば在校生・卒業生に「卒業」の実感と意義を噛み締めてもらうとか) > >攻撃先は国内の少数派や弱者に向かうことだってあります。 > 常識をわきまえない対応をすればそれに見合う評価しかなされないだけでは。 これはもっと広い意味、国の与える思想に反駁する人だけでなく、 たとえば病人であるとか、体の不自由な人であるとか、門地による差別であるとか、 いろいろなものを指して書いたつもりです。たとえば ttp://www.arsvi.com/1990/990700sh.htm とかにその一部が窺い知れます。(私はキリスト教関係者じゃありませんが) 130. MSR 2004/06/17(Thu) 08:02:36
>罵声の応酬で式典の本来の目的が希薄になることほど不毛なこともないでしょうし。
本来、入学式、卒業式などは生徒(子供)達への節目の行司であると思う。 国旗、国歌反対だから阻止する 的な大人(先生たち)の対応は 如何なものかと思いますね?? 主義主張は先生たちにも有るでしょうが、わざわざ当日にしなくても良いでしょう 他の日にやれ! と、思います。 入学式、卒業式において 先生方大人たちは黒子であるべきです。 主役になるなよ! が自分の考えですね。 131. しげるぱぱ 2004/06/17(Thu) 08:35:52
>日の丸君が代に反対する先生方の一定の目的
...絶句。 >日の丸君が代に反対する先生方の一定の目的
この文について誤解を受けていると良くないので、もう少し説明しますと、 ・君が代・日の丸の問題点 ・国旗国歌の強制は精神的自由を侵害しており、違憲の疑いがある点 について生徒に情報を与えたうえで、従うか従わないかとの選択肢を与え、 その結果生徒が各自の判断にしたがって行動した、選択肢が有効に 機能していることがわかったという点で一定の目的が達せられたと述べたものです。 > 入学式、卒業式において 先生方大人たちは黒子であるべきです。 > 主役になるなよ! これらの式典において主役は生徒である点について同意します。 ただし、卒業式や入学式の本来の目的を考えると、国旗国歌自体は必然的に これを無くして式典が成り立たないものであるとは思えません。 (たとえば先ほどご紹介した所沢高校の例などです) そのように、強制しようという権力者の側も仮にその場にいなかったとしても 立派な主役を演じていると思います。そう言う意味で、先生方も権力者の側も 主役になってはいけないと思います。 > 他の日にやれ! と、思います。 この点に関しても理解します。 133. Alphalpha 2004/06/18(Fri) 02:10:14
話も最後の方になってですが。ちょっと冷静に考えてみて、一つ疑問が。
単純なことなんですけれど、そもそも、 「式が滅茶苦茶」なんてのはそんなに多発していることなんでしょうか。 強制されることで逆に、「強制されなければならないくらい多発したんだろう」という風に 非当事者が誘導された(要するに体よく釣られた)のかも知れないと疑念が湧いたので。 このスレッドを読み返すに、私を含め当事者外の人も多いと感じるわけで。 134. 深緑 2004/06/18(Fri) 02:34:40
この手の問題を考えるのに必要な視点があります
いわゆる「悪い法律」は2種類あります 内容の不当 運用の不当 です 法律の内容の不当とは、立法目的や規定された目的達成手段自体がおかしいこと 法律の運用の不当とは、法律の内容の一定以上の合理性を前提に、行政(執行)レベルでの実現態様がおかしいこと です まず内容の不当は、民主主義社会のもとではまず存在しません。 立法の目的、その実現手段を規定するに際し、全く合理性を欠くと、流石に立法出来ないからです。 問題は、運用の不当です 運用の不当が問題になる場合は、 法律が立法目的かその実現手段の(一方又は双方)明文規定を欠く、 規定があっても、不明確な文言であり、複数の解釈が成り立つ、 この2つです。 この場合、「法律を誠実に執行(憲法73条1号)」する義務を負う内閣は、 不明確な法律でも実行しなければなりません。 この不明確な部分が問題になったときの為、内閣は政令、命令、通達を使います それでも判断出来ないなら? 現場の判断に委ねられます ここで行政組織の末端に運用基準の設定、法律実行の実質的決定権が発生してしまうのです。 そこに「全国民の代表」たる国会議員の構成する立法院の意思はありません、批判も対案もありません (苦悩と葛藤はあるかも知れませんが、あくまで独りよがりです) 行き当たりばったり、場当たり的、恣意的に法律が運用されます。 これが、法律運用の不当の典型的な流れです そこで悪意に基づいたものだけが問題になるわけではありません しかし個人の善意と努力(酷な要求をされていますが)が十分に尽くされれば、国の行為が正当化されるとは言えないはずです。 勿論、あまりに異常な手続きが行われれば裁判で争うこともできます(憲法31条、32条、行政手続法、行政訴訟法) しかし、その負担は一般国民にあります。 逆に警察官職務執行法のように、緊急事態に備えるために あえて不明確な規定の仕方をして、裁量の余地を多めに採ることもあります 以上から、この手の問題を論じる場合には、法律内容の不当だけでなく、法律運用の不当を慎重に検討する必要があります。 両者は互いに影響しあいますが、分けて考えることもできます。 「この法律は正しく運用されるか、濫用の危険はないか」 濫用の危険性は、範囲の広範、強力な効果、規定条文の少なさ(=読み易さ)、規定の柔軟性に比例します 一般的な話を長々としてしまいました 失礼します 135. 皇帝スーパーブラックバード 2004/06/18(Fri) 19:16:09
少しだけ。
>この文について誤解を受けていると良くないので、もう少し説明しますと、 >・君が代・日の丸の問題点 >・国旗国歌の強制は精神的自由を侵害しており、違憲の疑いがある点 >について生徒に情報を与えたうえで、従うか従わないかとの選択肢を与え、 >その結果生徒が各自の判断にしたがって行動した、選択肢が有効に >機能していることがわかったという点で一定の目的が達せられたと述べたものです。 この文章を読むと、ネガティブなイメージのみを与えてるように思えます。 議論を尽くすのであれば否定的な意見も肯定的な意見も生徒に与えるべきなのでは? これでは「選択する」という機能がまともに動作するとは思えません。 偏向した情報が基でどれだけの不幸を招くのか、それは太平洋戦争で経験しているはずです。 その愚行を繰り返さないためにも、主義主張に反するからといって隠すべきではありません。 お断りしておきますが、私は別に国旗掲揚等を強制するのが是であるとは思っていませんよ。 そこに至る過程で肯定論・否定論をきちんと提示した上で生徒に議論させ判断させることが出来ていれば問題ないと思います。 所沢高校の例が出されていますが、ここでもこうした議論がなされたのであれば万々歳でしょう。 世羅高校の様な悲劇を繰り返さないためにもこうした議論はどんどんやっていくべきだと思います。 追伸: リンクを貼られたページですが、まだ全部読みきれていません。申し訳ない。 136. 沙君 2004/06/18(Fri) 23:12:57
>問題は、運用の不当です
>この場合、「法律を誠実に執行(憲法73条1号)」する義務を負う内閣は、 >不明確な法律でも実行しなければなりません。 >この不明確な部分が問題になったときの為、内閣は政令、命令、通達を使います >それでも判断出来ないなら? この手のもんだいで、運用された例は オウム信者がカッターナイフを持っていて逮捕された例もあるので 必要以上の運用は疑問ですけどね 反政府主義の宗教は、完全に潰すか認めるかの二択しか無いのは理解してますが、 行き過ぎの運用は良くないって事で・・・ 137. 金子神 2004/06/18(Fri) 23:47:54
はて?
高校の入学・卒業式で国旗も国歌もなかったけれど全く騒動なんて無かったなぁ…… 県の旗と、学校の旗が有っただけだ。 騒動の種って、国旗・国歌を学校で使えと言った方だよなぁ。 つーか、まだ続いていたのが一番の驚きだったりする。 > この文章を読むと、ネガティブなイメージのみを与えてるように思えます。
> 議論を尽くすのであれば否定的な意見も肯定的な意見も生徒に与えるべきなのでは? > これでは「選択する」という機能がまともに動作するとは思えません。 > 偏向した情報が基でどれだけの不幸を招くのか、それは太平洋戦争で経験しているはずです。 > その愚行を繰り返さないためにも、主義主張に反するからといって隠すべきではありません。 強く同意します。まさにそのとおりだと思います。 さまざまな立場をより正しく理解し、その上で自分の意思を決定できることが大事であると。 > リンクを貼られたページですが、まだ全部読みきれていません。申し訳ない。 より客観的な見方のできる人の文を探してきたつもりですが、今見ると随分長文でした(汗) 政府の政策そのものを直接記す文は、どうしても書き手の価値観が入ってしまうので、 歴史を背景として書いてあるものを見つけてきたのですが、そのかわり密度は薄いですね。 主題以外の部分が多くてすみません。 > 「式が滅茶苦茶」なんてのはそんなに多発していることなんでしょうか。 そういや来賓教員生徒入り乱れて大乱闘になったとか言うのは聞かないですね。 # むしろ卒業式後にタガの外れた卒業生が高校で、街で、無茶苦茶する方が実際上問題になったり(汗) |