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[7460] いよいよカウントダウン (6 レス)
2009/03/09(Mon) 01:16:56
皇帝スーパーブラックバード さん
Web: (none)
今週末、ついに「富士・はやぶさ」が廃止されます。
昭和30年代初頭に生を受けた「東京〜九州直通寝台特急」の終焉です。
ブルトレ黄金時代を知る身としては、まさかこの様な日が訪れるとは夢にも思いませんでした。

ニュースなどでも報道された関係か、東京駅等は凄いことになっている様ですね。
我が地元の広島駅も、上り2レを撮影する為に結構な数のファンが訪れています。
下りは到着時刻の関係か、はたまたアングルの関係か、撮影者は少なめですが・・・

そんな中、私もやっと念願のオノアサに行くことが出来ました。
到着時刻AM4:00。1レ現地通過時刻AM8:00頃。4時間前の到着でしたが・・・
既にベストポイントには三脚の林が出来ていましたorz
人数的には30人くらいでしょうか?関東や関西、九州ナンバーも見かけました。
最初に話しかけてきた人は神戸から来たと仰っていました。

現地ですが、線路際の横にある用地(以前は線路が有ったと思われるスペース)に数台駐車可能。
(無論可能であるだけで、駐めて良いと言う意味ではありません)
近所にも多少の駐車可能場所がありました。
ただ、キャパシティはそんなに大きなものではないので、遅く来ると駐車不可能かも。
公共交通機関も絶望的な箇所ですので、最寄り駅からタクシーで来る人もいました。
情報によれば、徒歩ですと数十分はかかるとのことです。
最寄り駅もそんなに近いわけではありません。小野田・厚狭共に中間点位です。
駅前のタクシーだと人によっては「千崎(ちざき)のJR撮影地まで」で通じる場合もあるようです。
自動車でのアクセスですと、山陽自動車道小野田インターより数分で到着します。
私はナビの登録ポイントに「オノアサ」を追加しておきました(笑

撮影ポイントですが、脇道から上がって手前側の上り架線柱脇がベストポジションです。
ここだと35mmカメラですと100mmクラスで狙えるようです。
その次の架線柱脇では、恐らく200mmクラスが必要なのではないかと思われます。
私はその中間点辺りで狙いました。レンズは105mm(35mm換算で157.5mm位)を使いました。

で、出来上がった写真はこんな感じになります。
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org5979.jpg.html
D/Lパスワード:SBB(半角大文字)
S字中間の直線が、残念ながらこの場所だと延長線上になり編成が見えません。
手前の架線柱脇からだとS字中間直線の外側になるので、もっと良いアングルで行けそうです。

全体の雰囲気ですが、皆さん紳士に行動していました。
一人だけ架線柱の内側を歩いている人がいましたが・・・
三脚を構える際の声掛け等も丁寧な対応をされていました。
こちらも気持ちよく撮影が出来ました。こうありたいものですね。

1. フクチャン 2009/03/09(Mon) 13:14:42
寝台特急「富士」には25年以上も前に乗ったことがあります。
宮崎県の延岡を14時ごろ出発して、次の日の10時に東京駅に到着しました。他には、「彗星」(これは新東京まで)にも乗ったことがあります。今は茨城に住んでいて、実家は福岡にあり新幹線で帰郷するのですが、なくなってしまうのは寂しいです。

2. zaf 2009/03/10(Tue) 00:43:01
去年の秋に一度乗ってみようと思い小倉まで行ったのです。その時は、ちょいとトラブルがあって東京から乗れずに、京都から途中乗車するはめになったんですよね。そのうち再挑戦したいなぁと思っていたのに、もう乗れなくなるんですねぇ。ちょっと残念。

3. るり 2009/03/10(Tue) 00:50:34
なかなかいい感じですね。

脚立必須なところでも関東は結構人がいたりします。
フェンス沿いに脚立が並び皆カメラ構えているのは異常だと思うのですが、
私もその中の一人だったりする。

最近は飛行機も安いですからね。
安く移動したいなら夜行バス、遠いなら飛行機で、
夜行列車を考える人なんていないのが現実かなと。

4. クラッシュ 2009/03/10(Tue) 12:19:16
いよいよ今週ですね。でこんな機会を逃すまいと手段を選ばずに席を取りました。銀河のときもこうしましたが、これで東海道口からはなくなるんですね。寂しい(こんなこと言っている口ですが、ブルトレ黄金期を知らない・・・)。

5. 皇帝スーパーブラックバード 2009/03/11(Wed) 20:28:44
私は実際に12月初旬に富士のBソロ下で熱海まで行きました。
シングルDXやBソロは満席でしたが、開放は当時は結構空きがありました。
最終日の切符は10秒で完売したそうで・・・以前からこうなら廃止になどならなかったでしょうに。

いち利用者として(鉄は関係なしに)言わせて貰うなら・・・
所要時間と言い快適感と言い、いずれにしても中途半端なんですよね。
速さで言えば新幹線・飛行機に勝てず、料金で言えばバスに勝てず。
寝ながら移動できると言いますが、その料金が割に合ってないんですよ。
私の場合Bソロでしたが、これで6300円は取りすぎだろと言うのが正直な感想です。

結局廃止になるべくしてなってしまったんでしょう。
生き残りを賭けて何かを為そうという空気すら無いように思えます。
思い切った手段を講じていれば、何らかの延命方法も有ったでしょうに。
カシオペアの成功がその証左ではないでしょうか。
思い切った新製車両の投入や、マスコミを上手く利用してのPR等。
「贅沢な時間を過ごす」と言うコンセプトならば新幹線や高速バスには対抗可能ではないでしょうか。
速達性は航空機・新幹線に任せ、割安感は高速バスに任せるのです。
古びた改造車両に、その「対抗意識」すら持ち合わせてない意識を見たような気がします。

国鉄が分割民営化されてしまい、各社の思惑もずれてきている訳です。
JR東海の様に積極的でない会社もいれば、なかなか運用を続けるわけにはいかんのでしょう。

とは言え、ブルートレイン全盛期を知る身としては寂寥の念を禁じ得ません。
当時は東京口だけでも「さくら」「はやぶさ」「みずほ」「富士」「あさかぜ(3往復)」「出雲(2往復)・紀伊」「瀬戸」
これだけの列車が次々と蒼い車体を煌めかせつつ西へ向かって走り出していたのです。
関西からも「明星(4往復)」「彗星(3往復)」「あかつき(2往復)」「なは」・・・
来週にはすべて「過去の存在」になるなんて、未だに信じられません。

6. 空中分解一号 2009/03/15(Sun) 13:25:32
鉄道だけでなく、海運なんかも絶不況ですが、
結局、庶民の懐が潤ってないと早いか安いかに二極化されてっちゃうんですよね。
余裕が無いから旅行に出かけても最短コースでガイドブックに載ってる場所に行き宿泊先で料理を食べるだけでおしまい。
移動過程を楽しんだり、途中下車して見知らぬ街を散策するようなゆとりも持てないと・・・・。

今は営業努力でかろうじてなんとかなってるところも、
年金だけで食えて退職金などのたくわえがある団塊世代に支えられてる面が大きいので
(知り合いが観光地で旅館やってますが、最近の客はツアーバスでやってくる爺婆ばっかです)
代替わりした途端に立ち行かなくなるではないかと思うとゾッとしますよ。


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