かぐやですねえ、めでたいことですー

こないだ図書館で20年以上も前の宇宙関連の本を見たとき、
ハレー彗星を探査した「さきがけ」「すいせい」に続く日本の月/惑星ミッションとして
LUNAR-A(ISAS案)やSELENEらしき計画(NASDA案)が紹介されていて、ぶったまげました・・・。
かぐやって、9821はおろかH98よりも古参だったのですね。(汗
# 中国なんかは2003年に構想を立ち上げてから来月にも打ち上げという脅威的な早さです。orz

ちなみに当時の構想では、SELENEのVRAD衛星(電波源)は軟着陸機として考えられていたようですね。
一方のLUNAR-Aは当時予算待ちだったようで、早ければ92年にも打ち上げとか書かれていました。
# 結局06年になっても完成せず中止になっていますが、
# 今後の月ラッシュを考えるとなんとなく残念な気も・・・。

むかし学研に宇宙ステーションの記事が載ってたが
あれから24年たっても完成してないってどういう事

今朝UHFでハクション大魔王の再放送見たんですが、
日本初の宇宙ロケットという劇中表現があったので、何時の話だろうと
調べてみたら、1969年秋頃の作品でした。確かに「おおすみ」よりも前の話です。
でも当時、日本のロケットも弾道飛行では宇宙に到達していたはずですから、
有人ロケットという意味では、現代にも通用しますね。(^^;

かぐや(SELENE)はそろそろ月周回軌道投入の最中ですか・・・。

「かぐや」子衛星を「おうな・おきな」と命名
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20071012i516.htm

なかなか、洒落が効いていてよいですね。

両機とも無事に軌道投入できたようで何よりです。
これで日本の月探査機は子機を含めるともう5機めにもなるわけですか・・・。
# のぞみも月をフライバイ観測していますから6機目かも。

今後はどの国も子機搭載の探査機が多くなりそうですね。
来年のインドやアメリカの月探査計画では硬着陸機が搭載されるそうですし、
ロシアの計画はペネトレータ搭載ですし。

中国の嫦娥1号については分かりませんが、
月周回軌道は不安定だそうで、どの探査機もいずれは月に落下するでしょうから、
実のところ月面到達を急ぐ必要は無かったりします。

おきなとおうなもかぐやと共に月に帰ることになりそうですね。