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[5552] お騒がせ?関東地震予知のその後 (15 レス) 2005/06/25(Sat) 19:27:34 |
ペンチアム さん |
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5月末に世間を騒がせた東洋ライフサービスのページの件ですが、 http://www.toyo-life.co.jp/kankyo01.html なんと地震番組の特番が実際に存在するようです。 5/26にこの番組が収録されたとすると、例の社長が現場に出くわしていてもおかしくはないですね。 http://www.tv-asahi.co.jp/bangumi/epg_detail.php?eventid=46967&date=20050702 1. AP 2005/06/25(Sat) 21:24:51
↑地震研の研究者とか呼べよ!、草野アナと芸能人やんけ
下記の本売る為に放送かよ http://opendoors.asahi.com/data/detail/4719.shtml 関東直下の新しいプレート構造の提案(独立行政法人産業技術研究所) http://www.aist.go.jp/aist_j/new_research/nr20050610/nr20050610.html 産業技術総合研究所 地質調査総合センター(旧地調) http://www.gsj.jp/HomePageJP.html 東大地震研究所 http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/index-j.html 2. 埼玉県県人会 2005/06/25(Sat) 23:05:59
>何もおこらなければそれでいいじゃないですか。
能天気この上ないですね。 こういう言動が、多くの人に迷惑を与えていることの気づいてないんでしょう。 3. まさむね 2005/06/26(Sun) 09:55:19
具体的にどういった迷惑なんでしょうか?
近い将来、大きな地震が起きる可能性は非常に大きい訳ですしそれに備えたり注意を喚起するのは大切な事です 研究者が予報や予言?をしたところで大きな迷惑を被るのはよっぽどおちょこちょいな人か変な人だと思うのですが? 一般の多くの方に与えている迷惑というのを具体的に説明して貰えるとありがたいです 4. 埼玉県人会 2005/06/26(Sun) 10:32:04
#名前欄入力間違えてた
>具体的にどういった迷惑なんでしょうか? 言葉足らずだったかもしれませんが「何もおこらなければそれでいいじゃないですか。」と いうのは、最初にある東洋ライフサービスの社長の文章内なので「研究者」が「予報や予言」して いるわけではないですよ。 とりあえず、こういうくだらない妄想のおかげで多数の問い合わせを受ける 気象庁の皆さんには迷惑でしょう。 忙しい中、朝から「地震がおこるぞ」などという電話を受けなければならなかった 品川区にある病院・老人介護施設の職員の方々も迷惑だったでしょう。 こういう連絡や問い合わせを受けた場合、受けたのが個人であれば無視できるでしょうが、 しかるべき機関だと放置しておくわけにいかないんですよ。万が一のため、 それなりの対策をとる必要があるのです。その対策をとるために、多くの人が 貴重な時間を割かなければならないんですよ。 こういう噂が出て迷惑を蒙るのは、こういう噂を信じる人ではなくて、 むしろこういう噂を信じる人に振り回される周囲の人なのです。 最近テレビのニュース番組(天気予報だったかな...)で地震がいつ起こるか必要以上に不安になるのではなく、いつ起こっても不思議ではないと言う事を念頭に置く事が重要みたいな事を言ってました。
上記HP作成の本当の意図はわかりませんが、そこに書かれている対応策については私的に考えさせられる良い機会だったと思います。 6. ppp 2005/06/27(Mon) 01:53:24
地震に対する対策して起きましょうと言われても、どこにいるときに起きるかわからないので家にいろいろと用意しても家以外で起きてしまうと意味ないし、結局対策自体も家にいる時間が8時間ほどしかないので1/3確率でしか有効でない(地震保険もあまり期待出来ないし)。個人で出来ることなんてたかがしれている気がします。
7. レンサル 2005/06/27(Mon) 15:49:54
煽る訳ではないですか、今後の糧として聞いておきたいのですが
○「研究者」って、どの辺を指していますか? 権威のある方、知名度のある方を指すのですか? んで、この方は信用できない方ということですか? ○ 公共機関から、今までに地震の警報って出たことありますか? 個人的には最低限の対策は必要だと思いますけどね。 なぜか、救助や、支援はまだなのかと、水の蓄えもせず 助けてもらえることを前提に騒いでいる人を思い出してしまいました。 8. レンサル 2005/06/27(Mon) 16:25:53
>それなりの対策をとる必要があるのです
なにをなさるのですか? 9. 伝説のペペロンチーノ蝦兄 2005/06/28(Tue) 10:19:57
地震対策で公共の側がやることとして大事なのは警報の出し方やそれ自体の是非に頭を抱えたり外野がそれを議論するところじゃなく,まず地震についてもう少し国民レベルで理解浸透をさせる仕組みを論じる所じゃないかと思います.
警報だけ出されてもパニックや混乱の元になる方が不安・・・なんて議論が飛び交うのは,たとえば気象系(台風とか土砂崩れとか)のそれと違ってそこまでの理解が浸透してない所から来る「得体の知れ無さ」も大いに影響しているように思います. だから突飛な予言(ちょっとかじってた人達からNG指摘が殺到するような理論)すらも,きっちり裏付けの整いつつある予報研究と同列にされいかにも確固たる新説であるかの如く扱われたあげく変な流言に発展したりしやすいんではないでしょうか. もし「大きな台風が来るぞ」と言う警報が出たとして,世間ではパニックが起きるかというとそうではない・・・そこに居留まってる限り,規模によっては命に関わる点や家屋が無事じゃ済まない危険もあるって点などでは同じはずなのに. 雑誌で「超巨大台風日本を襲う!?」なんて記事があっても,その事がここまで取りざたされて議論されることはない・・・そこには都市壊滅のシナリオまで事細かに記されているのに. ・・・要はそう言うところだと思うんですが. >研究者 地震の研究余地を専門でやってる人すべてをひっくるめて同一視するのは問題だと思ってます. 前にも書いたと思いますが,諸説紛々存在するのは何も地震だけの世界に限ったことじゃない訳で. 出てきた情報をある程度フィルター通して見られるだけの基礎教育が,受け入れる側に提供されているかどうかだと. 別に良いんですよ,変な予言行為が存在すること自体は. ただ現状ではちょっと「はじめて科学的な現象に出くわした原始人」みたいでそこに仕組みや裏があると考えず,あらぬ方向で盲目的騒ぎになりやすい状況だという所で不安なんです. 逆にちょっと報道関係が煽った特集組むと速攻で制作側の狙った効果が現れてしまう,そんな「現状」の方に一抹の不安を感じます. 10. 伝説のペペロンチーノ蝦兄 2005/06/28(Tue) 10:47:19
たとえばマグニチュード「5」と「7」という情報があったとします.
これを聞いてどれくらい違いをおおまかにでも感じ分けられるか,あるいはかの震災と同等の7超クラスでも発生源の平面的位置や深さによって被害状況なんかまったく違ってくると言う理解が一般にもされてるか. ほかに「都市直下型地震」と言う言葉を聞いて,何やら街を壊滅させるとんでもない地震だと思ってしまう人が多いのが現状なわけで. おそらく今この掲示板で議論されてる人達はその辺りが「分かってしまっている」人達であるからこそ,予知についてあーだこーだと議論できてるんであって,現実にはそう言う誤解を正す知識が一般常識レベルのメジャーな話題としてそこいらの普通の人達にも浸透しているかというとそうでもないと・・・ 一方で「大型台風がやってくる」と言う予報を受けて役所や警察に問い合わせが殺到する・・・ってのはあまり聞かないですよね? ↑にも書いたとおり,いざとなると住居や生命に関わる惨事を招くという意味では変わりないのに. 現段階での予知情報の是非について危惧されてる人の思うところはそんな辺りじゃないでしょうか. 11. AP 2005/06/28(Tue) 21:42:25
>研究者
地震研、地質総合センターとかの例に不都合でも? 12. kita 2005/06/29(Wed) 02:59:56
>研究者
話はそれますが、「研究者」の主張は常に正しいもんでもないということについて。 予算獲得のためにはいかなる研究者も自分の専門分野の重要性を力説しなくてはならない。そのためにはマスコミや業界とつるむことができると、とても有利になるという現実があります。 「『南海地震』とかいって、うまく宣伝しやがって地震のやつら・・。うらやましいぜコンチクショー」という発言を実際に他分野の研究者から聞いたことがあります。 もちろん危険に備えることはとても大事ですが、自動車やタバコが、地震を上回る災厄であることは明白なのに、どうして許容されているの?とか、世の中にはフシギな事がたくさんありますね。 13. sagiyama 2005/06/29(Wed) 06:58:53
独立行政法人化でますます自分の研究は有用であることの説明責任が求められていると聞きます。
ちなみにものの本によると「地震予知」ということを言うだけで予算では相手にされない国が大半だそうです。 14. 暁緑桜公@させぼ 2005/06/29(Wed) 23:17:38
>「大型台風がやってくる」と言う予報を受けて役所や警察に問い合わせが殺到する・・・ってのはあまり聞かないですよね?
台風は上陸する数日前からにじり寄ってきますので「来るぞ、来るぞ…キター!!」という感じで、出し抜けにやってくる地震に比べると心の準備が出来やすいからなのではなかろうかと言ってみる…(おい >自動車やタバコが、地震を上回る災厄であることは明白なのに、どうして許容されているの?とか、世の中にはフシギな事がたくさんありますね。 自動車やたばこは役に立つこともある(もちろん異なる意見も多いでしょうけれど、あくまで一つの見方として)が、地震はそれ自体が、すぐ何らかの役にたつというわけではないからでは…? あと、2ちゃん某スレがソースというのが何ですが、個人的にかなり腑に落ちた例えがありましたので、転載。 >地震の予知って難しいのよ。 >瀬戸物の茶碗、床に落としたとき割れるでしょ。 >でもどういう風に割れるかは予想できない(割れない事もある)。 >あらかじめ、ヒビが入ってればそこから割れる確立は高いけど >ハズれる事もある。 >それと似たようなものなんですよ。 15. 伝説のペペロンチーノ蝦兄 2005/07/01(Fri) 09:45:19
>台風は上陸する数日前からにじり寄ってきますので
ただ規模的には列島半分はかるくすっぽり収るサイズなのと,どこをどう通るか確実な予報が難しいと言う点では同じですよ. 台風の「予報円」がそれです. あれは今後基準時間内に台風が到達すると「思われる」範囲を記した保険みたいなもんですから(^^;) #しかもそれ自体も列島すっぽりサイズで実は誤差がすごい. #時間スケールも一見すると長そうに見えてその実は列島に #近づいて実被害が出る規模や時間をみると地震とそんなに #差ないんです. ただ台風の場合は予報の内容に対して聞き手側がどう対処して良いのかがある程度浸透しているので心の余裕が違ってる,言う事が言いたかったんですよ.>受信者への知識普及が不可欠 たとえば漁船だって台風の被害ってどんなものか,どれくらいの台風ならどう対処すればいいかがわかってるので漁港の船舶被害もそこまで甚大ではないわけで. #事前の予想を超える規模の台風が来たら被害甚大になる #様子を見ればなんとなく分かって頂けるかな? 一方で地震の予知も長期的なスパンでは精度(被害予測範囲や発生日)を論じる以前の問題で,なんとなく役に立つ・・・かな?と思える程度の精度で拾えるのは発生まで何日もない(逆に言えばそう言う短期間でなら誤差こそあれ予想はできる段階ではある)と言うのが現状です. そんなわけで,自分のところで被害が出るのが確実そうと絞り込めてから(位置的誤差の範囲自体は台風よりも狭い)それに対して準備対応できるまでの時間にはそう差はないと言う気もします. 最大の違いは予報情報に対して基本的な知識が普及してるか否かで,落ち着いた対応が取られるかマスコミを巻き込んで半パニックになるかの辺りかと. (12:43ちょい加筆修正) |