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[4393] 人質解放 (70 レス) 2004/04/15(Thu) 21:05:27 |
Tambo さん |
Web: (none) | |
最初の3人ですね。
NHKでアルジャジーラの放送をそのまま流しているみたいです。
同時通訳が欲しい〜
イスラム聖職者協会から日本大使館に入ったようで、ひとまず安心です。
うーむ、さっぱり分からん??
http://www.aljazeera.net/news/arabic/2004/4/4-15-10.htm IEでそのまま表示出来るのはすごいかも〜
多国語対応ってやつですね。 6. Realm 2004/04/15(Thu) 22:48:05
映像で見る限り、とっても元気そうですね。
7. と 2004/04/15(Thu) 23:39:25
無事に開放されたのは何よりですが、もう本人達も家族も、そっとして置いて欲しいですね。
無事解放は何よりです。
新たに(別の武装組織に?)攫われたとされる行方不明の 二人の邦人ジャーナリストも気掛かりではありますが。 >本人達も家族も 北海道の二組は「世間の方を」そっとして置いて欲しいかな、と 強く望む次第だったりしますが…‥。 3人揃っていて一安心。
#無事な姿を見せたと思ったら今度は郡山氏がトバしまくってるみたいです。うーむ。 11. 空中分解一号 2004/04/16(Fri) 01:44:37
郡山氏は今回のことを間違いなく銭の種にするでしょうね。
そのためにイラクに行ったのですから・・・・。 そういえば夕方のニュースでやってましたが、今イラクで行方不明になってる日本人の一人は、 ファルージャ近郊で米軍が危険地帯に入ろうとするジャーナリストを拘束しているという話を聞き、 知人に電話で「おもしろい」「ネタ(記事)になるから拘束されてみたい」と言っていたそうです。 うーん、いまいち同情できないっす。 12. maki 2004/04/16(Fri) 13:38:57
善意の心と言うのはその人の自己満足の気持ちから成り立っている部分もあるからね。人によっては自分が優越感を感じるためにしている。本当にイラクの人のことを思ってやっているかは疑問。
13. しげるぱぱ 2004/04/16(Fri) 14:32:01
解放後、「イラクに残って活動を続けたい」などとバグダッドでインタビューに答えた3人を戒める声も出た。
http://www.asahi.com/national/update/0416/013.html 思ったよりもまともなコメントが出てるようです。 #本人達のコメントはいまだ困ったちゃんなようですが。 >郡山記者
「親の心、子知らず」ですね・・・お母さん有言実行、殴ってやって下さい。親の努めです。 15. YU 2004/04/16(Fri) 15:59:03
ちょっとニュースソースが見つからないのですが、今回の事件に関するアンケートで、実に4割もの人が「退去勧告」という四字熟語の意味を知らないという驚きの結果が出ていました。
これでは、いくら呼びかけても無駄ということですね。 16. 破壊神KAZ 2004/04/16(Fri) 17:57:06
やっとこさ本当に3人が解放されましたね
ニュースでインタビューされてます 17. DONE 2004/04/16(Fri) 18:13:35
18. 四季 2004/04/16(Fri) 18:31:03
はてさて、次のお二人の処理はどうするのでしょうね。
また同じコトを繰り返すのかな? 19. 真吾 2004/04/16(Fri) 18:40:56
政府としては同じことを繰り返さないといけないけど
国民やマスコミはどうするか?そこが焦点ですね 20. YU 2004/04/16(Fri) 19:05:21
なるほど、ジョークだったんですか。
22. 沙君 2004/04/16(Fri) 21:28:00
誘拐はヨルダンの自作自演かも(ボソッ
23. 七誌 2004/04/16(Fri) 22:24:25
まっ、所詮マスコミの流す内容だけで判断しているレベルだからね、この国の人達も…。
25. よこにゃん 2004/04/16(Fri) 23:23:39
とりあえず、よかったですね。
殺されてたら、小泉の思うつぼです。 このまま、戦争への第1歩・・・だったかな(^_^;) 戦争止めにいって、戦闘の口実作らせてりゃ世話ないですから。 「人に迷惑かけといてあの言いぐさは・・・」とでも言いたげな小泉首相のコメントですが、自身が自衛隊を送ったことで被った迷惑はどう弁解するのでしょうか(^_^;) まあ、何にせよ、彼らには自分自身で判断し行動する能力を持っている「つもり」なようですから、解放に要した必要経費(ネゴシエーション料)は払っていただく義務は当然理解しているのでしょう(^_^;) その意志をはっきりしているなら、彼らを尊敬しますし、どんどん海外で活躍してください、とも思います。 ただ、他人に迷惑かけてでも、活動を続けるなら、軽蔑します。 正直、今のかっこつけ首相と変わりません。 26. 金子神 2004/04/17(Sat) 00:27:51
なんかこの騒動、政府が言論を誘導しているような気がして仕方ないんですよね……
ソースは”ふらいでい”あたりから。 所詮週刊誌だし〜、どこまで情報握ったか知らないけれど。 しかし、政府が自分に火の粉がかからないようにしているような気がして仕方ない。 27. かすが☆。 2004/04/17(Sat) 01:20:01
逆でしょ。
死んだら左翼の英雄に祭り上げられてオシマイ、です。 家族が東京に来る段取りも、来てからも ずっと公安にマークされてる左翼員がつきっきりでした。 #今週の新潮に載ってますよ(笑) これでもまだ活動すれば、他の人にかならず迷惑がかかります。 なぜ今の時期にイラクなんですか? 他にもまだ、困ってる人がいる国がいくらでもあります。 別にイラクじゃなくてもいいでしょうよ。 28. Realm 2004/04/17(Sat) 01:43:38
まだ二人、残っていますね。
こっちも、現地の人ですら「危険だ」と躊躇するようなところに平気で万歳突撃敢行する、理想に燃えた人たちらしいですが。 http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20040416/20040416a4160.html 何一つ要求がない…というか、拘束が事実かどうかすら確認できていないのに、自衛隊撤退が救出に繋がるとは限らないと思うが…。 29. 眩々 2004/04/17(Sat) 02:08:11
>27
>これでもまだ活動すれば、他の人にかならず迷惑がかかります。 >なぜ今の時期にイラクなんですか? >他にもまだ、困ってる人がいる国がいくらでもあります。 >別にイラクじゃなくてもいいでしょうよ。 これでもそのまま自衛隊にも当てはまりますよね。 結局どちらが退去してもそれはそれで収まる話。 30. 沙君 2004/04/17(Sat) 02:55:39
自分がやりたい事なら止めはしないし、行くのは勝手だが
身の回りの整理をして、周りの人間も行った人間が帰ってこない覚悟はして欲しい 少なくとも戦地に行くのなら、本人以外もその覚悟は必要だと思う そこまでやって帰ってきたら祝ってやればいいんだが… 2000億か想像できんよ 31. 空中分解一号 2004/04/17(Sat) 03:40:36
そういえば人質になった後、殺害されたイタリアの方は
「イタリア人の死に様を見せてやる!」と、 殺される瞬間まで泣き言などはおっしゃらなかったとか・・・(合唱)。 今のイラクに誰にも迷惑をかけないで行こうとしたら、 やっぱりこの位の覚悟は必要なのかも知れませんね。 自分にはとても真似できませんが。 行方不明であった二人、
NHK、字幕でのニュース速報と 17:00からのニュースでも解放されたと報じてますね。 # 今のところ詳細は不明 >ソースは”ふらいでい”あたりから。
・少年A(18)の一家が揃って共産党系の活動をしていたこと ・3人が保護されて真っ先に「経費の人質負担論」に言及したのが公明党の冬柴だったこと あたりからすると何かがリンクしてくるような… 自作自演論が創価の壮大な釣りだったとすると回線切って首吊って逝きてぇ〜_| ̄|○ 34. ふらりん 2004/04/18(Sun) 17:24:06
先の三人が関空に到着したようですね。
35. BVV5@Vice Admiral 2004/04/18(Sun) 17:30:31
下のスレでも書いたとおり不自然に感じた家族の発言は、赤い政党の主張そのものです。こういう政党の議論のすり替えは不愉快です。
せめて、国が渡航禁止に指定した地域へ勝手に行ったなら、万一の救援は当てにしないとことを明言したものとする法律でも作って下さい。 悪法も法律、自衛隊も法律に基づいて派遣されてますし国連主体の多国籍軍に協力するは新たな法律が必要です。 山岳遭難でも救援費は家族負担が常識なんです。ましてや、政府は何もしていないなんて軽々しく発言する芸能人は、早速イランへどうぞ(毒 36. 沙君 2004/04/18(Sun) 21:57:39
でも、企業裁判の判決を読んでからコメントします
ってのと違って、家族のお願いだから助けてくださいと言う 生の声が出すぎた部分もあるので、若干割り引いて考える必要はあると思います 国家は国民の生命、財産を守る義務もありますし… 叩き過ぎるのもどうかと思いますが、それ相応の資金負担は必要かな 37. よねよね 2004/04/18(Sun) 22:44:36
まあ、ただ、本人の甘さで周りに迷惑をかけたことを非難しているのではなく、ただ単に「自分の政治思想と違うヤツは許せん」ってので叩く人もいますからね。(^^;
38. Realm 2004/04/18(Sun) 23:15:38
今回の件で実際に費用請求までするかどうかはともかく、費用がいくらかかったのかは、きっちり算出しておく必要があるでしょうね。
政府=税金払っている国民に、これだけ迷惑かけたのよ…という目安にはなります。 さりとて、今後は自己負担ということにすると、費用負担がいやだからと事件を隠蔽する様なことになっても困るし、逆に「金を出す代わりに政府に救出義務が生じる」という誤解を生むかもしれないし、難しいモノですね。 39. まりも 2004/04/19(Mon) 01:03:38
電車に飛び込み自殺なんかも費用の算出はいろいろされているようですが、請求の実体は…
40. 空中分解一号 2004/04/19(Mon) 02:34:21
41. 深緑。 2004/04/19(Mon) 21:06:34
>>空中分解一号さん
イヤな書き方ですね。 流し読みすると、NGO一般が稼ぐ事を目的にイラク入りしてるようにも読める。 大勝負に賭けたジャーナリスト(モドキ含む)が突貫かけてるだけ? ただ今回のイラク戦争は、報道を国家が巧くコントロールしてるフシがありますから、 軍事、経済、難民、医療に関する情報があまり信用できない・・・ ベトナム戦争に懲りた政治家達はいかに報道を操作するかに長けたのに対し、 マスコミはあんまり進歩してないって感じがします。>今回の戦争 43. 岩頭 2004/04/20(Tue) 00:18:57
此の事件、冬山登山での遭難と同等な扱いをして欲しい気がします。
旬なのかマスコミも騒ぎ過ぎですし、起こり得ない事件でもない普通の事なんですがねぇ。 44. るねぞう 2004/04/20(Tue) 01:32:48
45. 伝説のペペロンチーノEpion@公爵 2004/04/20(Tue) 01:51:57
>冬山登山
確かに・・・ 「入山禁止とまでは行かないが,いつ吹雪や雪崩が来るかわからん山に入って遭難」 「入国禁止とまでは行かないが,いつ戦闘・いざこざに巻き込まれるかわからん国に入って拉致」 無事で戻ってきたことは何より,と言うのも同じだと思うし. #これが変に煽られて国内外の情勢がややこしくならないかが心配 46. Joker 2004/04/20(Tue) 04:43:23
上のぬるぽをちょっと詳しく…
ttp://news.2log.net/mass/archives/blog74.html 47. sagiyama 2004/04/20(Tue) 07:43:36
母親はどんな馬鹿な子供でもかわいい、野党は今回の事件を政治的に利用したい、マスコミは
今回の事件を売上向上に結び付けたい、政府はテロの要求に安易に応じるわけには行かない等々 それぞれの立場の人が、それぞれの立場で当然のように行動したような気がします。 アメリカ高官(パウエル?)の今回の人質事件に関するコメント・・・「三人は崇高な理念に 基づいて行動したのであり、それを非難すべきではない。ただしあくまで自己責任だ」 自己責任ということに徹底していますね。 >冬山登山 以前、イタリアだったかオーストラリアだったかのスキーヤーが、長野のほうで滑降禁止を無視 して遭難した事件がありましたね。二次遭難を恐れ止める地元の人を振り切って、「お前たちは クレージーだ」と言って同伴者は助けに行ってました。当時私は「いったいどちらがクレージー だ」と憤慨していましたが、今思うと私にとっては考えさせられる事件でした。 >アメリカ高官(パウエル?)の今回の人質事件に関するコメント
TBSの金平記者のインタビューに答えた物ですね。パウエルです。 http://www.scoop.co.nz/mason/stories/WO0404/S00167.htm >三人は インタビューから文章(英文)に起こされた記事では もっと汎的に派遣された自衛隊含めた「日本人」に関してコメントしてる様です。 # と云うか、その前の金平記者の問いが「(自国民の安全に関する)近代国家の責務」と # いった原則論について訊ねてるっぽい気がしますが 日本語訳したTBSのページが404になってるなぁ…‥ # N23内での引用の仕方とか色々恣意的な物を読み取れた訳でした。 49. kita 2004/04/20(Tue) 12:45:26
該当箇所っぽいとこをテキトー訳しときました。
--------------- MR. KANEHIRA: In the history of the modern nation, it is said every government has an obligation to protect their own citizens. Some people in Japan are saying that those who are kidnapped are willing to take risk and they were expected to assume the responsibility for their own act. What is your comment? 兼平氏:近代国家の歴史において、各々の政府はその市民を護る義務を負ってきた といいます。日本では、誘拐された人たちはあえてリスクをとっているのであり、 彼ら自身の行動に関してはその責任を引き受けるべきだと言っている人がいます。 コメントをお願いできますか? SECRETARY POWELL: Well, everybody should understand the risk they are taking by going into dangerous areas. But if nobody was willing to take a risk, then we would never move forward. We would never move our world forward. パウエル長官:ええと、だれでも、自分が危険な地域に行くことによって自分がと っているリスクは理解しているべきものです。しかし、仮にだれもあえてリスクを とらないとしたら、我々は決して前に進むことはできません。我々の世界を前に進 めることは決して出来ないでしょう。 And so I'm pleased that these Japanese citizens were willing to put themselves at risk for a greater good, for a better purpose. And the Japanese people should be very proud that they have citizens like this willing to do that, and very proud of the soldiers that you are sending to Iraq that they are willing to take that risk. だから、私はこれらの日本人が、より素晴らしい良い行い、よりよい目的と引き換 えに、あえて自らをリスクにおいたことを、嬉しく思います。そして、そのような ことすすんでするこの人たちのような市民がいることに、日本の人々はとても誇り に思うべきであり、あなた達がイラクに送っている、そのリスクを進んで引き受け ている兵士達を誇りに思うべきです。 But even when, because of that risk, they get captured, it doesn't mean we can say, "Well, you took the risk. It's your fault." No, we still have an obligation to do everything we can to recover them safely and we have an obligation to be deeply concerned about them. They are our friends. They are our neighbors. They are our fellow citizens. しかし、そのリスクゆえに彼らが捕まってしまった時であっても、「あー、あなた はそのリスクをとったんでしょ。それはあなたの過失ですね」と言ってよいことを 意味するわけではありません。そうではなくて、私たちにはまだ、彼らを無事にと りもどすために出来ることを、なんでもする義務があり、真剣に彼らのことを考え る義務があります。彼らは私たちの友人です。彼らはわたしたちの隣人です。彼ら は私たちの仲間である市民なのです。 誤訳修正:14:45 50. kita 2004/04/20(Tue) 13:00:56
個人的な意見としては:
原因と結果を整理した方がいいと思う。その意味では非常に単純な話。 雪山が吹雪くのは自然の摂理ですが、イラクに戦争を仕掛けるのも、それに賛成するのも、部隊を送るのも、その結果として(それ以前から活動している)日本のNGOが危険に曝されるのも、自然の摂理ではない。人間がやっていることだ。 日本政府の決定に対して政治的な責任をもつこの国の有権者が、政策レベルの論争で賛否が分かれるのならばともかく、「自己責任」論へと誘導し、あるいは誘導されて、問題を個人レベルに切り縮める態度には、退廃を感じる。 51. と 2004/04/20(Tue) 14:02:16
SF作家の高千穂遥氏のサイト紹介されていましたが、石原藤夫博士のサイトで『自己責任』とは、法律用語であり、使用できる範囲、意味がきちんと定められているとの事を解説されているとの事。
オロモロフのホームページ http://www.asahi-net.or.jp/~xx8f-ishr/ 《日本の伝統文化を大切にしよう》の中での投稿で指摘されていました。 少し、私の肌には合わない処ですが・・・。 確かに自己責任という四文字熟語は辞書に載っていない。 52. i96968 2004/04/20(Tue) 16:09:41
では私も個人的な意見を:
日本政府は自国民の安全を考慮し、自衛隊派遣以前からイラクにおける退避勧告を行っている。その上で軍隊でない自衛隊を(戦闘でなく)復興支援のために送っている。 そのような地で(退避勧告にもかかわらず)活動していた自国民が誘拐された。 イラク国民のために働いていた彼らの行為が自己犠牲の精神による誇るべきもので、退去する理由がないなら、戦闘のためでなく、イラク国民のために復興支援活動を行っている自衛隊員も、脅しに屈して退去する理由はない。のみならず、譲歩が与える自国民や他国民への影響を考慮し、政府は自衛隊員の撤退を拒否するとともに、副大臣を送るなど、自国民救出のための手段を講じた。しかし彼らの救出費用は国民である我々の税金より捻出されており、(現時点では)NGOたる彼らが支出したものではない。このまま誘拐事件が頻発すれば、自衛隊員の危険や救出費用の増加など、明らかに国家や国民は損害を被り、自国民を保護しきれなくなる事態を想定する必要があり、政府は自分の行動に責任を負うことを求めた。 この経緯のどこに誘導や退廃があるのか理解できない。 (16:20一部追加) 53. i96968 2004/04/20(Tue) 16:41:21
物事には見方というものがあり、見る方向が変われば違う景色も見えます。多くの人が自分の信念が常に正しいものと盲信せず、多方面から見ることができれば、そして、謙譲の精神を持つことができれば、今世界で起こっている不幸な出来事は、かなり減らすことができるように思います。
52はあえて対比させてみましたが、そういう点では、50や52のような、「個人的な意見」と称する、論評を拒絶するかのような一方的な意見の開陳というのは、あまり好ましいものではないように思いますし、49のような、一部の見解だけを正当な論理であるかのように伝え、しかる後に自分の意見を開陳する行為は、(恣意的な報道機関がよくやる手ですが)私の目には、その行為自体が誘導のように見えますが。 54. kita 2004/04/20(Tue) 16:53:06
0)「日本人であること」によりイラクでの活動が危険となってしまったのは一体なぜなのか。誘拐の危険が今後も存在しつづけるとしたら、その究極要因はなんなのか。
*「自己責任論」とはそこに言及せずに済ます論理である。政府・マスコミの大合唱はそれが大合唱であるがゆえに、ますます不自然であるとは思わないだろうか。 *イラクで大手マスコミの記者はどこで仕事をしていたか 0-2)「テロに屈すればますますテロが増える」という言葉は本当にそうか。あるいは「テロに屈しない」ことによって本当にテロは減ったのか。 0-2-2)テロの定義はなにか。ファルージャで起きていることはそれに該当しないか i)ところで、自衛隊の駐留経費がいったいいくらで、救出費用とされるものは一体いくらなのか。 *税金に言及するのであれば、この点の前提知識は必要であろう。 i-2)「復興支援を行なっている自衛隊」が実行している具体的な業務内容は何か i-3)国内むけの政治的目的はどこにあるのか。国外むけの政治的目的はどこにあるのか。 ii)また、いったい犯人グループが三人の解放を決断するにあたって、(対処を誤れば政権が倒れるという危惧から大いに慌てたとはいえ)政府がいったいどれほどの寄与をなしたのか。 *具体的に証明されなければならない。 ii-3)犯人グループの声明の内容はなにか (追記) 回答する必要はありません。ですがインターネット時代です。アルジャジーラの英語版とかソースはいくらでもあります。 55. kita 2004/04/20(Tue) 16:54:52
>物事には見方というものがあり、見る方向が変われば違う景色も見えます。多くの人が自分の信念が常に正しいものと盲信せず、多方面から見ることができれば、そして、謙譲の精神を持つことができれば、今世界で起こっている不幸な出来事は、かなり減らすことができるように思います。
100%賛成します。 追記: ところで52ってホントに「個人の意見」ですか。政府の言っていることを綺麗にまとめたという印象ですが。 物事には: 原因と結果があります。複数の要素間の複雑な力学系のなかでそれを決めるのは大変でも、今イラクで起きていることについては簡単に決められます。ついでに言うと至近要因(how)と究極要因(why)はいつでも両方考えるべきです。 さらについで: 本音と建前の区別も必要です。 もっとついで: パウエルは嫌いです(笑 56. i96968 2004/04/20(Tue) 20:27:57
>ところで52ってホントに「個人の意見」ですか。
「52はあえて対比させてみましたが」と書きましたので、ご想像にお任せします。少なくとも私の本音は(建前も)、単純ではありません。(^^; それと、イラクを含め、中東の問題は根が深すぎて、私なんぞが把握できるレベルのものではないことだけは、明確にお伝えできます。地球上の全ての宗教や哲学、歴史や主義主張を全て吸収し、体現することができれば、あるいは把握できるかもしれませんが。 57. BVV5@Vice Admiral 2004/04/20(Tue) 22:14:48
イスラムの教義の理想と現実のギャップ…この100年のもめごとの多くがここに起因していそうです。(−−)
58. まりも 2004/04/20(Tue) 22:56:08
>>50
山岳遭難という言葉を持ち出して自己責任論へ誘導するきっかけを作ったかもしれない者です。ただこれは、問題を個人レベルに矮小化させようという意図でしたわけではありません。政策レベルのことと(数名の)個人の命を引き替えにすることは、ありえない、という点について述べただけです。これは、(なぜイラクがこうなったという)原因論について述べる必要ない、原則論だと思っています。ですので、例えば純粋に学術研究でイラク入りしたひとが遭遇してしまった事件であったとしても、イラク以外の国で起こったことであったとしても、同じです。 #私も、パウウェル便乗すんじゃねぇぞゴルアのほうなんですが(笑 >>57 "キリスト教"に置き換えると、15世紀以降この500年のもめごとが、ってなことに。 いや十字軍のころからかも。 59. sagiyama@GAWIN復活 2004/04/20(Tue) 22:59:20
>イスラムの教義の理想と現実のギャップ…この100年のもめごとの多くがここに起因していそうです
というよりも、イスラム教は信仰と行動が一致していなければならないのです。「原理主義ではないイスラム教は無い」と言い換えてもいいでしょう。イスラム教を信仰している限り、行動はそれに縛られるということです。 これに対し、キリスト教は信仰と行動が別でもかまいません。心の中で信仰をしていれば、踏絵などどんどん踏んでも良かったはずです。 信仰と行動を分離したことが、キリスト教発展の大きな理由の一つだと思っています。 60. sagiyama@GAWIN復活 2004/04/20(Tue) 23:23:19
余談ですが、このスレッドと言うより世間一般の議論として
L1)自衛隊を派遣しなければ、三人が人質になることは無かったはずである。 ただちに自衛隊を撤退すべき。 R1)自衛隊が派遣されようとされまいと、テロリストは日本人を狙う。 ペルー大使館を出すまでもなく、外国で日本人の人質事件は自衛隊派遣以前にもあったはず。 L2)しかし、自衛隊を派遣したことで、日本人がテロに遭うリスクは高まった。犯人の要求を見よ。 やはり、自衛隊を撤退すべき(出すべきではなかった)。 R2)今回、政府が断固たる態度を取ったことで、テロリストの日本(人)に対する認識も変わったはず。 海外の日本人はかえって安全になったといえる。また(結果として)人質は解放されたではないか。 やはり、自衛隊を撤退しなかった判断は正しい。 ってな議論でしょうか? L側、R側のどちらも正しいでしょう。あとは好みの問題です。 こちらのスレでもみなさん議論する前からL側かR側かどちらかは決めているはずでしょうから・・・(笑 (これに結果論で「そもそも自衛隊の派遣は間違っていた」という議論が絡むとややこしくなりますが・・・) ただ、相手を否定してはいけないですね。お互い認め合いましょう。リンゴの好きな人とバナナの好きな人が 議論しても結論は出ないし、ここは国会でもないので敢えて結論を出す必要も無いです。 61. まりも 2004/04/20(Tue) 23:54:58
>>60
LR)自衛隊派遣は、米国の不当なイラク侵攻を認める形になるので、間違っている。 だが一旦行くと決めてしまったものは仕方がない。 数名の誘拐事件ごときで政策を変えるというのは間違っている。 しかしそれ以外のことについては政府は全力を尽くして解決にあたるべきだ。 62. BVV5@Vice Admiral 2004/04/21(Wed) 00:25:58
>イスラム教は信仰と行動が一致していなければならない
だったら、泥棒も殺人も出来ないですよね。でも、現実は… 第一次世界大戦も、インドとパキスタンも… 非イスラムの外国人(差別じゃないですよ)の友人の意見はそういう考え方のようです。イスラムが国教に近い国の友人は、理想と現実のギャップをぼやいています。 純粋にモスリムは素晴らしいと思いますがそれを利用するやからの問題と思います。 >自己責任 直訳はself-responsibility、AccountabilityでしょうけどAt your own risk なんですよね。 63. sagiyama@GAWIN復活 2004/04/21(Wed) 00:42:05
>純粋にモスリムは素晴らしいと思いますがそれを利用するやからの問題と思います。
全くそのとおりだと思いますが、しかしそれを「理想と現実のギャップ」といわれているのですか? そう言う意味で「理想と現実のギャップ」といわれるのでしたら仕方ないですね。 わたしはイスラムについて >純粋にモスリムは素晴らしいと思いますがそれを利用するやからの問題と思います。 となるのに、キリスト教徒については >純粋にクリスチャンは素晴らしいと思いますがそれを利用するやからの問題と思います。 とならないのはなぜか? ということに興味があったので59のレスをしています。 言い換えれば「なぜ、イスラム教はテロに利用できるのか?」という問いに対する答えです。 貴殿とは言葉の使い方が違うようです。あしからず。 >At your own risk なんですよね。 これは賛成。金融ビッグバンのとき散々使われた言葉です、「自己責任原則」。 要は「自分の尻は自分で拭け」ということです。例えば「自分が預金した銀行がつぶれても国に頼るな」ということですね。 (「ビッグバン 自己責任」でググればいっぱい出てきます) 64. 皇帝スーパーブラックバード 2004/04/21(Wed) 01:07:47
60.でsagiyamaさんが書かれたまとめは非常にわかりやすかったです。
それを踏まえた上で(と勝手に解釈しますが)61.でまりもさんが書かれたあたりが私の心情に一番近いでしょうか。 結局どっちの方向にいるかでおのずと見方が違ってくる訳で、複数の解釈があるのも当然でしょうか。 私は「テロリズム(これが正当な表現かどうかも分かれそうですが)に屈しない」政府の姿勢は評価して良いと思ってます。 こう言うときにこそ国際的に舐められることのない振る舞いも大事ではないかと思いますので。 テロに屈すれば今後テロが日本人を対象にしなくなるかどうか等という議論は余り意味がないように思えるんですが。 何せ実際に検証してみるわけにはいかないんですから。 余談ですが、一連の交渉などでどのくらいの金額がかかったのか明確に知りたいところです。 理由?税金だとしたら使い道を知る権利があると思うので。 65. Alphalpha 2004/04/21(Wed) 03:03:32
今回、世論が意図的に誘導されたのかどうかは判りませんが、
人質に対する非同情的な世論が結果的に解放を早めたという面は少なからずあると思っています。 人質を取られての交渉の場合、その人質が重要であると相手に思わせてはならないという原則が有るわけで。 世論が人質に対して同情的になってしまえば、それが政府を動かす可能性が高まるわけですから、 相手側にとっては人質の価値は上がり、事件は長引きます。 そういう意味では今回の交渉は成功、北朝鮮の拉致問題は大失敗ではと考えられます。 皮肉なことですけれど、もし家族の発言に世論が同情して自衛隊撤退を叫んでいたなら、 少なくとも自衛隊が撤退するか三人が殺されるかするまで事件は解決しなかった可能性が高い訳です。 >誘導
今朝のテレビ朝日では「報道された日の内容と、視聴者からの同情的な意見・批判的な意見の関係」をグラフで説明してましたね。 見事に関連が伺えます(提示された数字が正しいかどうかの判断は出来ませんけど)。 が、マスコミ報道のありかたの議論ではなく、「毎度のごとく」政府批判「被害者自己責任論誘導=いじめ」論で展開するところがさすがというか・・・。 自衛隊他の行動について、アメリカの後に着いていくと批判しているが、なぜか某国務長官の意見を取り上げて政府批判するんですね。 交渉術が長けて強くなる日本を警戒しているとも取れんだけど、誰もそういう方向の話にはしないねぇ。 67. sagiyama@GAWIN復活 2004/04/21(Wed) 23:03:47
(アメリカと仲の悪い)フランス人が三人をどう見ているかです。ちょっと嬉しいかな。
http://homepage.mac.com/naoyuki_hashimoto/iblog/C394170269/E2083218708/index.html 68. 眩々 2004/04/22(Thu) 00:37:37
個人的にはむしろ、フランスやアメリカよりも
イラク人がこの事件や三人をどう捉えているかが大切だと思います。 もしイラク人の大多数にとって自衛隊が 「頼んでもいないのに武装してやってきた他国の軍隊」 という認識なら似た事件は何度でも起こるし双方にとって不幸なだけでしょう。 69. と 2004/04/22(Thu) 03:23:38
私は、先に人質になった3人と、後で拘束された2人に対する世間の温度差が気に成りますね。
私としては、先のNGOの2人には共感はしませんが、今は少し同情的です。浅慮だったのは確かだと思いますが・・・。 最近、定期的に巡回している『唐沢俊一』氏の日記に書かれている視点に、やや共感したりして・・・。 唐沢俊一「一行知識」HP http://www.tobunken.com/ しかし、世論の気勢を制するかのように、こういう発言をする小泉は、良くも悪くも一筋縄ではいかないなあ。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040421-00002174-mai-pol 70. sagiyama@GAWIN復活 2004/04/22(Thu) 07:44:36
>イラク人がこの事件や三人をどう捉えているかが大切だと思います。
自衛隊に対しては http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20040422i401.htm と言う記事がありますが、このアンケートの狙いが何なのかもわかりませんし (バイアスがかかっていないか)、そもそも自衛隊に対しては雇用の創出を期待さ れていた、人質事件で活動を制限されていた、ということを割り引いて読んだほう がいいかもしれません。 本音の部分を見るには例えば事件発生後の早い時期にサドル派が「我々ではない」 と声明を出したこと。あるいは、事件解決にあたり宗教指導者が仲介に立ったこと などからうかがえるような気がします。 ちなみに、そのサドル派はスペイン軍に対しては http://www.asahi.com/international/update/0419/014.html だそうです。 これは余談ですが、ゴラン高原でPKOやっていた日本の自衛隊は何をしているか と言うと、各国の停戦監視団の便所掃除をやっていたそうです。遠くの港まで汚物 を毎日運んでいたのだそうです。私はこれも立派な国際貢献だと思っています。 現地人の評判はどうかは知りませんが・・・。 |