どるこむ仲間の掲示板! 過去ログ倉庫 | LOG:2004/01: | |
●2004年01月インデックス
●過去ログ検索トップ
■どるこむ仲間の掲示板へ
|
[4102] エンジニアの・・・。 (47 レス) 2004/01/30(Fri) 16:28:00 |
xyz さん |
Web: (none) | |
青色LEDの中村氏やりましたねー。(喜 日亜に200億の支払い命令デス。。。(爆 研究開発系エンジニアの私としては、かなり嬉しいニュースですが、 皆さんどーですか。技術者の労働環境&地位向上が見直されるのでは ないかと期待したいものです。 http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/economy/consideration_of_the_invention/ 1. たまちゃん 2004/01/30(Fri) 17:22:15
最高裁まで行くんでしょうか…
2. 皇帝スーパーブラックバード 2004/01/30(Fri) 19:59:31
200億円って・・・想像すらできん。
3. xyz 2004/01/30(Fri) 20:41:55
>最高裁まで行くんでしょうか…
今まででも、結構モメてますので、お互いに引くに引けないでしょう から、止む終えないでしょうねぇ。 エンジニアに光あれ。。。(ぉ 4. よねよね 2004/01/30(Fri) 21:19:31
しかし思うのですが、起業家などと違い、サラリーマンとして、会社に初期投資やら、研究が失敗した場合の生活までも保証してもらって、自分では大したリスクを背負わないのに、成功した途端にその対価を要求する、というのには、いささか釈然としないものを感じるのですが...
まあ、日本企業にも社員の功績にきちんと報いることを考えさせ、社員も会社に対してはっきりと物を言えるようにした、という点では、非常に素晴らしい行動だと思うのですが。 5. BunkerHill 2004/01/30(Fri) 21:58:46
最近はあんまり生活がホショーされているとはいえんのが現状です :)
6. 里志 2004/01/30(Fri) 22:24:06
物作りの会社って、研究者とかエンジニアがイイモノ(独占的に売れる品物)を作らないと会社って潰れるんですよねぇ。
そういう意味では、リスク(=責任)は負ってると思いますし、 失敗続きの企業研究者なんて、とっとと淘汰されます。会社の意向に添ってでしか研究をしない訳ですから、成功したら、もっと報酬があって良いよなぁとは思います。(割と自由にやれるアカデミックとは、違いますしね。) 200億円をどう評価するかは分かれるでしょうけど、数万円と言うのは安いかと。 7. xyz 2004/01/30(Fri) 22:49:38
>そういう意味では、リスク(=責任)は負ってると思いますし、
>失敗続きの企業研究者なんて、とっとと淘汰されます デジカメとか携帯など、よく身近な新製品が出ると、表向きは生活が豊かになって、みんなにワイワイもてはやされていますが、一方、裏では開発に携わった(携わっていた)技術者が何人か、よく逝ってしまったというのは良くある話ですね・・・。(汗 プレッシャーは、ある意味スゴイッす。(滝汗 8. カーネルアンドピーチ 2004/01/30(Fri) 22:49:45
今度600億円で勝負してはどうでしょうか。
9. CELSS@DC2R 2004/01/30(Fri) 23:01:22
中村先生、なんとなく急にお年を召したように見えます。
裏ではかなりキツイのではないでしょうか... 最近の会社は冷たいですよ。
従業員の福利厚生費を削ってその分を会社利益に充当しています。 親会社NECから下って来た社長は辞める時に 利益が出たからと特別報奨金6千万かっさらって行きました。 初めから1000億くらい請求してればなぁ(ぉ
12. 沙君 2004/01/31(Sat) 00:41:50
流石に印紙代2億はキツイでしょ
13. Rouge Trader 2004/01/31(Sat) 04:13:35
>しかし思うのですが、起業家などと違い、サラリーマンとして、会社に初期投資やら、
>研究が失敗した場合の生活までも保証してもらって、自分では大したリスクを背負わない >のに、成功した途端にその対価を要求する、というのには、いささか釈然としないものを >感じるのですが... しかしながら裁判所はそのような見方はしていないようです。 まあ、そういう考え方があるのも事実ですが、その代償として文系の人間より生涯所得が 低いという現実もあったのです。結果として「技術者は報われない」というような風潮を 広めてしまい、最近の理科離れの遠因にもなっているのではないでしょうか? 長期的には人的資源の枯渇、相対的に国際競争力の低下というツケを支払わされることに なるのではと危惧しています。一部の経営者は日本人技術者がいないのなら外国人技術者を 雇えばいいと言っているようですが、ノウハウの流出や「発明の対価」に伴う問題等を どこまで真剣に考えているのやら…。 ただ、裁判は続いているとは言え日亜化学は実質的には敗れたのと同じかもしれません。 私がこのニュースを聞いて最初に考えたことはこんな感じです。 ・今後、日亜化学の監査法人は監査結果に裁判に負けた場合や和解に応じた場合に 巨額の支払い義務が生じるリスクを指摘する必要性が出てしまったこと。 ※東京地裁の認定額は604億円であることから裁判の成り行き次第では200億円では 済まない可能性がある。ほぼ満額の600億円で確定した場合、日亜化学は壊滅的な 打撃を受ける。たとえ分割での支払いでも経営上相当な重荷になる。 (600億円の損失を被って存続可能な企業がどれだけあるかを考えて頂きたい。) 仮に和解に応じるにしても元の金額があまりにも巨額故に影響は不可避である。 しかも過去の経緯からも判る通り(日亜化学に有利な形で)和解を成立させるという 可能性そのものを捨ててしまっている。 → 日亜化学に極めて有利な形で判決が確定する以外、このリスクからは逃れられない。 ・日亜化学の監査法人も(日亜化学経営陣の意向に沿う形の)監査結果でこのリスクを 指摘しなかった場合、裁判の結果次第では責任を問われたり監査法人としての信用問題に 発展する可能性があること。 ※財務監査に対する最近の傾向から考えるとこの判決は監査法人の方針に大きな影響を 与えることが予想される。監査法人は今後日亜化学に不利な監査をする可能性もある。 ・以上のことから日亜化学はたとえ判決が確定しておらず高い収益力を維持していても 経営環境は楽観視できる状況ではない。ましてや高裁で今回と同様の判決が出れば リスクは現実味を帯び始め経営に対して相当な圧力になることが予想される。 → 敗れた場合、判決の執行状況次第では「黒字倒産」も想定しておく必要がある。 ...相当強烈なマイナスのバイアスがかかってますが、少なくとも私には日亜化学にとって 有利な状況を見つけることはできませんでした。(希望的観測はいくつもありますけど…。) 少なくとも10億単位の支払いは避けられそうにないのですから。 あと「世界は陰謀に満ちている」的視点で見たらまた違った見方ができるかも...。 仮に、日亜化学が逝ったとして一番得をするのは誰か? みたいな感じで。 14. かすが☆。 2004/01/31(Sat) 04:57:51
>一番得をするのは誰か?
弁護士です。 どっちがどう転んでも損しません。 15. そにょ 2004/01/31(Sat) 06:37:08
>東京地裁の認定額は604億円であることから裁判の成り行き次第では200億円では
>済まない可能性がある。 400億円の追加請求も検討中とニュースで言ってましたね。 16. sagiyama@RvII 2004/01/31(Sat) 07:11:54
>「世界は陰謀に満ちている」的視点で見たら
直接・間接に莫大な利益を得る人がいて、その人たちがアクションを起こすかどうかですね。 もちろん裁判官がその圧力に応じるかどうかもありますが、私は特許は国の政策の一部だと思っていますから、 裁判官はそういうことも考えて行動して欲しいですね。 (余談ですがアメリカは先発明主義・他は先出願主義。http://village.infoweb.ne.jp/~mat/SENHATUM.HTM) 件の会社には気の毒ですが、これで頭脳流出が止まるなら日本にとっては結果的にいい判決だと思います。 追記)このニュースのおかげで「イラク派兵衆院承認」がトップから滑り落ちました カーネルアンドピーチさん
>今度600億円で勝負してはどうでしょうか。 そにょさん >400億円の追加請求も検討中とニュースで言ってましたね。 個人的には、高裁で400億、最高裁で600億を目指して頑張って欲しいです。(笑) 18. 総額200億円 2004/01/31(Sat) 08:02:20
「赤の発見 青の発見」と「怒りのブレークスルー」は何度も読みました(笑
#個人的にはもっと短波長の菫色LEDが出て欲しかったり(裁判と無関係 19. よねよね 2004/01/31(Sat) 08:14:30
技術者に対する待遇の低さと、それを打ち破って会社に対等な立場で正当な対価を要求した、という点で、中村さんの功績は非常に素晴らしいと思っています。
(これで、頭脳の流出や、人件費抑制の言い換えの「成果主義」が減ってくれることを期待しています) 自分が言いたかったのは、普段自分はもう少し下流の設計 〜 製造部門の人達と一緒にお仕事をしているのですが、「モノ」というものは非常に大勢の方の努力でできあがっているのを見ています。 組織というそういう大勢の人達の中で、1人の人間だけが対価を要求して、残りの現場の人達とかは納得がいくのかなぁ、と思った次第なのです。 (某社では、現場にまで成果主義を導入するようですが、彼らの努力って、金銭として報われることって少ないですよね?) 20. #27@lanta 2004/01/31(Sat) 08:29:12
Rouge Trader様>
一つ質問させてくださいませ。 もし、東京高裁で、本判決とほぼ同様の判決が出た場合、 最高裁判所は、日亜の上告を、お取り上げくださると思い ますでしょうか? 21. サラミス 2004/01/31(Sat) 09:19:04
世界ではじめて青色LED発明したのは名城大の赤崎教授じゃないんですかね
22. 豆 2004/01/31(Sat) 10:32:30
中村氏の訴えが原因で会社が傾いた場合、彼以外の従業員はどうなるんでしょうね?自分なら恨むだろうな・・
一つ疑問なんですが、欧米の企業って発明に対して当期利益の7割が吹き飛ぶような報酬を払うものなのですか?一括ではないにしても、多数の研究者を抱えて、いくつかの発明にそれなりの報酬を払っていたらもたない気がするんですが。 23. まさむね 2004/01/31(Sat) 11:29:37
>サラミスさん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア (Wikipedia) 』より http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E8%89%B2%E7%99%BA%E5%85%89%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%89 >青色LEDの初の製品化は日亜化学の中村修二であるが、それよりも前に豊田中央研究所と赤崎教授の協力を受けた豊田合成株式会社で実現していたこともあり、「誰が初めて作ったか」という問いに答えることは困難である。 だそーです >当期利益の7割が吹き飛ぶような報酬
200億でもそれくらいに過ぎないのか…てっきりコレ払ったら債務超過で倒産確定くらいの額かと思ってました。 25. sagiyama@RvII 2004/01/31(Sat) 12:03:40
>「誰が初めて作ったか」という問いに答えることは困難である。
ちなみに今日のお昼のNHKニュースでは「実用化に世界ではじめて成功した」との表現でした。 26. 豆 2004/01/31(Sat) 12:29:01
>200億でもそれくらいに過ぎないのか…
いえ、全額600億払った場合だったかと。ということはペンチアムさんには余計にその程度という感覚なんでしょうか。自分には7割もって感じなんですが。まあ当期利益だけを見るなら利益は残るので倒産というようなことはないんでしょうけど。 これって額が確定すると、極端な話、今後特許切れにいたるまでが最終的な収支が赤字になっても払わなきゃいけないんですよね。 27. かすが☆。 2004/01/31(Sat) 13:15:31
しかし、こんな額が認められると
今後、開発にお金掛けるのを躊躇する会社が出てきませんかね? ライセンス契約なり、製品を買ってくる方が効率良いと判断されそうな感じも。 604億(裁判所が認めた金額)が1年分の利益の7割だとすると、200億だと余計に安いような気も。まあ訴状に200億って書いたからしょうがないですなぁ。もっと吹っ掛けようとすると印紙代が大変ですから。
ていうか日亜化学ってそんなにでかい会社だったのか、というのが正直な印象です、ハイ。 29. Alphalpha 2004/01/31(Sat) 14:00:05
今回は、この特許がないと事実上青色LEDが作れないと言う、基本特許ですからね。
実際、これだけ力のある特許はそうそう無いですし、日亜の利益の大半はこの特許に基づくものでしょう。 それを考えれば、一年分の利益くらいの支払いは安いくらいかと。 製品価格に転嫁し放題ですし。 >18. 総額200億円 さん >菫色LED もう、長波長紫外線LEDまでは実用化されはじめてます。 消臭機などの応用製品も近いうちに市場に出回るかと。 >28. ペンチアム さん >日亜化学ってそんなにでかい会社だったのか むしろ、この特許一発でここまで大きくなったというのが正しいかと。 確かに、この特許一本だけでは無くて、他の人たちの努力の結果でもあるわけですが、 それとて、この特許が無ければ成り立たないわけで。 30. 里志 2004/01/31(Sat) 14:24:13
>よねよねさん
そうですね、確かに現場の方から営業の方までが居て、初めて利益が出る訳ですから「一人の人間が何処まで利益を受け取って良いか?」を判断するのは難しいと思います。 明確な言葉では言えないのですが、「その人でしか出来なかった仕事」(=キープレーヤー)であるかどうかが問題になるんでしょうね。俺もそんな発明や発見してみたい・・・・。 町工場だと、このおばちゃんが居なければ、この金型は作れない!って言うのをテレビで見た事ありますけど、そう言う方も、やはりキープレーヤーな訳で。 イチローが契約更新をする時に、代理人に要求金額を下げるよう言ったそうですが、何でも「チーム内のバランスが崩れるから」という話しの記事を読んだ時には、よく考えてるなぁとは思いました。組織内で、どれくらい自分を誠意を見せて評価をしてくれるか?って言うのは、永遠の命題なんでしょうねぇ。 で、個人的には、いくらブレイクスルーでも数億で充分やろ〜?って言う気はします。あらためて200億って金額は凄いと思いますな・・・。これじゃー大企業しか研究費をガンガンつぎ込めない気がします。 彼は何に200億を使うんだろ?研究所でも作るんでしょうか。 31. たまちゃん 2004/01/31(Sat) 15:23:59
> 彼は何に200億を使うんだろ?
心配しなくても手薬煉引いて待っている人はいっぱいいるでしょう(毒 32. xyz 2004/01/31(Sat) 16:50:11
>青色LEDの初の製品化は日亜化学の中村修二であるが、それよりも前に
>豊田中央研究所と赤崎教授の協力を受けた豊田合成株式会社で実現し >ていたこともあり、「誰が初めて作ったか」という問いに答えること >は困難である。 名城大ホムペでは、80年台後半に発光に成功しているとありますが、おそらく、初めて光ったものが製品レベルの発光強度(効率)があったとは思えませんね。実験室レベルでは影で中村氏も成功している可能性が高く(論文で出てるかも)、製品になる明るさまで、LEDの品質を初めて上げたのが、90年台前半(1993年)ということです。すなわち、数年で使えるモノにした製造技術に対する発明特許ということですね。国内の大学では、製造(応用)研究までやっている所少ないですしね。(ベンチャーで最近増えつつあるが・・・) >菫色LED >もう、長波長紫外線LEDまでは実用化されはじめてます。 紫外線の中で最も波長が長い(エネルギーが低い)光を出すダイオードですね。これ以上、短波長になると目では見えなくなるオチがありますが・・・。(ぉ > 彼は何に200億を使うんだろ? 更なる最先端の研究に投資してしまえば、正直すぐ無くなるでしょうが・・・>200億 製造や分析装置1台でも数億以上するものが今日この頃ですなぁ〜。(汗 33. Rouge Trader 2004/01/31(Sat) 20:35:00
>自分が言いたかったのは、普段自分はもう少し下流の設計 〜 製造部門の人達と一緒に
>お仕事をしているのですが、「モノ」というものは非常に大勢の方の努力でできあがって >いるのを見ています。 それは私も理解しています。たしか日本の製造業の強さの秘訣はこの部分の層の厚さ だったはずなのですけど…。この一件は特許という「武器」があったからこそ会社に 物申すことができた、に過ぎず一部で言われているチームワークの否定云々といった ような要素は無いのではないかと考えています。 (製造業の本当の危機はこの「武器」を持たない大半の人の所で起きているのです。) 国際競争力の名の下に競争に勝つことが叫ばれ利益(のみ)が重視される昨今ですが 「競争を続ける能力」も競争力を構成する重要な要素として考えている私には 何だか前線での戦闘や攻撃を重視し防御や補給を軽視した旧軍の体質と重なって 見えてしまいます。 > もし、東京高裁で、本判決とほぼ同様の判決が出た場合、 >最高裁判所は、日亜の上告を、お取り上げくださると思い >ますでしょうか? 上告そのものは通るでしょう。ただ、私が思うに最高裁は最初は高裁へ審理を差し戻す 判断を下すと見ています。極めて希な事例とはいえこの一件はどちらが勝っても判決が 社会に与えるインパクトが大きすぎます。地裁レベルでこの有様なのですからましてや 最高裁判決となると重みが全然違いますので、最高裁としてもなるべくなら判断は 避けたいケースなのかもしれません。 ※今日の様々な新聞の社説でもこの一件を扱っていますから地方紙も含めて複数 見比べてみると面白いと思います。で、仮に日亜化学勝利の判決だった場合、 これらの社説のどれくらいが「日本はダメだ」的論調になるでしょう? >しかし、こんな額が認められると >今後、開発にお金掛けるのを躊躇する会社が出てきませんかね? 金額だけが一人歩きして企業が過剰反応しているような状況ですが、このような事例は 極めて特殊な事例であり恐らく最初で最後だと思います。むしろ29日に出た光ディスク 関連特許の判決の方を真剣に検討すべきでしょう。 この一件も日亜化学が最初から中村氏に発明に見合った待遇をしていれば起きなかった 性質のものであり、200億円という請求額も会社との紛争が泥沼化していく課程で膨れ 上がってしまった結果です。いきなり200億円の請求を突きつけたのではないのです。 私にはこの一件の経緯から200億円は特許の報酬云々ではなく在職中の冷遇だけでなく 退職後も続く嫌がらせもろもろに対する会社への報復行為のように思えます。 少なくとも日亜化学が取ったような行動をとらなければ企業の側もこの一件を脅威と して感じる必要は無いと思います。 で、仮に中村氏が200億円を手に入れたとしても懐には入れずに財団を設立してその 基金に充てる、と私は見ています。財団の趣旨は自ずと見えてくると思いますが…。 >世界ではじめて青色LED発明したのは名城大の赤崎教授じゃないんですかね ここに赤崎・天野氏と中村氏の開発状況が時系列も含めて解説してあります。 http://www.takeda-foundation.jp/award/takeda/2002/fact/01.html 一応80年代に炭化ケイ素(SiC)ベースの青色LEDがサンプル出荷されているそうですが、 輝度は僅か5mcd程度しかなく価格も1本1万円したそうです。 あと、この新聞の論調にどのようなバイアスがかかっているのかは判りませんが、 地元の新聞にこうまで言われるようでは…。 http://www.shikoku-np.co.jp/news/column/200401/20040131000071.htm 34. BVV5@Vice Admiral 2004/01/31(Sat) 22:00:03
国や公的研究機関勤務なら、予算これだけ、スタッフはこれこれ付けてあげるからって
なっていたようです。(最近は独立法人化で厳しいらしいが) 年度中に予算消化しないと来年度の予算がもらえないというプレッシャーはあるようですが 最初に費用無しというのはありえません。 企業ですと、社長の直轄プロジェクトでも無い限り、ぎりぎりの予算で早期開発を 命じられます。お金だけでなく、スタッフも場所も設備も……。 それでも懸命にがんばるのがサラリーマン研究員でまるでプロジェクトXのような厳しい現実があります。 大抵1,2年で成果が上がらないと縮小され、さらに日陰プロジェクトへと転落して行きます。 こうなると、昼間は別のプロジェクトを手伝い定時以降や休日出勤で続けることになります。それこそ、実験材料費でも自費でまかなえる物は給料の中で手配してなんていうこともやります。 社内で、白い目で見られながら苦節数年、プロジェクトが成功したとなると、あれよあれよという間に 量産実用化プロジェクトが動き出し手の届かないところに行ってしまいます。 これが、現実の社会で、研究職といえども成果が出せなければ、給料は上がらず社内の地位も上がらず、へたすりゃ配転か肩たたきがまっています。 島津の田中さんも評価されていなかったのが凄い人と解った途端に、八艘飛びで役員待遇に昇格させています。これが普通の対応と思われますが日本の企業ではきわめて稀と言えます。 中村さんの場合は、以前TVで報道された内容の限りにおいては、やっかいもの扱いされていたプロジェクトを 手弁当ででもとこつこつ奨めてやっと実用化にこぎ着けたとなってました。 それが真実なら会社側の主張が全く通らなかったのも頷ける話です。いったい何人の人がこの発明で報奨金をもらったのか興味があります。 まぁ、社内規定で2万円というのは子供だましとしか言えません。 売り上げの利益の1%をプロジェクト全員とでもやっていれば裁判までにならなかったと 思われます。 #報奨金の行方は気になりますが理系学生奨学金基金設立を希望します。 *間違い修正 35. KAZ 2004/01/31(Sat) 22:01:23
判決をくだした裁判官も、これは特殊な例であるとコメントしている
ようですから、報酬額も特殊な金額でOKだと思います。 こんな事が、全ての企業特許で起きたら日本の企業は云々と 言われる方もありますが、こんな儲けが期待出来る特許が ゴロゴロしてたら、発明者と揉めてようがどうだろうが それこそ日本企業の未来は、限りなく明るいはずです。 製品は会社全体の協力の結果という見方は大半の場合正しいと 思いますが、そのような製品の発明では今回のような裁判結果は でないでしょう。 あくまでも特殊な例ではあるのですが、今まで企業内の画期的 成果に対して報酬が少な過ぎた事の見直しに繋がれば、長期的に 研究者・企業・日本にとって良い結果がもたらされると考えます。 36. Casper-01@RTS 2004/01/31(Sat) 22:27:27
>一応80年代に炭化ケイ素(SiC)ベースの青色LEDがサンプル出荷されているそうですが〜
確か80年代後半から90年代前半に三洋電機も出していたような記憶が有ります、サンプル品が一本一万円でした。 開発自体は1981年の様です。 37. まりも 2004/02/01(Sun) 01:07:49
>地元の新聞にこうまで
多くの地方新聞というのは体質がちょっとアレです。。。 38. 総額200億円 2004/02/01(Sun) 08:35:20
開発時期は不明ですが,横河・ヒューレット・パッカード1992年10月のカタログにHLMP-DB15というのが載っています.
>>菫色LED >>もう、長波長紫外線LEDまでは実用化されはじめてます。 全くの初耳です.もしよろしかったら詳しく教えていただけませんでしょうか. #サンプル出してもらえるかなぁ・・・ 39. BVV5@Vice Admiral 2004/02/01(Sun) 09:17:55
UV硬化樹脂用非ランプ式っていうDMがきてました。これって紫色LEDで蛍光体を叩いているのか本当にその波長のレーザーなのかは不明ですがカセットウォークマンぐらいのサイズでした。
>ホリバの田中さん
シマヅの方の事ですよね? この方も当初の報酬は非常に安かったかと思いますが。 ノーベル賞受賞で評価が上がって待遇が良くなったのでは? 日本の営業マンは「エスキモー人に冷蔵庫を売る」だったかな? そういうことをできる人が評価され、どんなに品が良くても売り込む人間の口八丁手八丁が無ければ駄目だ、という考えがありますね。 どちらも評価すべきはずが、件数をこなした(売った)方々の方が評価が高くなるのは「良い物を作って当たり前」という意識を営業マンに与えすぎている会社の姿勢に問題があるかもしれませんね。 #ちなみに設計は大手企業の開発部でも、実際製造に当っては下請けを使うので微妙な改良も行われる事があり、顧客からの修理依頼の際にとんでもない状況になる事を聞いた事あります。 41. Casper-01@159MM 2004/02/01(Sun) 23:13:13
>紫外線LED
紫外線は400nmからですが、400nm付近にピークが有るLEDなら秋月で売ってます。 >LED そう言えば、98年頃に本家で紫色LEDの話題が出て、そっち方面の方とやり取りさせていただいた経験がありました。 あの頃は未だ若かった(-ω-;) ←過去LOGを見ているらしい 42. #27@lanta 2004/02/02(Mon) 06:38:26
Rouge Trader様>
お返事ありがとうございます。 >上告そのものは通るでしょう。ただ、私が思うに最高裁は最初は高裁へ審理を差し戻す >判断を下すと見ています。極めて希な事例とはいえこの一件はどちらが勝っても判決が >社会に与えるインパクトが大きすぎます。地裁レベルでこの有様なのですからましてや >最高裁判決となると重みが全然違いますので、最高裁としてもなるべくなら判断は >避けたいケースなのかもしれません。 うーん、こういう大問題を判断するために、最高裁判所が あるのではというのは、当方の誤った認識でしょうか? 43. 総額200億円 2004/02/02(Mon) 08:59:55
どうもありがとうございます.秋月のサイトで検索しましたが,これですね:
http://akizukidenshi.com/catalog/items2.php?c=led&s=popularity&p=1&r=1&page=#P-00282 OSSV531というのが型番でしょうか(データシートを置いてあるらしいサイトは落ちているので特性は不明ですが).変調光を作りたいので周波数特性が気になります.100円/個なんで,通販で買ってみます. 44. BVV5@Vice Admiral 2004/02/02(Mon) 13:33:54
45. 総額200億円 2004/02/02(Mon) 14:16:59
注文しました >OSSV531
#飛脚の代引き・・・(;´Д`) 46. Casper-01@RTS 2004/02/02(Mon) 20:07:20
>OSSV531
型番が変わった様で、現在はOSSV5131に成っているのかも知れません。(経緯などは私は知りません) 製造元です。 http://www.optosupply-tech.com/ 似た様な型番でOSSV5111とOSSV5131が有りますが、どちらのデータシートにもf特は載ってませんでした。 IF=20mAで放射線出力は前者が33mW/srで後者が22mW/sr だそうです。 47. xyz 2004/02/02(Mon) 23:24:40
早くも、動きが・・・。(ぉ
http://www.sanspo.com/sokuho/0202sokuho085.html |