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[2638] いよいよ (32 レス) 2003/03/18(Tue) 09:14:10 |
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戦争がはじまりますね。 生きてるうちにこんなに戦争を実際に見れるとは。 1. まさむね 2003/03/18(Tue) 13:13:48
10年くらい前にも同じ国相手にありましたけど生まれてなかったのデスネ( ̄▽ ̄;;
中東に限らなければ東欧やアフリカ・アジアでは常にといっていいほどありますよ 2. よねよね 2003/03/18(Tue) 13:21:40
アメリカの石油権益だとか、仏蘭西にとっては武器輸出のお得意さんだとかはともかく...
「民主国家にするため」などというアメリカの自己チューだとか、どうせ外交的に目立ちたいだけでしょ?というフランス・ロシア・ドイツもともかく... 相変わらずアメリカにしっぽフリフリするのと、たまにちょっと反対して存在感を示すのと、どっちが国益にかなっているのか?なんてのもともかく... ブッシュ大統領は「悪 対 正義の戦争」を強調していますが、先の湾岸戦争で、ローマ法王は「西欧の『正義』を振りかざして、イスラム諸国に強制するべきではない」と言ったように、そんな正義だの悪だのの大義名分のために、これから実際に殺される、この世から消えさるであろう数万の人達と、遺されるであろうそれに倍する家族のことを思うと、胸が痛みます... 3. 皇帝スーパーブラックバード 2003/03/18(Tue) 13:42:55
ずいぶんと急いでますねアメリカ。世界中の反戦運動に焦ってるのかな?
>「悪 対 正義の戦争」 まぁアメリカは正義大好きの国ですから。前の第二次大戦も然り。 問題はその正義がかなり自己中心的な判断によってなされているってことでしょうか。 「俺(アメリカ)の言うことを聞かなければ悪だ。何故なら俺(アメリカ)は絶対正義だからだ」みたいなね。 確かな話ではないですがフランスが武力行使に対して強硬に反対しているのはフセインと極秘で結んだ各種協定が反故にされるのが怖いからだ、と言う話もあるとか。 この話が本当ならばフランスの話も何だか生臭くなってきます。 結局あっちこっちの武器輸出国が手前勝手な政策でイラクを弄んだ挙句の結末ではないか?と言う気すらします。 個人的には何とか武力行使無しで話がつけば望ましいと思っていますが。 10年前はどうでも良かった。むしろエンターテイメント感覚。
今回もどうでも良いはずだった。だが現在車持ち。 ガソリンが値上がりするにつれ、戦争は勘弁してくれと思うように。 自分という人間の矮小さを改めて認識。 5. harry 2003/03/18(Tue) 14:02:18
誰かと思えば…。
ワールドカップの時みたいにはしゃぎすぎないようにしてくれよ。 6. kita 2003/03/18(Tue) 14:30:51
10万単位の死者が出ることは確実。
米国の攻撃を支持する政府には、この人々の死に対する責任がある。 小泉首相、川口外相、福田官房長官、原口国連大使 etc. 人間の命の価値について、その時々でこんなにばらつきがある連中もフシギだ。ラチ問題は人道に関する重大な問題である。であるならば、なぜ米国の大量虐殺に黙っていられるのか。 7. Kousuke Shibasaka 2003/03/18(Tue) 14:59:00
湾岸戦争の時は戦費でしたけど,今回は復興支援でそれ以上取られるみたいです。
よりによってこの株安経済危機のご時世にしなくてもという気がします。 (景気がよければいいのかというわけでもありませんが。) >ガソリンが値上がりするにつれ、戦争は勘弁してくれと思うように。 私もこういう発想が真っ先に出てくるあたり,自分のことが嫌になります。 イラクを攻撃すれば世界中でテロが増えるので、
アメリカが介入する口実も増え、また軍需産業も 儲かるので一石二鳥…という風説もありますな。 アメリカを基準に外交(と呼べるものかはさておいて)を 展開している日本の政府には虫酸が走りますが、それも 日米安保が原因だと考えると、非常に憎々しく思います。 また戦費の負担をさせられるかと思うとなおのこと。 9. と 2003/03/18(Tue) 16:33:33
アメリカはテロという相手の見えにくい敵に自信喪失に陥っており(炭疽菌テロはどうなった?)、とりあえず、姿の見える敵を叩く事で安心したいという見方もある。
10. 皇帝スーパーブラックバード 2003/03/18(Tue) 16:42:24
>>ガソリンが値上がりするにつれ、戦争は勘弁してくれと思うように。
>私もこういう発想が真っ先に出てくるあたり,自分のことが嫌になります。 すいません、私もです・・・ 燃費悪いので結構ダメージ食らいます。 11. kita 2003/03/18(Tue) 16:54:53
とにかく政府は言っている事が前とは違うわけで、これを追及する必要がある。
米英スペイン提案の新決議(=武力行使容認決議)について「平和のために国際社会が一致してイラクに強い意志を示す必要がある」(武力行使容認を日本政府語に訳すとこうなる)といってきた。 この決議案が可決されることを前提に、米英を支持してきたのに、米英が「可決の見込みなし」と判断して決議案を取り下げたにもかかわらず、どうして小泉首相は武力行使を支持できるのか。フカシギにもほどがある。 首相官邸に電話で理由を聞いてみるかな>官邸 03-3581-0101 12. まさむね 2003/03/18(Tue) 17:48:50
現実問題として北朝鮮できな臭い感じなのでもし第二次朝鮮戦争勃発にでもなると今度は日本が直接火の粉をかぶる可能性大
その時にアメリカの力無しでは・・・という安全保障上の理由からアメリカのイラク攻撃を支持せざるを得ないというのもあるでしょう 数万の人の死・命の重さ・・・・ きれい事だけでは動かないのもまた事実 ところで一旦戦いが始まればイラクで数万人以上の死傷者が出て多大なる被害を受ける戦力差であり、ブラフではなくアメリカはその戦いを実行するでしょうに何故フセインは引かないのでしょうね メンツの為に死を選ぶのも個人では一つの選択ですが為政者としては最低な行為だと思います その道を選ぶ為政者を責めず、アメリカのみを責める風潮も不思議ではあります どちらも引くべき所と押すべき所を知らないのでしょうね 13. ? 2003/03/18(Tue) 18:11:09
まっ、ゆっくり楽しみましょうや、人間の愚かさを。
14. 皇帝スーパーブラックバード 2003/03/18(Tue) 18:47:42
ここでアメリカの機嫌を損ねたら北朝鮮で何か起こったときに助けて貰えないからでしょ。
面白くないのは確かですが、現状を考えると自力での対処は実質不可能ですしね。 これでもし日本国内に戦火が及んだとしたら、法整備の点から見ても極めて恐ろしい状況になりそう。 そっち方面の整備はどっかの政党やどっかの自称進歩的文化人達の横槍でことごとく潰されてきてますし。 15. よねよね 2003/03/18(Tue) 20:59:51
>>ガソリンが値上がりするにつれ、戦争は勘弁してくれと思うように。
>私もこういう発想が真っ先に出てくるあたり,自分のことが嫌になります。 かく言う自分も、石油関連株を空売りしておこうかなぁ、とか考えたりしているんですよね...(よく言えば民衆のたくましさ、悪く言えば平和ボケか、さらに言えば火事場泥棒だよなぁ...) >何故フセインは引かないのでしょうね 彼は軍人出身ではないので、軍隊の犠牲は苦にならない、と新聞だかで読みました。まあ、日本でも二・二六事件に参加した兵士は結局は最前線に送られたみたいに、施政者にとって軍隊は「駒」か自分の権力を脅かすものなのかも知れませんね。 >そっち方面の整備はどっかの政党やどっかの自称進歩的文化人達の横槍でことごとく潰されてきてますし。 で、逆に国を憂う、心ある方たちは、シルクワームの発射ごときで「日本にミサイルがやってくる!PAC-3を配備して防がなくてはならない!」と大騒ぎするわけですな。まあ、両極端の人間はどっちもどっちだよなぁ。 16. 皇帝スーパーブラックバード 2003/03/18(Tue) 21:09:39
>で、逆に国を憂う、心ある方たちは、シルクワームの発射ごときで「日本にミサイルがやってくる!PAC-3を配備して防がなくてはならない!」と大騒ぎするわけですな。
そこまでは思わないですが、せめて有事法制の整備くらいはやっといても良いんじゃないかなと思うわけです。 別にそれやったから戦争しても良いって言うわけでなく、転ばぬ先の杖という意味合いでも良いんですけど。 17. Kousuke Shibasaka 2003/03/18(Tue) 21:39:58
>有事法制の整備くらいはやっといても良いんじゃないかなと思うわけです。
おそらく有事法制それ自体に反対している人はいないのではないかと思います。 #「行ってる人たちの顔ぶれが胡散臭い」というのはまああるにせよ。 制度がなかったらなかったで無秩序状態になるのもそれはそれで問題がありますし。 18. よねよね 2003/03/18(Tue) 22:06:06
>>せめて有事法制の整備くらいはやっといても良いんじゃないかなと思うわけです。
はい、自分もとくに反対というわけではありません。 「戦争、もしくは戦争に繋がる=悪」みたいな、ヒステリックな拒絶反応を示しても、平和は守れないと思います。 で、自分の上の書き込みは、別に皇帝スーパーブラックバードさんがそうだというわけではなく、とかくイデオロギー的な問題では、上のような思考停止状態になりがちなのには、右・左に関わらないですよね?と言いたかったのです。 # 怖いのは、北朝鮮の脅威みたいなのをいたずらに煽り立て、反対する人間も単に反対するだけで、ろくに議論もせずに、なし崩しで進んでしまうことかと... 皇帝スーパーブラックバードさんに向けたものではありませんが、確かに皮肉を含めた書き込みでしたので、もし、気に障られましたら、謝罪いたします。m(._.)m ああ、ついにおっ始める事になりましたか。
気になるのは、イラクにどれ程の武器が残っているかと言うことですね、戦いらしいものがあるのかな? この戦争の勝利条件はなんなのでしょう? まぁた、湾岸戦争1の時のように双方勝利宣言出しておしまいでしょうか? 日本経済に対する影響も気になるよ、一ヶ月で終わる訳ないじゃん これから長いイスラムテロとの戦いが始まるんだろうね、日本も >ここでアメリカの機嫌を損ねたら北朝鮮で何か起こったときに助けて貰えないからでしょ。 助けてくれると思いますか・・・俺は半信半疑です。 中国、朝鮮、日本の区別もイメージできない遠い国の人達ですよ。 何かあったときに命かける理由が全く見あたらないんです。 拉致のことを言っても、(言葉が悪いが)イギリス人がフランス人にさらわれた、ぐらいにしか考えていないんじゃないですか。 なんと言っても、「W杯で共催したぐらい近い国」の筈(南北分裂してるけど)ですからね、見た目も似てるし。 >有事法制の整備くらいはやっといても良いんじゃないかなと思うわけです。 ん、有事法制自体の整備には賛成です。 ただ胡散臭いのは、現行憲法体制の骨抜きを狙ってるんじゃないかという疑いが晴れないからですね 憲法と言うと、アメリカ製と言ってアレルギー反応起こす人があるけど、そんなに悪いものかなぁ 今の憲法に慣れすぎて、明治時代の伊藤博文以下数名製の方が正しく見えるのかもしれんが 20. MUSICO 2003/03/18(Tue) 22:59:30
開戦と同時にイラク陣営も米本土で、活動するとか、
この場合、「テロ」じゃなくて、「ゲリラ戦」と言うのかな? 戦闘状態なら正当化されるかも。 アメリカに対しては一番効果のある戦法だと思いますが。 (アメリカはどうも戦争=国外で相手にのみ被害を与えることと思ってるような。) 21. BVV5@Vice Admiral 2003/03/18(Tue) 23:08:49
しかし、情けないのは野党(日本の)コメント。
内閣は辞めろだの、平和が…日本が丸腰になると何が起こるかわかってないか、自分たち(野党幹部)はかの国が占領したあかつきには幹部にでも優遇してもらう密約があるのか、と勘ぐりたくなります。 現状が最良とはいえないにしても、アメリカの航空母艦代わりを努めて傘の下にいれてもらうのも考え方では次善の策では。 22. Realm 2003/03/18(Tue) 23:10:15
まぁ、我が国の場合、北朝鮮という厄介な存在がありますからねぇ。政府の「支持」の表明も結局、筋がとおる通らないではなく、国益を重視した結果でしょうね。
自前で北朝鮮を抑え込める軍事力を持つのなら、アメリカ追従をやめることも出来るのでしょうけれども、半世紀前にその途は捨てたわけで。 >せめて有事法制の整備くらいはやっといても良いんじゃないかなと 本来なら、有事に文民統制をきっちり利かせるためにこそ、有事法制の類が必要なわけです。 そりゃ、侵略をうけたら即座に無条件降伏する、という国民的合意でもありゃ別ですが、現実にはいざ有事となったら自衛隊を出すわけで、そういうときに自衛隊をコントロールする法律が「ない」ことのほうが問題です。 だったら、有事法制の中身の方をしっかり議論してつめてほしいところですが、作るか否かのところで議論して肝心の中身はいい加減なままになっていやしないかと心配です。 23. 皇帝スーパーブラックバード 2003/03/18(Tue) 23:11:34
>#「行ってる人たちの顔ぶれが胡散臭い」というのはまああるにせよ。
確かに(笑 >イデオロギー的な問題では、上のような思考停止状態になりがちなのには、右・左に関わらないですよね?と言いたかったのです。 了解しました。私的には「右は嫌いだが左はもっと嫌い」というスタンスなのでこんな毒の多い書き込みになりました。申し訳ありませんです。 >これから長いイスラムテロとの戦いが始まるんだろうね、日本も もしもフセインが「聖戦(ジハード)宣言」とかやったら国内でも危ないでしょうね。テロは何でもありですから。 >助けてくれると思いますか・・・俺は半信半疑です 私も全面的に助けてくれるとは思ってませんよ。ただここで機嫌を損ねると来援確率が50%から10%に下がるかなとか、そんな感じですか。 妄想かも知れませんがアメリカ政府内部にも「少し日本を弱らせてはどうか」みたいな話が出るかも知れません。アメリカはとても一枚岩と言えるような状態じゃないでしょうしね。 ただ、今までの考え方からすると極東に日本ほどの補給拠点は望めないでしょうから、適当にダメージを食らった後にオタスケマンとしてやってくるんじゃないかと。 >憲法と言うと、アメリカ製と言ってアレルギー反応起こす人があるけど、そんなに悪いものかなぁ 私は少なくともそう思っていません。世界に自慢できる憲法ではないかと思います。 もう少し時代の変化に伴って柔軟に対応できるような方策を持たせておいても良かったのではないかと思いますが。 24. Kousuke Shibasaka 2003/03/18(Tue) 23:19:45
>もう少し時代の変化に伴って柔軟に対応できるような方策
憲法の仕組みから考えると,それができるか否かの大部分は国会(立法府)に委任していますからねぇ…。 国会議員が自分の仕事をさぼって憲法のせいだみたいな言い訳をすると首をひねりたくもなります。 25. 皇帝スーパーブラックバード 2003/03/18(Tue) 23:31:46
しこしこ文章を書いてたら一杯増えてるし(汗
>しかし、情けないのは野党(日本の)コメント。 >内閣は辞めろだの、平和が…日本が丸腰になると何が起こるかわかってないか、自分たち(野党幹部)は >かの国が占領したあかつきには幹部にでも優遇してもらう密約があるのか、と勘ぐりたくなります。 私は彼らにまともな政治的論戦など期待してません。まして危機管理能力なんて求めるだけ無駄ってものです。 「反対のための反対」「与党のすることには取りあえず反対」なんですから。 >有事法制の中身の方をしっかり議論してつめてほしいところですが、作るか否かのところで議論して >肝心の中身はいい加減なままになっていやしないかと心配です。 18.でよねよねさんが書かれてますが、もう「有事法制」と聞いただけで拒絶反応・思考停止・「ダメなものはダメ」みたいな感じですか。 この辺りが未整備だと何かあったとき真っ先に巻き込まれるのは我々国民なんですけどね。その辺を考えて欲しいんですが・・・ ここに法整備のことについて書いてあります。 ・自民党 http://www.jimin.jp/jimin/saishin97/seimu-12-2.html ・共産党 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik/2002-03-21/14_0402.html 26. Rouge Trader 2003/03/18(Tue) 23:37:25
反戦運動が逆に事態を悪化させたような感じですね。
アメリカはベトナム戦争の敗因を徹底的に研究しています。その教訓の一つが湾岸戦争、報道を徹底的に管理して現実の戦場の残酷さを世論から隔離することでした。 で、今回の教訓は「反戦運動は完全に黙殺すること」でしょう。反戦運動は相手側にとっては絶対かつ最大限利用すべき政治的機会ですからね。 アメリカはベトナム戦争で北ベトナムに国内の反戦運動を政治的に利用された(足元を見られた)形になり、時のニクソン政権は本来の目的であった停戦に失敗してしまったという経緯があります。(ベトナム戦争の是非は別です。それにベトナムに本格的に介入したのはジョンソン政権なので。) 今回はこれを黙殺して最後通牒を叩きつけたことでイラクの逃げ道を塞ぎ、戦争さえ厭わないというアメリカの強固な政治的意思表示をしたと見られます。平和的解決への最後のカードを切った形、言わばどこかの国お得意の「瀬戸際外交」でしょうか? 安保理で反対している国も基本的に自国の国益を基準に動いてます。イラクの権益絡みや国内世論向けに「反対」したという既成事実が必要な事情もあるでしょうし。日本がアメリカ支持の姿勢を示すのも某国との関係を考えた上での政治的意思があると考えるのが当然と思います。 戦争が回避できればそれで良しですが、戦争になったらなったで今度は戦後を睨んでの意思表示、特に対北朝鮮政策に関わってくるでしょう。 戦争も国家の政治的意思を実現する手段の一つでしかないことをお忘れなく。特にその政治的意思にたとえどんなに多くの犠牲を出してでも実現すべき価値があると考えているならば…。 この世界は所詮「Balance of Power」なのですから。 イラクの戦略としてはアルカイダと共闘のケースも考えられますね。
っていってるそばからワシントンで爆弾騒ぎ発生の模様。 おっかないっす。 米英は何を持って作戦成功と言うのでしょうか。親方をやっつけたいだけなら普通の人は殺さなくてもいいのに。
もしアメリカが北朝鮮に対して同じように攻撃すると言ったら、日本は賛成するんですかね。ここで賛成したら、拉致被害者の周りの人が黙ってないような気がします。 29. kita 2003/03/19(Wed) 00:18:34
>この世界は所詮「Balance of Power」なのですから。
結論の意味がよくわからないのだが・・。 一般市民が、政府の立場からものを言う必要はまったくない。政府がおかしなことをしていれば、それを止めさせるのが民衆の役目。世の中の仕組みが「Balance of Power」であればこそ、民意の「力」を政府に示す必要がある。 #日本では国家というものが社会全体の利益の体現者であるかのように観念されている節がある。国家というのは統治機構のことであり、いってしまえばある種の法人にすぎない。社会と言うものは、もともと利害のそれぞれ異なる集団で構成されているものであり、それらの相互の、あるいは政府との緊張関係がつねに存在している。このことを考えずに、政治学の論議はできない。「国益」とは一体誰の利益のことか? 30. MUSICO 2003/03/19(Wed) 01:12:50
あげあし取りでは無くて、マジで(現代の)日本人の一番不得手なものが、
>民意の「力」を政府に示す 事だと思うのですが…現在の日本の政治&政治家の無能・腐敗・自己利益追求ぶりはその結果でしょう。 自分の単純な頭では、 国家(政治)組織は自己の存続のために国民の「ご機嫌取り&利益追求」を行い、 その結果、他国との利害衝突は当然起こる。そこで、パワーバランスを基にした外交(広義には戦争も含まれる)があり、 その調停役として国連と言うシステム(あまりにも脆弱ですが)がある。と言う把握です。(えらい大雑把です。) (ただ、社会での利害については、政策・立法に近い立場の集団・組織(企業を含む)が ほとんど決定権を持っているのは、過去の歴史より、現代の方が露骨なように思いますが。) ですから、 それぞれの国が、自国の利益(上記)を第一に考えて、外交を展開しているだけの話で、 その本音は「非戦闘員が殺されるから反対」などと言うきれい事では絶対にありえないと思いますし、 日本が貿易立国である立場上、現在の国際状況ではアメリカのポチ状態もひとつの選択肢ではあります。 また、世界平和に国連を頼るのはあまりにも甘いと言わざるを得ません。 最近、あほなおばさんが、TVで「スパイ防止法」を作らなくても国連で禁止してもらおう などと、眠たいことを言ってましたが、それこそ、「自分の尻ぐらい自分で拭け」と言われるでしょうし、 国連は、最も外交のタテマエと本音が絡み合う場であると思います。 31. Rouge Trader 2003/03/19(Wed) 03:06:26
どうも「Balance of Power」を冷戦時代の国家間の力の均衡と受け取られたようですね。もともとがそういう意味で使われてましたから。
>一般市民が、政府の立場からものを言う必要はまったくない。 その通りです。それぞれの立場で言いたいことを言えばいいのです。それが民主主義社会です。 >政府がおかしなことをしていれば、それを止めさせるのが民衆の役目。 しかしそれにはある前提があります。「政府が理性的かつ道徳的である」ということ。 例えばある北朝鮮の民衆があの体制を「間違っている」と言えばその人は強制収容所に送られてほぼ間違いなく「死」です。彼らにとってはその中でどう生きるかが問題で、それゆえ大多数の民衆は耐えているのが現実ではないでしょうか? 時折脱北者も出ますけど。 日本もそういう時代がありましたよね。「戦争反対」と叫べば「非国民」と罵られ、特高に連行されたり、最悪「殺されてしまう」ような…。 >世の中の仕組みが「Balance of Power」であればこそ、民意の「力」を政府に示す必要がある。 その民意は何によって担保されてますか? TVで見た反戦デモというのは無しですよ。 選挙のように客観性によって担保されない民意なんて容易に作ることができますから。 世論調査の結果も所詮「統計学的にそのような傾向にある」以上のことは伝えません。 例えば反戦デモに参加している人々はその国の有権者の何%ですか? TV中継だけだとイラク国民の多くがフセイン大統領のために命を捧げる覚悟に見えてしまいますよ。 フランス・ドイツで戦争反対が多数派であるなら、民意が反映されているはずの議会はなぜ戦争反対を決議しないのでしょう? 少なくともそういう決議が出たというニュースは聞いてませんが? (まあ、イギリスで閣僚の抗議の辞任はあったようですが…。) ベトナム反戦の嵐が吹き荒れたあの60年代末のアメリカでも大多数の国民(silent majority)は即時停戦ではなくニクソン大統領の主張する「戦争を継続しつつ"名誉ある撤退"」を支持してました。 (しかし現実には停戦は実現せず、さらに戦争の泥沼にはまっていったのは周知の事実です。) 現実には戦争と関わりのない多くの人々の本音は「我関せず」ではないでしょうか? 少なくとも「一般市民」とか「民意」とかの言葉で一般市民の多様な民意をあたかも一つであるかのように扱うべきではないと思います。「労働者」や「人民」という言葉で多様性を否定し、秘密警察無しでは社会を維持できなかったかつての「労働者の楽園」と呼ばれた国を反面教師として…。 >国家というのは統治機構のことであり、いってしまえばある種の法人にすぎない。 >社会と言うものは、もともと利害のそれぞれ異なる集団で構成されているものであり、 >それらの相互の、あるいは政府との緊張関係がつねに存在している。 言うまでもなくその通りです。しかし一部の「民意」が常に優越していなければならない根拠はどこにもありません。 私は、ある国において政府・企業・市場・様々な立場の一般市民…、社会を構成する多くの要素がそれぞれの立場で利益を追求した結果での最適解が「国益」だと考えてます。 んで、これ以上議論を続けても不毛な気がします…。 #(意地悪な仮定)〜反戦デモに参加しているあるお年寄りへ質問〜 「あなたが加入している年金の基金はあるヘッジファンドに投資しています。」 「そしてそのファンドは対イラク戦争が起きると予測して市場に投資しています。」 「予測通り戦争が起こればファンドは多額の利益を上げられます。」 「しかし戦争が回避されれば逆に多額の損失を被ってしまいます。」 「当然あなたが加入している年金基金も損失を被ってしまいます。」 「さて、あなたはこの戦争を支持しますか? それとも反対しますか?」 これに近いような事態が現実に起きてます。 32. #27@lanta 2003/03/19(Wed) 06:28:13
>Rouge Traderさん
事態が切迫している中で、冷静に、↑のような議論ができるのは、たいしたものだと思います。で、 >んで、これ以上議論を続けても不毛な気がします…。 これにも同意します。 で、私自身は (((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブルなんですけどね。 |