コメンテータなどという、世の中のクソほどの役にも立っていない連中が、田中氏を「癒し系」などと講釈を垂れているのを見ることほど、ムカつくこともないもんですな。

これで受信料下さいという局も混じっているのだから困ったものです。
まして小紫博士が大先輩になる輩も多いというのに、かたや学位が無いから何をやってもいいとなぁ？
プロジェクトＸの２代目おねーさまも後輩ですね。

北朝鮮から帰ってきた方々も同様の事が言えますねぇ。
マスゴミやりすぎ。節操なさすぎ・・・。

これまで「そういうマスコミをありがたがる国民が一番悪い」と言いつづけてきましたが、最近チト考えが変わりまして、「宗教心の少ない日本人がなぜこれだけ社会の治安が良かったり勤勉だったりしたのか」ということを考えたとき、日本人の野次馬根性的な性質が大きかったのではないかと思うようになりました。

江戸時代の五人組制度が発端かなと思います。他人の行動に目を光らせ、「近所の人に笑われないようにしなければ」「村八分は御免だ」ということで、子供はいい子と呼ばれるように勉強し、大人になっても悪いことをしない、という社会システムが出来上がったのでしょう。外国なら宗教が果たすべき役割です。（外国なら神に最後の審判を受けることを意識し、日本では近所の人に日々審判を受けることを意識する）

今回の田中さんの件も、田中さんのひたむきな人生に共感するという意味ではマスコミはがんばっているんじゃないかな、と思いますよ。

科学的な質問をするよりも、生き方、家族とのかかわりなどをクローズアップする日本のマスコミは、見方によればレベルが高いのだといえるかも・・・。（書きながらチト苦しいと感じますが・・・笑

田中さんとタマちゃんとで扱い同じな気が(汗

田中氏は"彼自身の業績"が認められてノーベル化学賞を受賞したわけで、
人格とかよりも、彼自身の業績を讃えるべきなのです。

もちろん、「彼はこういう人格を持つ個人であった」という観点から
報道を行うのも視点としては間違ってはいませんけど、田中さんに敬意を表
するならば、少なくとも彼のやったこと(MALDI-TOF/MS) について認知度を上
げ、人々が科学に興味を持てるような報道をしてほしいですね。

化学を学んでいる人がみーんな白衣を着て怪しい薬品を作ってるなんていう
イメージ（笑）を吹き飛ばせるいい機会なんだから、マスコミにはがんばって
欲しいなぁ、と切実に思います。

# ある"駄目分析化学者の卵"の独白

# うちの研究室に田中さんはきたことがあるそうです。
# 英語のdiscussionまで参加したそうな....
# 英語は下手そうだったよー。と聞き、仲間意識が（笑

でも、たまちゃん担当の人ってきっと周辺河川域をうろうろしているんでしょうね。ちょっと不信な感じも・・・