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[6274] 戦艦「大和」 (36 レス) 2002/04/05(Fri) 23:15:39 |
わし さん |
Web: (none) | |
いやー、最後まで行ってしまったですね。 ムネオハウスのように、途中で削除されるかと思ってましたら。 落札価格は。 99,999,999,999,999 円です。 http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e9450438 さすがに、新規建造した方が安いかと(笑)
2. 皇帝スーパーブラックバード 2002/04/06(Sat) 00:52:59
>新規建造
昔、「大和」を現代の技術で建造する、と言う本を読んだ事があります。題名は忘れましたが。 それによると、随所で使われている装甲板を製造するのが難しいそうです。 他にも主砲砲身(46cm45口径ですから20m超)等、現代では全くノウハウがないのでこれらの製造施設から作らないと駄目だそうで。 もしも建造できるのなら是非見てみたいですけどね(笑 >昔、「大和」を現代の技術で建造する、と言う本を読んだ事があります。
あ、私もそんな本を読んだことあります。確か、諸々あわせて数兆円はかかるという試算になっていました。イージス艦一隻が1500億円かそこいらなことを考えると、なかなかのお値段ですね。 4. 皇帝スーパーブラックバード 2002/04/06(Sat) 01:35:25
先ほどからこの本の情報を探してたんですが見つからないですね(涙
捨ててないからどこかに埋もれてるんだとは思うんですけどね・・・ その代わり、と言うわけではないですが「Shade」を使って大和の完全CG作製に挑んでる人がいらっしゃいます。 一見の価値はあると思います。凄い作り込みです。 5. ていと〜 2002/04/06(Sat) 01:59:15
16inchなら、アメリカ製でいけそう(たしかニュージャージー型のスペアが存在したような)。大和ではなく長門、扶桑クラスならなんとかなるものか<してどうする
6. YU 2002/04/06(Sat) 02:33:39
過去の機械を最新の技術で作るという話は色々な分野で出てきますが、SL(蒸気機関車)もやっぱり熟練工がいないために、机上の空論にしかならないそうです。
製造設備だけでなく、人材の育成も必要なんですね。 モノを作るだけでなく、SLも戦艦も、運用(運転)するためのノウハウ、すなわちソフトウェアがさらに重要だったりします。 46p砲、甲鉄、ターレットリング…どれをとっても現在では失われた技術ばかり。
建造にロマンは大いに感じますが、実際は夢でしかないのが残念です。 建造するとなると、インフラ整備から始めることになるので現状の国債発行額全額ぐらいはいくでしょう。 でも作って欲しい(本音 >ニュージャージー型のスペア
イリノイとケンタッキーですね 部品取り用のアイオワ級戦艦 たしか2艦ともガギエルのお口の中に突っ込んでいったような(ぉぃぉぃ) 現代に同じような艦作ると、かなり違ったものになるでしょうね(当たり前か^^;
当時の大和は鋲打ちでしょうから、溶接で造ると意外と軽くなりそうですね。 ま、装備が役に立つと思えないから仮定自体がナンセンスですが、夢ですな。 10. YU 2002/04/06(Sat) 06:23:11
オークションは削除されてしまいましたね。
記念にHDDに保存しておくのを忘れていました。 11. BVV5@Vice Admiral 2002/04/06(Sat) 07:54:45
>46p砲、甲鉄、ターレットリング
主砲は普通の100倍則で作ると長すぎるので97倍だったはず。 甲鉄は鎧なんで現代風に複合層材料で作るのが良いかと。ただでさえ対艦上砲重視で水面下アーマーが貧弱かつ裏で支えるビームの設計不良問題があり、魚雷一発の爆発力で外れる状態では意味がないです。 局部集中アーマーのため前後部分は現代のタンカー並みのぺこぺこです。 大和型ということで武蔵(長崎造船所S800号船)の資料なら出版されています。ちょっと高いですが内容は濃いです。 New Jerseyという戦艦もありますが、New Jersey classではなくて、Iowa classですね。
16インチというと、40.6cm、主砲の口径は長門級なみですね。 イリノイとケンタッキーは、建造中に戦争が終わってしまい、そのまま スクラップになったのでしたっけ。 13. 皇帝スーパーブラックバード 2002/04/06(Sat) 13:48:28
>Iowa class
このクラスだけは戦後長い間現役として活躍してますね。空母直衛艦として使える高速性能が魅力的だったんでしょうか? ネームシップの「アイオワ」以外に「ミズーリ」「ニュージャージー」「ウィスコンシン」があります。 「イリノイ」「ケンタッキー」はそのまま廃艦になったのではなかったでしょうか。 アイオワ級の主砲は16インチで長門級と同じですが、長門よりも長砲身(50口径)なので初速が大きく破壊力も数段上だったとか。 大和の浮力保持対策が万全でなかったのは有名な話みたいですね。 特に艦首部・艦尾部などのいわゆるヴァイタルパートではない部分に浸水が発生した場合。 旧海軍の戦艦設計は「集中防御方式」を採用しているので中枢部以外の装甲が薄いのは仕方ないんでしょうが、そこを破られたときの対策がお粗末なのはいただけないですね。 ちなみに大和をアメリカが建造すると優に8万トンを超えてしまい、全長も280mをこえてしまうそうです(集中防御方式のため)。 全然関係ないですが、大和の建造ドックを何回も見たことがありますが、遠目に見ても凄く大きいんですよね。深さも半端じゃないし。 あのドックを作る羽目になった「大和」の大きさって・・・ もう埋め立てられてただの土地になってるみたいですが。 14. BVV5@Vice Admiral 2002/04/06(Sat) 16:27:59
武蔵を作った船台は未だに残っています。主砲の台をつり上げたクレーンも未だに健在で使われています。ttp://www.mhi.co.jp/nsmw/menu/indexs.htm
この絵の上の方moss型lpg船が有るあたりで、長さを確保するためにかなり山側を削りこんで拡張した痕跡が残っています。 ここから進水しています。かなりギリギリだったようです。今は対岸が埋め立てられているのでゴツンです。 >「イリノイ」「ケンタッキー」はそのまま廃艦になったのではなかったでしょうか。
80パーセント程度完成した時点で建造が中止になったとか、その後どちらの艦だったか忘れましたが ニュージャージーの艦首の補修に部品として一部流用したと言う話しを聞いたことがあります。 稼動状態では、まず無いですね >「イリノイ」「ケンタッキー」はそのまま廃艦になったのではなかったでしょうか。
>ニュージャージーの艦首の補修に部品として一部流用したと言う話しを聞いたことがあります。 推進装置は高速戦闘支援艦「サクラメント」級4隻に転用されてますね。 17. しげまる 2002/04/06(Sat) 19:58:59
>このクラスだけは戦後長い間現役として活躍してますね。空母直衛艦として使える高速性能が魅力的だったんでしょうか?
アイオワ級はアメリカ軍艦の至上命題であるパナマ運河の制限のおかげで艦幅が増やせず、艦形を長く取って高速仕様としたのが幸いしましたね。 >大和の浮力保持対策が万全でなかったのは有名な話みたいですね。 大和の装甲帯の厚さは、同艦が搭載する18インチ級の主砲弾に耐えられる事を前程として決められたようです。そのせいで厚さは凄いが面積は十分にとれず、それ以外の部分はかなり危弱だったと…。 基本的に日本の軍艦は、明治の日英同盟以来イギリスの影響を強く受けていて、英艦同様防御に問題を抱える設計が多いです。 対してイギリスのライバルであるドイツは防御に重点を置いたバランスの良い設計を一次大戦の頃より心がけておりました。バイタル・パートの面積比がもっとも大きい戦艦は確かビスマルク級でしたっけ? 大和級の対抗馬としてモンタナ級ってのもありましたな。結局作られませんでしたが。 18. 皇帝スーパーブラックバード 2002/04/06(Sat) 21:00:21
>艦形を長く取って高速仕様とした
パナマ運河の通行限界が33mだったかと思うんですが、縦横比が8:1と戦艦でなく巡洋艦に近い形状になってます。大和は263m:38.9mで6.7:1。 アイオワ級は最高33ノット。大和は27ノット。これだけの差があるんですよね。まあ機関出力の差もありますが。 この中途半端な速度故に空母機動部隊の直衛艦として使えなかったんですよね。速度が出ても使ったかどうか解りませんが。 >防御方式 ドイツの防御方式は第一次大戦当時の艦艇から重防御・高速であることを主眼に置いて建造されてた様に覚えてます。 その代償として火力が同一クラスの艦艇と比較して若干少な目になってますね。ただ砲の性能上では対抗できたみたいですが。 旧海軍は英国海軍の影響を非常に大きく受けているので集中防御方式を採用してますがその他の対策(水密等)は疎かにしていたのでしょうか。 >モンタナ級 大和に対抗するために計画された戦艦ですよね。パナマ運河の制約を初めて無視した重防御戦艦。 アメリカ海軍で唯一決戦距離からの18インチ砲の打撃に耐える装甲を施されるはずだった、と記憶してます。 仮想戦記物などでも出てきますね(八八艦隊物語のルイジアナ級とか)。 結局破壊力や多様性・汎用性で空母には勝てなかったんでしょうか。設計だけで終わった様な。 歴史にIFは禁物ですが。
大和が沖縄特攻で撃沈されたとき、ミズーリもけっこう近くに居たはず なのだから、飛行機に任せずに、正々堂々?戦艦同士で撃ち合って欲し かったですね。 主砲の口径や、射程距離は大和が上だったでしょうが。 ミズーリの方が速力や、索敵能力に優れていたでしょうから、勝負は どうなったでしょうね? 20. 皇帝スーパーブラックバード 2002/04/06(Sat) 21:28:14
うーん(^^;
佐藤大輔氏の「征途2」みたいに圧勝する、と言いたいですがまあ無理でしょうね。 射程距離は確かに大和級が優ってますが、遠距離から砲弾を確実に命中させる為の周辺ハードウェアでは確実にアイオワ級の方が優ってます。 回避するためや自分に有利なポジションを確保するための速度の優位性も無視できませんし、射撃速度の速さも大きいでしょう。 アメリカ海軍の欠点である散布界の広さも手数でカバーできる範囲じゃないかと。 勝算は・・・かなり低いのではないでしょうか? アイオワ級が優速、SHS装備とは言え、
有効打を与えられる距離で戦闘しなければならない訳で、 となると、高速戦艦で装甲の薄いアイオワ級が不利と思いますが。 22. しげまる 2002/04/06(Sat) 22:23:07
>機関出力の差もありますが。
大和の蒸気タービンはかなり出力/重量比が低かったみたいですね。 曰く「国運を左右する軍艦に冒険は出来ない」とか。 建造費を考えれば確かに保守的にならざるの得ないのかもしれません。 >設計だけで終わった様な。 これは戦局の好転が大きく影響してるみたいですね。アメリカは日本以上に大艦巨砲主義に固執していたので、ジュットランドのような戦いを本気で想定していたのかも知れません。アイオワ級も勢い余って10隻も作っちゃったりしてますし。 しかしパールハーバーで機動部隊の有用性を知るや否やすかさず適応するところなどはさすがだと思います。 大和級の正確な情報を取り誤っていたため、主砲は相変わらず16インチだったりしますが。 >勝負はどうなったでしょうね? アメリカ側は大和級をかなり過大評価していたようなので、多分ミズーリのほうが逃げ出して戦闘は起きんかったでしょう。海戦ってそういうもんです。 視界の良く通る海上では、自軍が劣勢だと判断した側が先に逃走してしまうので、決戦はなかなか起きないそうです。 でもまともに打ち合っても、大和が一方的に勝てたかどうかは疑問ですね。 口径は大和が有利ですが、発射重量/分でみるとミズーリのほうが上です。 18インチ砲弾はミズーリの装甲帯を難なく貫通出来ますが、大和の防御も完璧では無いし。 ミズーリをアウトレンジするには4万メートル以上の砲戦距離を取る必要がありますが、そんな距離で撃ってもまず当たりません。 観測機はもってましたが、制空権も無い状況では敵艦の上を複葉機がヘロヘロ飛んでいられるはずも無く、VT信管のいい標的でしょう。 向こうはレーダー照準だし、観測機も飛ばせる。実際にはもっとてっとり早く雷撃機や急降下爆撃機が飛んできましたが… 23. 皇帝スーパーブラックバード 2002/04/06(Sat) 22:53:00
>機関出力
日本の高圧缶製造技術は随分と遅れてたそうです。 試験的に建造された「島風」でやっと400度の高圧缶を採用しましたがドイツなどではそれ以上の高圧缶(ワグナー缶?)を常用してましたから。 >16インチ 日本側の防諜体制が厳重だったせいか、大和級の主砲が18インチである事は後々まで知られてなかったみたいですね。 図面の記載も「九四式四〇サンチ砲」で寸法を記載し、その都度補正して使用してたみたいですし。 (この苦労話については吉村昭氏の「戦艦武蔵」でも記述されてます) ただアメリカが事前に「大和」が18インチ砲を搭載してたと察知しても対抗して18インチ砲搭載戦艦を建造したかどうかは疑問ですが。 全くノウハウのない18インチ砲開発にかけられる時間もなかったでしょうから、従来の16インチ砲を改良する方が現実的だったのでは? 一般的には、アイオワ級がまず勝つという仮定がされていますね。
理由はレーダー射撃の有無。 45口径18インチと50口径16インチが射程距離などで僅差であること。 16インチが30秒で再度射撃できることに対して、大和は40秒なこと。 ダメコンチームの存在有無。 速力の違い。 まぁ、大和にダメコンチームがあれば、いい勝負になるではないかと思うですが。 あと、命中時の威力ですよね。 重巡の古鷹型とか妙高型は最初、正20cm砲というのを積んでました。 ところが、8インチである20.3cm砲と比べると0.3cmながら威力は1割も違ったそうです。 後にそれが理由で20.3cm砲へ換装されたようですが。 ということは大和とアイオワの6cm差はどういうことになるのか、 かなり興味ではあるですけどね。 まぁ、どっちにしてもアイオワが勝つだろうとは思いますが。 >大和VSアイオワ
うーん…わからん。 射程ギリギリでの砲戦が非効率的(スラバヤ海戦とか)なのを考えると、アウトレンジに固執したら、双方、弾庫が空になっても相手に致命傷を負わせられない可能性が高いです。 双方に決着の意志があるなら、決戦距離に接近しての殴り合いになります。 そうなると、46cm砲と長砲身40cm砲の破壊力の差、対46cm砲弾防御と対40cm砲弾防御の差というのは、無視できない大きさだと思うんですよね。 大和の弱点である非装甲区画への浸水は、水線下に直接穴を空ける魚雷ならかなり深刻ですが、水線上に直撃する砲弾では、短時間では広がらない可能性があります。 一方、アイオワ級は前作のサウスダコタ級より装甲が薄いし、自慢のレーダーに関しても、砲戦時に損傷しやすいし(直撃しなくても弾片や被弾の衝撃で使用不能になる可能性あり)、視界の効く昼間の砲戦なら光学照準の方が格段に精度が高いので、絶対の優位にあるとは言えないわけで(霧や煙幕下の砲戦なら圧倒的に有利ですが)。 あとは、大和の副砲塔の弱点もありますが、此処を狙って一撃で仕留める、というのは、相当に僥倖が必要なので(直撃=即誘爆ではない)、やはり絶対の差にはなりません。 横綱曙と大関時代の若乃花の対戦みたいなもので、突っ張りの破壊力であっさりけりが付くか、粘りの組相撲で格上を仕留めるか、という展開になりそうな気がします。 26. BVV5@Vice Admiral 2002/04/07(Sun) 00:35:47
そうでね。福砲塔は足回りをアーマーで固めていますので、真上から直撃しないと破壊できないでしょう。
昼間は当時世界に誇ったニッポンコウガク製の測距器が威力を発揮。 方や足が速いだけで高速では打てません、レーダー回りません… 27. 皇帝スーパーブラックバード 2002/04/07(Sun) 01:05:12
>副砲
竣工時には最上級からそのまま移したから、弾片防御程度の装甲しかなかったんでしたね。おまけに副砲弾薬庫と主砲弾薬庫の隔壁が弱かったとか。 副砲に主砲弾クラスの直撃喰らったら副砲を貫通してまず副砲弾薬庫が誘爆。そして隔壁を破壊されて主砲弾薬庫が誘爆=沈没。 その後の改修工事で隔壁だけは強化されませんでしたっけ? まあ、上でも書かれてますが狙って狙えるもんではないですからね。 大和側としては早いうちにレーダー管制装置を破壊できれば勝ち目があるかも。光学照準なら日本の方が優秀だったようですし。 後は散布界の差で一度挟叉してしまえば命中する弾着数で勝てるかも。 関係ないですが私的にはアイオワ級は「巡洋戦艦」に近い様な印象を持ってます。 28. PC9821Na15 2002/04/07(Sun) 05:28:04
某テレビ局でやらないかな。
ピラミッドみたいに。 命中精度について私は、「砲身や砲弾を製造するときに、いかに同じにするか=QC」と考えていますので、撃ち合いになればアイオワの圧勝になると思います。(個人的にイヤですが
当時の工業力では仕方ないですが。 大和が生涯一度、敵艦に砲撃したサマール島沖海戦というのがあるですが、
そのときは初弾から命中させるというすごい事をしています。 ただ、結局この一隻の護衛空母を沈めただけで、 残りは煙幕など使われて逃げられる羽目になりました。 鈍足の護衛空母にも逃げられたことを考えると速力の速いアイオワに煙幕を併用させて使われると翻弄されないともいえないでしょうね。 ただ、初弾を命中させる技量がどれだけ発揮できるかと言う点に 大和の勝機がありそうな気もします。 ちなみにアイオワのレーダー射撃を破壊と言ってましたが、 大和も射撃指揮所が同様なことが言えますね。 破壊されるとまとまった統一射撃が出来なくなりますから。 ま、心情としては大和に勝って欲しいですが。 31. しげまる 2002/04/07(Sun) 07:22:40
>ま、心情としては大和に勝って欲しいですが。
私も、というより日本人共通の思いですかね。(笑 実際に戦場で遭いまみえれば、どっちも勝つ機会はあるでしょうね。 ただ大和級vsミズーリってのは、あくまで戦艦というテクノロジーとしてどちらが優秀か?って論議で、正々堂々と戦えば大和が勝つ、ってのは震電が幻の高性能機と思っていたい日本人の心情に通ずるものをちょっと感じますね。 我々日本人としてはどうしてもビスマルクvsフッドみたいな結果を期待しがちですが、そもそもフェアな戦場なんてあるわけが無いし、そういう状況に持ち込ませてくれないってのがアメリカの真の強みですな。 >関係ないですが私的にはアイオワ級は「巡洋戦艦」に近い様な印象を持ってます。 巡洋戦艦は戦艦はおろか巡戦とも打ち合ってはいけないほど装甲が薄いので、対16インチ防御を前提としたアイオワ級は立派な戦艦でしょう。 戦艦そのものが高速化してきたので防御に問題のある巡戦は自然消滅してしまいました。 巡戦ではないですが、アメリカにはアラスカ級なんてものありましたね。 他にも高角砲を主兵装にした巡洋艦とか、金持ちの国は実に色々な艦種をもってますな。 32. ていと〜 2002/04/07(Sun) 10:07:13
>他にも高角砲を主兵装にした巡洋艦
アトランタ級でしたっけ? 日本には秋月級駆逐艦が(貧弱だけど)。 太平洋の嵐だと、これと松、竹つくっとけばOKだったような。 あと、空母は雲龍級のみ。 33. 皇帝スーパーブラックバード 2002/04/07(Sun) 12:33:10
>ま、心情としては大和に勝って欲しいですが。
多分誰しも同じ思いでしょうね。判官贔屓とでも言いましょうか(笑 >対16インチ防御を前提としたアイオワ級は立派な戦艦でしょう。 そうなんですが、船体の形状(縦横比)などで近いかな、と私が思ってるだけです。無論カテゴリは戦艦ですよ。それも超高速戦艦。 >秋月級駆逐艦 長10サンチ砲を搭載した艦隊防空が主任務の駆逐艦ですね。 一度に二機のB-17を撃墜した事もあるそうで。 残念ながらこの10サンチ砲が製造コストが高く、手間もかかるので急速建造とかは出来ませんでした。 よく横山信義さんの架空戦記では出てくるのですが、
発射速度に勝る砲を持つ複数艦が戦艦をなぶり殺しにするという場面があるですが、 あーいうことはそうおこりえたことなのか、興味ありますね。 たぶん、横山さんは第三次ソロモンの比叡のことが頭にあって、書いてるとは思うですが。 35. しげまる 2002/04/07(Sun) 21:37:26
>たぶん、横山さんは第三次ソロモンの比叡のことが頭にあって、書いてるとは思うですが。
もしくは黄海会戦の対鎮遠&定遠とかにも影響されてるかもしれんですね。 秋月級は本当は巡洋艦クラスで作りたかったらしいですが、諸般の都合で駆逐艦に。 しかしそのせいか駆逐艦といいならがら軽巡並みの排水量です。 長10サンチ砲は発射速度が早くて優秀な砲らしいですね。 >よく横山信義さんの架空戦記では、発射速度に勝る砲を持つ複数艦が戦艦をなぶり殺しにするという場面がある
史実でも、第三次ソロモン海戦で、戦艦サウスダコタが巡洋艦の砲撃を食らって電路切断し、レーダーどころが主砲まで使えなくなったような例はあります。といっても、撃沈には魚雷のような破壊力の大きい武器が必須ですけどね。 比叡も、魚雷による舵故障でガ島の空襲圏外に退避できなくなったため、自沈に近い最期でした。 ただ、アイオワが大和相手に手数で圧倒するかと言えば、これはかなり懐疑的に見ています。やや、カタログデータだけで考えている節があるな、と。 モンタナ級の様に主砲の門数そのものが多いなら「手数の多さで砲弾あたりの威力の差を覆す」ことも出来るのでしょうけど、発射間隔が10秒程度速いだけでは、難しいと思います。 そもそも距離3万メートルの砲戦では、主砲弾の弾着までに60秒近くかかります。弾着修正も必要ですし、交互撃ち方を併用するならなおさら装填時間の差は小さくなります。 固定目標や、相対位置の予測に余程自信がある場合を除き、30秒間隔で撃ちまくれる場面はそう多くないでしょう。 >長10サンチ砲 高射砲としては、当時の世界で最優秀と言って良い代物ですが、製造コストの他、砲身寿命がやや短いという弱点もあります。もう少し、鋼材技術が高ければ改善できたのでしょうけどねぇ。 |