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[5982] 政治システム改革! (15 レス) 2002/03/17(Sun) 18:51:26 |
YOU。 さん |
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小泉さんを長とする国家戦略本部が以下の方針をまとめました。 これから議論を詰めていかなくてはいけませんが、基本路線としては大事な要素をかなり含んでいるようです。 日本が正しく機能しなくなる前に実現出来ると良いですね。 [1]首相を中心とする内閣主導体制を構築する [2]官僚主導はこれを排除する [3]いわゆる「族議員政治」とは決別する http://www.jimin.jp/jimin/senryaku/seijisys.html PS 実現すれば少しは選挙に行くのが楽しくなりそうです。はい。(^^; 1. 山本 2002/03/17(Sun) 19:20:36
政治家が作った文書としては、とても分かりやすい文章ですね。その姿勢は買います。
これを聞いて・・・だと思うんですけど
某亀井さんが、政治家が公務員に意見を言えないなんておかしい、みたいなことを言ってましたね。 ってことは、自分らはムネオしてると言ってるようなものだと取りました。 それがおかしいことを分かろうとしないようです。 今の大臣は首相が選んで適材適所に配置してるけど、副大臣、政務次官(だったかな)は派閥順送り人事だから、この点をきちんと出来るかが鍵になるだろう、と誰かが言ってました。 いずれにしても、小泉さん以下関係者の方にはがんばってもらいたいです。 つーか、三権分立の原則はどうなった?
>政治家が公務員に意見を言えないなんておかしい
その通りだと思いますよ。国会議員は我々の代表なのだから、言い換えれば「官僚に“国民の代表者”が意見を言えないのはおかしい」ということですよね。 議員だってたまには良いこと言うんだから(ぉぃ、良い意見があれば聞けば良いんですよ。 ムネオ君の事件は、彼の言い方・やり方に良識がなかったことと、外務省が地元業者に限定するというようにルールを変えてしまったことが問題なのであって、ムネオ君が意見を言ったこと自体が問題ではないはずです。 それをあたかも被害者ヅラして、全てムネオ君に罪をかぶせようとする外務省と不見識なマスコミが悪いです。それを見抜けない国民も悪いのかも・・・。 さて、首相のリーダーシップですが、明治憲法下ではなんと首相は他の大臣と同格でした。なんのリーダーシップもなかったのですが、戊申戦争をくぐってきたような明治の元勲が健在なウチは、なんの問題もなかったようです。そして最後の西園寺公が死んでからは、陸軍大臣現役武官制(一度は陸軍OBの大臣により廃止されたが、官僚のこそくな手段〜付表の注書きに潜り込ませた〜により復活)の例を見ても分かるとおり、なんのリーダーシップも発揮できませんでした。 新憲法下では内閣法6条により、首相は閣議の決定に従って執務を遂行するはずで、やはり完全なリーダーシップは無いですね。(閣議に諮る案件は慣例により事前に次官会議で調整されたものしか諮らない、つまり官僚の決めたことしか首相は決定できない・・・はず)それを改善しようという改革なのでしょう。 もっともコイズミ内閣になって、首相のリーダーシップがずいぶん発揮されるようになりましたが、これは彼の支持率のたまものですね。本当なら「首相公選制」さえあれば、他に大きな変更をしなくてもコイズミ首相と同じようなリーダーシップが発揮できるのだろうけど、国民に絶大な人気を誇るタナカマキコが健在なウチは怖くて導入できない、という話もあるようです。 私自身は賛成反対は分かりませんが、立派な首相の下でならうまく機能するでしょう。 もちろんヒットラーのように、民主的なワイマール憲法下ですばらしいリーダーシップを発揮しドイツを地獄に導いたような例もあるので、そうならないような仕掛けは必要でしょう。 >その通りだと思いますよ。国会議員は我々の代表なのだから、言い換えれば「官僚に“国民の代表者”が意見を言えないのはおかしい」ということですよね。
国民の代表と言えばかっこいいけど、一部の国民の代表になってたりしないんですかね。 よく分かんないけど、そう言うのを族議員って言うんじゃないんですか。実際にその場を見聞きしたわけじゃないのでホントのところは分かりません。 国会議員なんだから、国民全体のことを考えて行動してもらいたいです。 全ての国会議員が族議員で、族議員は悪いことしか考えないのならTamboさんの言うとおりだと思うし、お気持ちはよく分かります。
しかし、 >政治家が公務員に意見を言えないなんておかしい という主張を否定するということは、「(すべての)政治家は公務員に意見を言ってはならない」ということになりますが、それもまた言い過ぎのような気がしたので上のレスをしました。(極論すると官僚独裁の旧ソ連などが理想と言うことになりませんか) >国会議員なんだから、国民全体のことを考えて行動してもらいたいです。 「行動」の中身が問題なんですよね。官僚への働きかけは「行動」に入るのではないでしょうか。 それ以外だと、あとは議員立法で自ら法律作るか、本会議や委員会で官僚の作った法案を潰すぐらいしか思いつきません。できの悪い法律を作らせるより、事前に意見を言って、はじめからもっといい法律作った方がはるかに効率的ではないでしょうか。(もちろん運良く大臣や政務次官に選ばれた一部の議員は、もう少し「行動」範囲が広がります) 以前も書きましたが、自民党の議員はよく勉強していますよ、全員かどうかは分かりませんがね。 国政の全ての分野に精通するのはおそらく無理だし非効率ですから、それぞれ得意分野を持って勉強しますがそうすると族議員と呼ばれます。言い換えると、まじめな(与党)議員は必ず族議員になります。国会議員で族議員でないのは、1.国政の全てに造詣の深いスーパーマン、2.全然やる気のない人、のどちらかでしょう。もちろんあまり勉強もせずに悪いことしか考えない族議員もいるでしょうけど。 (これは禁句かもしれないけれど、私はコイズミ内閣の現役閣僚2名に直接陳情したことがありますが、ものすごく勉強されていました。まあ一本釣りで大臣になるような人ですから特に優秀なんでしょうが・・・) 7. 京見峠#27 2002/03/18(Mon) 02:34:34
>議員立法で自ら法律作る
田中角栄.... 8. Horisis 2002/03/18(Mon) 03:15:46
>族議員
目を通した限り、 >専門的能力、得意分野での業績、希望ポスト等を申告させる と有りますので、sagiyamaさんの言う所の族議員は維持されるのではないでしょうか。 事前承認制や党議拘束、全会一致の原則をなくす、ということにより日常ニュースなどでよく耳にする「一部の議員の根強い反発」による法案修正を排除するのが族議員政治への決別の示す所のことではないかと。 >>政治家が公務員に意見を言えないなんておかしい
>という主張を否定するということは、「(すべての)政治家は公務員に意見を言ってはならない」ということになりますが、それもまた言い過ぎのような気がしたので上のレスをしました。 大臣、副大臣、政務次官(だったかな)については禁止していないので、(すべての)ってことにはならないですよね。その他大勢がウダウダ言うなと言うことなんだと思います。なので上で書いたように、副大臣、政務次官(だったかな)も派閥順送り人事じゃなくて、適材適所に配置すべきだと思います。増員とか民間からの登用も謳ってますね。多くしすぎると、ほぼ全員が禁止されていない部類になって意味がなくなってしまうとかなんとか。 >「行動」の中身が問題なんですよね。官僚への働きかけは「行動」に入るのではないでしょうか。 中身が問題ですね。橋や道路を作るにしても、地元のみに目を向けるんじゃなくって、国全体を見渡して優先順位を考えて欲しいってことです。選挙の時に地元民に向かって「私があの橋の予算を獲得しました」なんて、全面的に良くやってくれたとは思えないんですよね。少ない住人しかいない集落のために何十億円も使って橋を作ったとしても、その理由が納得できるものなら文句はありません。今はそうじゃないと思うんですよね。それを期待している有権者も有権者ですが。 >以前も書きましたが、自民党の議員はよく勉強していますよ、全員かどうかは分かりませんがね。 >国政の全ての分野に精通するのはおそらく無理だし非効率ですから、それぞれ得意分野を持って勉強しますがそうすると族議員と呼ばれます。言い換えると、まじめな(与党)議員は必ず族議員になります。 自民党に限らず、どの党の議員でも勉強するのは当然だと思ってしまうのはおかしいんですかね。投票の時の1票になりたくって議員になったひとなんていないと思うし。 得意分野があるのは当然のような気がします。それが、その分野の利益代弁者になってしまうのは問題だと思います。献金してもらってて、後援会に関係してたりたら都合の悪いものは反対するようになりますよね。自分の票に直接影響するといけないですから。自分や業界、地元の利益のためでなくて行動する族議員であって欲しいです。 水かけ、ちょんまげの松浪さんってアフガニスタン和平に力を注いでいます(それだけじゃないだろうけど)。それが利権とか票に関係なしでやってるならすばらしいと思います。 さらに言うならば、勉強した結果その業界なりが国民の方を向くように誘導してくれればと思います。
12. sagiyama@AL13C 2002/03/18(Mon) 13:22:20
>「・・・すべきだと思います」「・・・であって欲しいです」「・・・してくれればと思います」
の部分がいっぱいありますけど、その通りですね。というか、誰も反対しないですよ。問題は「実際にはそうならないのでどうしようか?」ということであり、解決策はいろいろあって、Tamboさんの主張する >その他大勢(大臣・副大臣・政務官等)がウダウダ言うな というのも一つの案だろうし、戦略会議の報告書のP1の下にある >「個別の執行行政は法律や予算に基づいて厳正かつ中立的に行われるべきでものある。 >官僚が恣意的な行政運営を行うことなく、立法趣旨や予算編成方針などに則っていることを国民が監視 >できるように、透明性・公開制に十分配慮した仕組みを構築すべきである。 >こうした制度の確立を前提に、政治家の行政執行にた位する過度な介入を減らしていくべきである」 も一つの案です。どちらが良いかは人によって違うでしょうから、自分の考え(前者)と違うからと言って >「・・・すべきだと思います」「・・・であって欲しいです」「・・・してくれればと思います」 の部分をsagiyamは考えていないかのように誤解されていたら困るので、念のため申し添えておきます。(ちなみに私が前者の案に否定的なのは、6.で書いたとおりです) さて報告書を読んでみましたが、この内容が実現できれば、政策新人類と言われた石原伸晃のような若くて優秀な議員が活躍できるでしょう。 また、今まで密室で政治が決まっていたからこそ、新聞記者は「自民党の有力筋によると・・・」とか言うリーク記事が書けたのに、オープンに政策が決まっていくと、政治記者は商売あがったりになりますね。大変良いことですが・・・。 >田中角栄 議員立法の鬼で30近く法律を作ったんですよね。 元秘書の早坂氏によれば、法律に詳しく、法案を見ただけで「キミ、こことここが間違っているじゃないか」と即座に問題点を指摘した事もあったようです(勉強するのが当たり前、と言われますが、プロの官僚相手に互角に渡り合うには相当がんばらないと無理でしょう)。目白の田中邸は官僚が困ったときに駆け込み寺のごとく相談に押し掛けたそうです。 利権政治の発明者とも呼ばれますが、国のことを真剣に考え行動した田中角栄は、佐藤首相がサジを投げた日米繊維交渉をまとめ、日中国交回復を果たし、メジ○ーに頼らないエネルギー政策を立てようとしました。しかしメジ○ーの逆鱗に触れ、ロッキードで潰され、一緒にやろうとしたオーストラリアのウイットラム首相は、なんと女王陛下の代理人たる提督に罷免されました。(いかん、また熱くなってしまった) >>その他大勢(大臣・副大臣・政務官等)がウダウダ言うな
これ逆です(汗) ウダウダ言うのは大臣・副大臣・政務官等で、その他大勢とは、それ以外の普通の議員です。 戦略会議の報告書にあるもののことです。 >田中角栄 いいこともやってるんですね。ロッキードと地元のための仕事しか知らなかったです。 関越もそうだったかな。 14. sagiyama@AL13C 2002/03/18(Mon) 17:11:57
>これ逆です(汗)
あうっ、修正しようと思っていたのに・・・^^); ゴメンです。 ・・・というわけで、Tamboさん、今後ともよろしく。 >あうっ、修正しようと思っていたのに・・・^^);
もう少したってから投稿すれば良かったかな(^^ゞ こちらこそよろしくです。 |