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[5245] 天文現象二発 (2 レス) 2002/01/18(Fri) 00:16:18 |
Epion【Selena】研究室 さん |
Web: http://www.pluto.dti.ne.jp/~epion/swe/ | |
以前の天文ネタのときに少しだけ紹介しましたが,今月の末に2種類の惑星食が見られます. 一つは1月25日,東京のラインより西で土星食. もう一つは1月27日,北海道方面でみられる木星食です. まず土星食のほうですが月齢は11,進入時刻(月食などで言う開始時刻)は下記のようになります. ○東京 進入時刻:01時50分ころ,出現時刻:02時25分ころ ○福岡 進入時刻:01時45分ころ,出現時刻:02時30分ころ いずれも実際の開始時刻より数分オーダーで早めの時刻ですので,このくらいから眺められるようにすれば食で土星が消える瞬間を観察できます. 出現時刻は完全に出てきた時刻ですので,出現の瞬間を見る場合はもう少し早目を狙ってください. 木星食の方は地域が北日本限定で月例が13.2で ○札幌 進入時刻:04時53分ころ,出現時刻:月没後なので観測不可 と言ったデータが出ています. 月例から行ってほぼ満月近い明るい月ですが,進入の瞬間を強拡大の望遠鏡で狙えば月の明るさはあまり関係なく見られると思います. いずれも恒星と違い,面積を持った惑星での現象ですので像が端からじわじわと消えていく様子がよく分かります. 個人的には月食などよりも,ある意味「蝕」と言う文字がよく当てはまる現象だと思います. まだまだ寒いですがご興味のある方はぜひどうぞ. 1. Epion【Selena】研究室 2002/01/18(Fri) 00:19:20
もし望遠鏡がなく場合,20倍前後の双眼鏡が用意出来ればなんとか面積のある惑星像が確保できるとは思います.
仮に肉眼オンリーでも,惑星はかなり明るいので星食特有の 「ある瞬間に突然消える」「ぱっとまた現れる」 と言う様子は楽しめると思います. 2. Epion【Selena】研究室 2002/01/18(Fri) 00:30:28
あ,そうそう.
最近けっこう普及している高倍率ズームのビデオカメラなんかでの撮影がなかなか面白いようですよ. |