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[4542] 前から疑問 (10 レス)
2001/11/24(Sat) 00:20:21
sagiyama@GAWIN さん
Web: (none)
最近の薬のCMはCGを使って“薬が病原菌をやっつける”というようなパターンが多いですよね。
それで前から疑問だったのですが、薬が病原菌を完全にやっつけたりすることは絶対になく、必ず少しは病原菌が残っているようになっていると思うのです。湿疹も完治せず必ず少しだけ赤いところが残っているはずです。

製薬業界の取り決めかな? と邪推していますが・・・。
そんなこと感じた方は他におられませんか? つまらんことですが・・・。

1. 流暢 2001/11/24(Sat) 00:24:07
弁明対策です。どのCM(洗剤など)でも、そういう作りになっています。

2. おおあめ 2001/11/24(Sat) 01:14:55
市販の普通の薬って人間の免疫システムの補助剤だと思っていますが本当に病原菌を倒せるのかな?
強力な抗生物質は細菌を一部倒せると思いますが、市販はされておらず(例外的に三共のクロロマイセチンやサルファ剤が売ってたりする…けどこれらの薬は宣伝してないと思う)宣伝には疑問ですね。(水虫菌はもしかして倒せるかも)

3. i96968 2001/11/24(Sat) 02:07:56
少しの例外を除外すれば、病原菌を直接叩くことができるのは抗生物質や一部の殺菌消毒剤だけです。それも100%完全に無菌化というのは絶対に不可能です。基本的に薬剤は人体が本来持っている治癒・正常化能力(ホメオスタシス)を補助するだけの存在で、代謝システム等を考えれば、人体にとって本来毒である存在です。
良心的な薬剤師であれば、薬は本来人体にとって毒であり、死因を転嫁するだけの存在でしかないことは認識しています。つまりこれは毒であって、投与すれば確実に寿命を縮めるが、今はそれよりもこの疾病を治療することの方が重要である、という場合にのみ投与するもので、「毒をもって毒を制す」存在です。何でもかんでも薬を飲めばよいというものではありません。
薬の持つ作用のうち、治療目的にとって好ましいものを主作用(薬効)、好ましくないものを副作用といっているだけで、副作用のない薬剤は事実上存在しません。

4. sagiyama@GAWIN 2001/11/24(Sat) 09:22:17
>弁明対策です
う〜ん、やはりそうですか。しかしそれだとCGを使わないCMも同じにしても良さそうな気もしますね。
洗濯物をいっぱい干す洗剤のCMで、一枚だけ汚れが落ちていないとか、ビールを飲むCMで一人だけ不味そうにするとか・・・(考えすぎ

>死因を転嫁するだけの存在でしかない
>治療目的にとって好ましいものを主作用(薬効)
なるほど、勉強になりました。m(_)m

5. ルネぞう 2001/11/24(Sat) 11:03:51
>死因を転嫁するだけの存在でしかない
>治療目的にとって好ましいものを主作用(薬効)

ただ、素人が、薬の副作用を嫌って、途中で飲むのをやめたりすると、耐性菌の発生を助長することになるので気をつけてください。

また、ちゃんと認可がとおっている薬では、主作用と副作用の出る分量が大きく離れているものがほとんどです(得に市販薬は)つまりあほのように飲まないと副作用は出ない。(といっては語弊がありますが)

あんまり神経質になりすぎるのもどうかと思います
この辺は農薬なんかも同じで、中途半端な減農薬は、その農薬に耐性を持った害虫を増やすことにしかなりませんのでやめてもらいたいです。ちゃんと決められた量使いましょう。ちゃんと使い方を守って使う分には薬害や残留は起こらないのですから。
農家の人も、農作物を作るプロなんだから、自分の仕事に関してはしっかりと勉強してほしいなぁとか思ったり。

6. しゅうへい 2001/11/24(Sat) 12:38:12
>素人が、薬の副作用を嫌って、途中で飲むのをやめたりすると、耐性菌の発生を助長することになるので気をつけてください。

ただ現実問題として儲けに走ってるお医者さんは必要以上に抗生物質をバンバン出す傾向があります。
自分がかかっているお医者さんを見極める目も必要ですね。

7. Pico_Chan 2001/11/24(Sat) 16:45:47
日本人にはおかしな習性があって、薬を使うときにはその副作用ばかり気にしていて、その薬がどのように効くのかを知ろうとしない傾向がありますが...

>耐性菌
水虫でよく見られる現象です。
市販の水虫薬を使って多少症状が薄れると、もうその薬を使わない。
すると残っていた耐性菌が繁殖して、再び症状悪化。
もとの薬を使っても今度は効かないので、また別の市販薬を...
という悪循環に陥っている人が多いはず。
症状が治まっても、その市販薬一瓶・一チューブを使い切るまで使いつづけないと、水虫は退治できないのです。

8. BVV5 2001/11/24(Sat) 18:25:03
抗生物質は72時間以上血中濃度が有効で無いと効かないのが基本。
つまり3日間はきちんと飲む必要があります。
水虫は真菌が皮膚の角質層に浸透した形なので2週間以上塗布し続けないと悪い真菌は剥がれてくれません。
これだけのことをちゃんと説明できる医者も少ないです。それにちょっと風邪引くとセフェム系のマイシンをバンバンだす医者、これが朝昼晩の3食後、これでは夜中に12時間以上服用間隔が開くので効くものもききません。
意図的にそうして再来院させているのかも(^^;)

9. へたれこーむいん@佐世保 2001/11/25(Sun) 20:09:02
>耐性菌
結核とか…(春までこれの担当だった…)。
↑の場合、症状がなくなってもだいたい6カ月〜1年ぐらい飲まなければならないのが要因の一つです(汗)。水虫と事情としては似ているかもしれません。

10. おおあめ 2001/11/25(Sun) 23:06:05
>>結核
”ストレプトマイシン”とか”ヒドラジッド”を思い出しますが、最近はいいのがあるんでしょうね。
>>水虫菌
こいつは相当手強そうです。あっちこっちに感染するし・・・。


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