あのぅ・・・．(^^;

その論法で行くと「騙す方より騙される方が悪い」ということになりませんか？
騙されやすい人がいたとしても，その人を騙す人がいなければ被害者になるわけではないはず．

もちろん，今までの詐欺事件の数々を見て「何でそんな話に引っかかるんだろう？」と
被害者を軽くさげすむ思いを抱いたこともありますが・・・．

この事件の場合，「襲われた女性も悪い」というのは分からなくもないですが，
やっぱりその現場に居合わせた米国軍人が皆全て暴行を働くわけではないでしょう？
＃女性「も」というところがポイントですね，この発言に限っては．(^^;;

>女性「も」というところがポイントですね，この発言に限っては

ですね。
不用心だから被害に遭う羽目になったのかも知れませんが、だからといって犯人が許されるものではないですね。


ただ、用心していれば被害に遭わずに済んだのだとすけば、それはそれできちっと報じて人々に用心を呼びかける様にしておかないと、
第二第三の同様の事件が起きるかも知れません。
どっちの善し悪しという言い方は適切でないと思いますが、犯人憎しの報道だけでその辺の呼びかけが欠けてしまうのもまずいですねぇ。
(もちろん、「被害者側も不用心だった」というのが事実だったという前提ですが)

発言の最後の部分に関しては、全体主義的で賛同しかねますが、確かに、飲んだ後の話だったらしいので、おおむね同感です。
アメリカなら話題にすらならないだろうなあ…。

もう一つ。

>被害者の女性は加害者の男性から高価なプレゼントを貰っていた

「貰った」というのにも色々なパターンがあると思います。
被害者の女性の側からプレゼントをたかったのであれば文句は言えないかもしれませんが、
望みもしないプレゼントをしつこく押しつけられ、付きまとわれたくないばっかりに受け取るだけ受け取ってしまうという状況も考えられます。

まぁ、この事件はよく知らないのですが、報道内容に対して「こう報じているがこういうパターンも考えられるかも」的に捉えてみるのも大事かなと思いまして。

道路を歩いていていきなり襲われるのと、いやがっていたかどうか別にしてプレゼントをもらう仲だったのでは中身が違います。
日本にはストーカー防止法があるのだから、いやなら警察に相談できたはずです。
しかし、この事件通訳を入れる入れないでもめているようですが、日本の警察官僚の頭の固さがにじんできますねぇ。

>この事件通訳を入れる入れないでもめているようですが、日本の警察官僚の頭の固さ

入れない／入れるではなく、どちらから採用するかの問題だったような
気がするんですけど・・・。
しっかりした通訳を入れないと、アチラさんの都合の良いように
進んでいってしまうかもしれませんし。

でも、通訳をアチラ側で採用し、こちら側も英語のできる人だけが係わるようにすると言うのが最高な手かも。。。

加害者と被害者の責任議論をされていますが、その前に本当に犯人は米兵だったのか、というような議論がすっぽり抜け落ちているような・・・。
（さすがに被害者の狂言ということは、絶対ありえないですが）

あの池田小学校の事件のときにさえ、「まだ加害者が有罪と決まったわけではないので、冷静に」というようなレスがついていたはずですが、四月の鱈さんのお気持ちは察しますが、今回は韓国まで含んだ国際問題に発展しそうですので余計に慎重にしても良いのでは？？

まあ、こんな事書くとまた「被害者への配慮が感じられない」と弾が飛んできそうですが・・・。

ああ、ちなみにアメリカが引き渡しに慎重だったのは、日本の司法への不信感が根底にあるような気がします。

前にも書きましたが、アメリカでは「適正手続き」の運用が極めて厳格で、多少の違法（逸脱？）捜査も有効性があれば認めてしまう日本とは天地の差があります。
（OJシンプソンが無罪になって日本人は驚きます）

これに日本の警察の優秀性が加わると、「起訴されればほとんど有罪」ということになり、司法は機能していないとみなされます。
その結果、引渡しの拒否や容疑者の人権に異常こだわる事になるのでしょう。そうしなければ、今後アメリカ兵というだけで街を歩いていても職務質問されるような状況になりかねず、それはそれでまた問題が生じますね。

OJシンプソン事件で、殺人犯を罰する機会を失うことと引き換えに、黒人全体の人権を守ったアメリカ人たちから見て、日本は未だにデモクラシー国家ではないのでしょう。

> ああ、ちなみにアメリカが引き渡しに慎重だったのは、
> 日本の司法への不信感が根底にあるような気がします。

地位協定で身柄引き渡しが制限付き(以前は不可)だったのは、
「容疑者の人権を守るため」「公平な裁判への懸念」の二つだった
らしいです。なので元々、被占領地で米兵を裁かせてたまるか、
という考え方だったみたいですよ。

正式な職務遂行中の過失犯とか、基地の中での兵隊同士の出来事であったとかならともかくも、一般市民として街に出ている時の犯罪なら、日本の法律で一般市民と同じように扱うのが当然だと感じるのはおかしいんですかね。

現代版の「生麦事件」と言うことでしょうか。
差別的条約撤廃のために、鹿鳴館ならぬ「更なる思いやり予算」が必要なのか？