バーニーがそろそろ勇退する時期に差し掛かっています。
良くも悪くも「偉大なる指導者」でしたから、巨大な利権をめぐって跡目相続でモメる訳なのです。

バーニーはＴＶ放映権をキルヒ・グループに売り渡したのですが、こいつはペイパービューで儲けている会社なのす。
カーメーカー側は、Ｆ１をＰＲの場として考えていますから、Ｆ１放映が有料化になるとＦ１参戦のＰＲ効果が薄れてしまい困るのです。
キルヒは向こう百年間は無料放映も行なうと言っていますが、ＴＶ局にイニシアチブを取られるのを嫌うカーメーカー側が牽制しているのです。

2008年というのは現在のコンコルド協定が切れる時ですが、そのときはバーニーもシューミも居なくなっているし、世界経済もどうなっているか分からないし、現時点ではなんともいえないのです。

これが元でＦ１衰退なんていやですね。
メーカー主体になると単にメーカーの宣伝になるんじゃないか、とかの危惧はありますからね。
Ｆ１はなんかシューマッハ以降の若手が思うように伸びてきていないように思えます。
たまに出てきてもマシンが良いだけ？だったり。