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[2147] 陪審員制 (43 レス)
2001/05/12(Sat) 00:00:16
YOU。 さん
Web: (none)
ちょっと、文系的な話題が続きますけど。(^^;
日本の司法改革で陪審員制の導入が検討されているそうです。
なんでも、民間の人にも司法に参加してもらいたい、とか。
ですが、最近アーチャーの本で裁判について書いた作品を読んで疑問に思ったのですけど、やはり犯罪を犯した人間が無罪になる、というのは制度的な欠陥なのでは無いか、と。
今の日本がそうでないとは言いませんが、裁判がテクニックや構成員によって大きく左右されるのがどうも・・。

最近の裁判所と検察の間での情報漏洩事件や、今までの国を被告とした裁判の結果を見るとどうかと思うんですけどね。(^^;

PS
そう言えば、今日はライ病(ハンセン病)関係の判決もでましたね。

1. 2001/05/12(Sat) 00:16:14
陪審制でしたっけ?参審制だと思っていました。

>そう言えば、今日はライ病関係の判決もでましたね。
国が控訴すると立法の不作為は上級審でまた否定されるんでしょうかね?

2. ひろと 2001/05/12(Sat) 00:20:29
日本人はお上任せの所があるから陪審員制は国民の司法への参加意識を育てるのに良いかもしれません。ただ、「明らかに国が悪いのに裁判官が賠償金支払いを命じないから陪審制にする」という考えはどうかと。

3. よねよね 2001/05/12(Sat) 00:30:50
先日新聞を読んで初めて知ったのですが、ハンセン病が遺伝するという誤った認識から、ハンセン病の療養所(実体は隔離所)では、たいていの場合子供を産むことが禁止され、妊娠した場合には強制的に中絶させられる、という行為が広く行われていたのですね...すごいショッキングでした...

4. Epion【Selena】 2001/05/12(Sat) 00:33:07
あとは感情任せの判決につながる怖さがあるかなぁ,まず法に対する意識から育てないと下手したら誤審が何件でるか分かりません(^^;)

5. 2001/05/12(Sat) 00:34:44
子供を産むことが禁じられたというより、肉体的に産めなくさせられていたと読んだことがあります。

6. Tambo 2001/05/12(Sat) 00:38:01
避妊手術をしないと結婚できなかったとか。

7. ハチ坊 2001/05/12(Sat) 00:38:20
完全に陪審員の意見だけで刑が確定するというのはやはり問題があると思いますが(アメリカにしてもただのど素人ではなく法律の勉強を多少はした人が陪審員を行っているし)、日本の場合は参考意見(民意の反映)としての陪審員制の導入だと思ったのですが、どうなるのでしょうね。

8. ひろと 2001/05/12(Sat) 00:38:45
>肉体的に産めなくさせられていた
確か去勢していたんでしたっけ?。相当酷いと思います。

9. Tambo 2001/05/12(Sat) 00:41:25
今の国会の下請けのような裁判所より良くなればいいなと思います。

10. よねよね 2001/05/12(Sat) 00:42:54
>>肉体的に産めなくさせられていた
男性はパイプカット、女性は妊娠した場合中絶だったそうです...

11. 北坂 2001/05/12(Sat) 00:47:29
官僚制度としての司法が延々と行政よりの判決を出し続ける現状。法曹一元化や市民の司法参加としての陪審制の実現が急務でしょう。中途半端な参審制は結局裁判官にイニシアティブを握られることになるので要注意。

12. ひろと 2001/05/12(Sat) 00:55:06
これだけ長く放置されてきた多数のらい病患者が見捨てられてきたのは何故なのでしょう?政党・議員も議会で何故取り上げない?明らかな憲法違反が起きていると言うのに・・・。書いていてむかむかしてきます

13. TOWNSer 2001/05/12(Sat) 01:26:31
陪審員の無限の拡大解釈が怖いですね。
知識を付けて来るにしても、付け焼き刃(すんません、適切な表現が思い付きません……)のものだろうし。

14. おうまさん 2001/05/12(Sat) 01:29:01
お金持ちが得をするアメリカ式の裁判はごめんです。
でも考えてみたら、裁判官に負担が大きすぎる気もするので、例えば判決の骨格の部分は裁判官が判例をもとに作って、情状酌量等の判断は陪審員に任せるとかっていう手は無しでしょうか。

15. おおあめ 2001/05/12(Sat) 01:40:12
>これだけ長く放置されてきた多数のらい病患者が見捨てられてきた
>のは何故なのでしょう?

それは国民1人1人が自分たちの為に黙殺したからでしょう。
これは国民の責任です。
ライ病の家族がいるといえば結婚は取り消され、戸籍を抹消され、挙げ句の果てには村八分になり故郷からでていかなければならない。だが放浪することは許されず一個所に閉じ込められる。これは国家だけの責任ではなく社会全体がこのようにしておいたほうが自分達に都合がいいからと考えたからだと思います。

社会の一人一人がこのような人を煙たがっているうちは、
裁判所の改革なんていくらやっても駄目だと思います。
口ではいくらでも助けろとは言えます。
でも実際に行動起こして助けるのとは次元の違う話です。

でも最近はこういう壁を突き破って進もうとする人たちが
出てきてくれて非常に頭が下がる思いです。

16. くろきし 2001/05/12(Sat) 02:12:19
>陪審員制
ロースクールのとなりにはアクタースクールがあるというジョークもあるくらいだから、
検察側・弁護側、ともに、世論に媚びをうって裁判がトークショーになると言う気もしますが・・・

17. 京見峠#27 2001/05/12(Sat) 04:33:10
>検察側・弁護側、ともに、世論に媚びをうって裁判がトークショーになると言う気もしますが・・・

TV中継をしなければ、かなりの確率で、このような自体は、
阻止できると思います。

18. ぐは 2001/05/12(Sat) 06:26:11
陪審員制も色々と問題があって、アメリカのOJシンプソンの裁判の時なんか、黒人の陪審員が「彼は黒人でしかもすっとボールスターだからそれだけで無罪」って事を主張していて、結局無罪になってしまいました。弁護団の人間でさえ、裁判終了後に「あいつがやったにきまってるじゃないか!」って言ってた位なのに。
世界最悪の司法制度を持つアメリカのようにはなってほしくないです。

19. BVV5 2001/05/12(Sat) 09:42:45
こういうことになると民主党は静かですね。鳩山さんどうしたの、そんな人たちとはつきあえないと韓国にネゴネゴしているのでしょうか?
赤い旗の人たちも労働者の人権がぁあぁぁぁぁあぁぁぁぁと叫んでいる割には今回のことには知らんぷり。げに恐ろしき選民思考。
こういうときに政党が真摯にもの事に当たっているか良く判る気がします。

20. sagiyama 2001/05/12(Sat) 10:17:17
OJシンプソンの事件は“ぐは”さんの言われるとおりなのですが若干補足すると、これは陪審員制度だからではなくアメリカがディュープロセス(刑事事件における適正手続き)を重視しているためです。

つまり、容疑者(被疑者)が本当に犯罪を犯したかどうかにかかわらず、捜査・逮捕・取り調べにおいて、警察や検察が法律に定めたルールにのっとってやっていなければ文句なく無罪になります。

これは国家権力という暴力装置から国民の生活を守るためであり、仮に「真犯人を探すためなら多少無理した捜査や取調べもやむをえない」となると歯止めが効かなくなるからです。

ですから、アメリカの裁判では刑事事件の裁判においては弁護側は徹底して警察検察のミスを突いてきます。裁判において裁かれるのは被告ではなく検察です。実際に人を殺したと認めても平気です。
(薬害エイズのスレッドでも書きましたが・・・)

OJシンプソンの事件の場合は、職務質問の際に人種的偏見があった(黒人というだけで職務質問をかけた)からだったと記憶してます。

21. Pico_Chan 2001/05/12(Sat) 14:41:08
日本とアメリカとは、法体系系の根本から違うので「陪審制」だけ持ってきてもそぐわないことになります。
それにアメリカの陪審員が何をするのか、日本では正しく理解されていないようです。
陪審員は裁判官ではなく、裁判官が諮問するいくつかの争点について結論をまとめて提出する役割を持っています。
例えば、「彼は殺人の意思をもってそこへ行ったのか?」「彼が拳銃を購入した目的は殺人のためか?」などの問題が諮問されます。
裁判官は、その回答と事実関係、これまでの判決例を勘案して判決するのです。

>アメリカの裁判では刑事事件の裁判においては
法体系が全く違います。アメリカでは「過失は罰せず」の原則があり、交通事故で相手を死なせてしまっても「過失だった」と認定されれば、刑務所へ入らなくて済むのです(民事責任は問われます)。
例えば、軍艦がアジアの教習船を沈めてしまっても、「過失だった」ので船長は刑務所に入らなくて済んだのです。
また、「司法取引」というものもあり、その事件の真相を明らかにするために、関係者の免責と引き換えに証言させることができます。
このシステムが無い日本では、関係者が皆、口をつぐんでしまい、そのうち「自殺」という口封じが行なわれ、真相は何時も闇の中に隠れてしまいます。

>ミスを突く
刑事上の手続きが適正に行なわれたのかを明らかにするのです。逮捕の時には、逮捕者の権利と黙秘権について説明しなければなりませんし、人種的差別があるような取調べをしたなら、その捜査自体が無効なものと扱われるのです。
このシステムが無い日本では、冤罪が絶える事はありません...

22. Tambo 2001/05/12(Sat) 15:56:44
>ミスを突く
これで某死刑執行も延期になったようですね。
さらに延期になる可能性もあるとか。

23. SLIM 2001/05/13(Sun) 01:31:59
あれ?昔日本にも 陪審員制度ってありませんでしたっけ?
廃止にはなってないはずだけど(停止かな?)

24. くろきし 2001/05/13(Sun) 01:41:33
>逮捕の時には、逮捕者の権利と黙秘権について説明しなければなりませんし、
アメリカの刑事物の映画見ていると一目両全ですね。日本の場合は、あぶ○い刑事みたいに拳銃突きつけて、任意だ来てもらおうですからね。

司法取引>
特に、事故調査委員会のあり方なんかには、日米の考え型の違いが大きいですね。以前の日航機のニアミスにしても、日本では、機長に業務上過失傷害罪を問おうとしていたのに対し、同様のケースでアメリカは機長を免責し、自己の概要を明らかにし、今後の再発を防止しようという観点で操作が行われるようですね。

司法制度改革>
我が国は後発として改革を行う以上、従来のアメリカの司法制度や日本の司法制度にとらわれず、よりよい方法を模索してもらいたいものですね。少なくとも、行政訴訟に鑑みて、判決が行政よりであるという事に対する不満から、安易に参審制を万能の良薬と考える、一部風潮も考え物ですね。

日米の違いの一つとして承認保護プログラムというのもありますね。

25. 土野明日香 2001/05/13(Sun) 02:05:20
 陪審員ではありませんが、検察審査会制度というのがあり、国民の中から無作為に選ばれた11人が裁判所の判断について「ちょっと待った」を掛けることができます。
 が、「不起訴不当」か「起訴不当」かの差し戻ししかできないので「コイツは有罪」という結論を出せるわけではありません。

 ちなみにこの人選は、各地の選挙管理委員会が衆議院議員選挙の選挙人名簿の中から、抽選で選んでいるわけで、選挙権があれば誰でも選ばれる可能性はあります。
 選ばれている任期中(確か1年だったかな)は、身分は公務員扱いだじょ(^o^)。

26. Pico_Chan 2001/05/13(Sun) 08:18:52
>検察審査会制度
正確には「裁判所の判断」ではなくて、関係者の申し立てにより「検察官が起訴すべきなのに起訴しなかったのではないか」という審査をする制度です。
刑事訴訟は、被害者とは関係なく、国家権力が社会秩序維持のためペナルティを与えるもので、裁判にかけるかかけないかは検察官の専決事項になっているので、検察官にモノを言えるのはこの制度だけということになります。

「起訴相当」=起訴されて当然だ!
「不起訴不当」=起訴しないのはおかしい!
という結論が出れば、検察官に「再考」を求めますが強制力はありません。

27. sagiyama 2001/05/13(Sun) 10:05:23
>裁判にかけるかかけないかは検察官の専決事項になっているので
起訴独占主義ですな。日本は検察しか起訴できませんが、国によっては警察も起訴できます。

>「起訴相当」=起訴されて当然だ!
>「不起訴不当」=起訴しないのはおかしい!
この前問題になったのは、検察官が転勤前で引き継ぎするのが邪魔くさいので交通事故の加害者を起訴しなかったというのがありました。これは論外としても、たとえば銀行員の奥さんが万引きしても社会的影響を考えて起訴しない、というようなことは刑事訴訟法上も認められています。

ちなみに日本の特徴は起訴されたらほぼ100%有罪になりますが、諸外国では70%ぐらいであり外国人からは気味悪がられるようです。
警察が優秀という面は否定できないのですが、一方で上に述べた「適正手続き」の原則が徹底しておらず、多少の違法捜査も問題にしないということが挙げられます。あるいは本来なら起訴しても良いような事件なのに、無罪になると検察が非難されるので起訴しないということもあるはずです。

いづれにせよ、刑事事件で起訴されたらほぼ100%有罪になるということは、司法権が有効に機能していないといわれても仕方ありません。

それだけならいいのですが、こういう現状は“起訴されたらさいごマスコミは犯罪者扱いし、国民も犯罪者扱いする”という風潮を生み、被疑者やその家族の人権を侵害しています。ロッキード事件の場合、田中角栄が起訴されたというだけで社会党は提灯行列をやりましたが、誰も異常だと思わなかったでしょう。

日本の冤罪による被害は常軌を逸しています。

28. BVV5 2001/05/13(Sun) 14:04:57
ロッキード事件は最近真実があちこちでかたられていますが、ある意味日本側は被害者です。でもそれに触れようとするマスコミは皆無ですね。娘さんが外相になった時点で過去の回想というのはいろいろあったようですがロッキード事件は全日空への口出し料をもらったことぐらいでつっこまれていないです。

29. BVV5 2001/05/13(Sun) 14:11:33
>多少の違法捜査も問題にしないということが
過大な違法捜査も闇に葬り、身内、権力者がらみなら通り一遍の捜査の振りをして不起訴処分。
埼玉、神奈川、奈良の県警幹部連中のやっていることをみれば自明の理で自己証明しています。ここまで浄化能力を失っていると信用しろというほうが無理です。
日本の司法警察官で犯人逮捕時にきちんと権利を言える人はいないでしょう。時々TVの報道番組でそのシーンを放送していますが、単に時間を読み上げておしまい。それでよくクレームがこないものです。
マスコミも自分たちの不具合の時には助けてもらうために特に交通の現場には文句をいいません。
ちょっと注意してTV番組を見ていると日本の警察の腐りきった体質がにじんでいます。

30. Epion【Selena】 2001/05/13(Sun) 16:14:48
いつの間にか話題が警察批判に傾いてますが(^^;)
そこまで言い切れる根拠ってなんなんでしょう?

報道やテレビの番組で電波に乗ってる情報?
・・・ぶっちゃけた話,ソースはたったそれだけでしょ?

少なくともうちの父親とその友人方は自分の仕事にポリシーもって働いてる部類の警察官の一人ですが,事件が起こるたびに神経すり減らして必死になってる人間もたくさんいる,なんて想像したことがあります?

別に今の警察機構とその現状を手放しで肯定してるわけではありません.
「そう言う事実もある」のは報道されてるとおり,実際あったんですから否定しようがありません.
が,そんな一方で↑のように働く多くの警察官の姿・・・そんな事実もあるんです.

警察関係の話題が出るたび,一部批判に留まらずいつの間にか警察組織すべてがメタクソに”言い切られる”と言う,この掲示板でのお約束パターン.
どうもここで行われる警察批判ネタは一部を全部に当てはめる,客観性を欠いた議論のように思えてなりません.

31. 毎黒仮節渡万 2001/05/13(Sun) 16:29:49
> 一部を全部に当てはめる

オバタリアン的理論ですよね。
某教団教祖の最初の弁護士(あの歯並び悪い貧相な顔した詐欺の常習犯)だけをネタにして弁護士全員をこき下ろすという恐ろしい世間話を耳にしたことがあります。

32. sagiyama 2001/05/13(Sun) 19:01:20
「踊る大走査線」の世界ですな。まじめ熱心な人はいるのはわかってますが、そこまで言われると・・・。

上の書き込みをしたときは警察自身を非難しているつもりはなかったですよ。
ただ、意味もなく職務質問をされた自分の経験から、適正手続きかどうかを裁判所はもっとちゃんと見るべきと言うのが私の意見です。警察は仕事熱心になればなるほど、国民の権利を侵害する存在ですからね。

ちなみにBVV5さんの意見にはまったく同感です。
少なくとも私が引っ越してきた当時の神奈○県警は腐りきった組織といわれても仕方なかったと思いますよ。もちろんまじめに勤めている方はたくさん知っていますが・・・。

マスコミと警察の腐りきった関係とその弊害は松本サリン事件を見れば明らかでしょう。ただ、これも直接には悪いのはマスコミのほうですけど、それを利用して捜査を有利に進めようとする警察も同罪です。日本中でマスコミと警察がタッグを組んで仕事をしています。これも警察の仕事熱心による暴走です。本来裁判所が牽制かけなくちゃいけないんですけどね。「マスコミに意図的に捜査情報を漏らして捜査した場合は無罪」ぐらいの判決出さないとだめですな・・・。

あっ、やっぱり警察批判というより裁判所批判ですね。

>> 一部を全部に当てはめる
>某教団教祖の最初の弁護士だけをネタにして弁護士全員をこき下ろすという
>恐ろしい世間話を耳にしたことがあります。

毎黒殿のレスも、立場を変えて一部を全部に当てはめておられるような・・・
bvv5さんはただ一人の警察官の話を持ち出して、警察全体を批判しているわけではないですよ。

33. BVV5 2001/05/13(Sun) 19:53:29
>働いてる部類の警察官の一人
うちの先祖も元警察官です。なのでなかば身内なんです。
ということで情けないことが多すぎるというぼやきです。決して全部が悪いとは言えません。そうであれば日本は無法国家になってしまってます。怖くなったとはいえ日本は世界でも有数な安全な国です。
でも、どうしてTV報道の時犯人の人権に対してあれだけ考慮して腰縄、手錠にぼかしを入れているのに現行犯逮捕の瞬間に犯人(正確には被疑者)に権利を伝えないのでしょう。
裁判でも同じように権利と義務をきちんと説明していないようです。感情的には殺してやりたい被疑者でも法律で裁けなければしかたありません。
日本の場合は、裁判のやり方の改革も必要ですが警察組織も改革が必要かと思います。
亜米利加では、警察無線は公開されており、聞くことは権利です。さらに一部周波数では緊急時に直接警察官と交信が可能です。秘匿捜査については聞いてはいけない周波数で交信が行われています。
こういう警察の動きを市民に知ってもらうというバックボーンがあっての陪審員制度があるというのも一つの側面です。

34. MSR 2001/05/13(Sun) 22:08:22
まだ、警察関係のことを書きこんでいいのかわかりませんが
個人的な考えを
警察組織というのは 国民が安心して暮らすことが出来る為に存在していると思います
もちろん、公務員も 国会議員等も同じように含まれると思います

そんな中、苦労されることもあると思いますが 国民に対する一種の サービス業のような気がします

ただ、ストなどされたら、混乱が起きますので 身分とか、生活などはきちんと 国が面倒を見るべきです

警察に関しては確かに、まじめに一生懸命働いている人たちが大半だと思いますが 一部には 不届きなものも居るのも事実です

自分の友達が以前 交通事故にあいました そのときの相手は非番の警察官でした
近くの病院に運ばれた友達は 全治一週間の怪我と診断され 保険屋も白紙の示談書を病室に持ってきて サインを下さいと
で、疑問に思った友達は 転院を願いましたが 医者が ”今動くと直るものも直らないよ ”といわれました
転院先の病院の診断では、股関節骨折、靭帯切断等とても一週間で直るようなものでは在りませんでした

警察、病院、保険屋がぐるになって、隠蔽工作をしたんです
ただ、友達は一緒に居た知人に 自分のカメラを預けて 周辺の写真を撮っておいてくれと言っていたので それが証拠写真になって 相手方の過失100%に
成りましたが、その後の保証で未だにもめています もう7年前のことです 未だに解決していないです

一般的に、一部の社員が不正を犯した場合、その責任は その会社が負うことに成ると思います
そのときには、行政処分等も受け、会社事態が場合によっては倒産にいたることもあるでしょう

そんな中、一部の警察官が悪いだけで、全部が悪くは無いといっても言いのでしょうか?
もともとそんなこと自体が在ってはいけない事なんですから なんと批判されようと
警察は、国民から信頼されるように職務を全うしなければ行けないのでないでしょうか

あくまでも、個人的な考えです 人様に強制しようとは 思っていません

35. Epion【Selena】 2001/05/13(Sun) 22:21:25
>一部の警察官が悪いだけで、全部が悪くは無いといっても言いのでしょうか?

別にんな事を言ってるつもりはありません.
悪いものは悪い,良いものは良い,その程度の判断はきちんとつけてるつもりですので.
多分うちの父親が問題を起こしたんであれば,親子の枠を越えて平気で対立するでしょう,そう言う人間ですんで(笑)

>警察は、国民から信頼されるように職務を全うしなければ行けないのでないでしょうか

もちろんそれはそうでしょう.
むしろ私が引っかかっているのは,警察機構自体が悪いか悪くないかではなく,一部の負情報を全部に当てはめまるで全てを見通してきたかのように全否定・言い切りの形で一方的な批判が飛び交う,これまで何度も繰り返されてきたパターンについてです.

あえて言うなら,ひどく苦心しながら職務に当たっている父親やその仲間方の姿を生で見て知っているので,警察そのものをまるまる批判されていることに対して多少個人的な不快感もこもってるかもしれませんが.(笑)

36. 流暢 2001/05/13(Sun) 22:35:34
>一部の負情報を全部に当てはめて全否定・言い切りの形で一方的な批判ばかりが飛び交う客観性を欠いた議論
ボクの言葉ではないのですが、核心をついた名言があります。
「人間、悪くなったことには敏感だが、良くなったことには鈍感である」
#横レス、失礼

37. Epion【Selena】 2001/05/13(Sun) 22:42:35
>人間、悪くなったことには敏感だが、良くなったことには鈍感である

ですね,警察に限った場面以外でも大いに同感です.
失態に対しては積極的にネタにされますが,逆の事は「当たり前のこと」として何の反応も示されませんからね.
そして見る側にとっては負の情報だけが更新されていく・・・

何かを運営する立場にいてもそう言う事は非常に多いです.

38. MSR 2001/05/13(Sun) 22:57:50
>事件が起こるたびに神経すり減らして必死になってる人間もたくさんいる,なんて想像したことがあります?
文章的に、ちょっとひっかかたもので

>>一部の警察官が悪いだけで、全部が悪くは無いといっても言いのでしょうか?
>別にんな事を言ってるつもりはありません.
書き方に気分を害されたらお詫びします
自分的には警察に 国民から信頼されるものになって欲しい
実際に、そういう人たちも居るのだから

39. BVV5 2001/05/14(Mon) 00:09:34
私の至らぬ文章で御気分を害された方にはお詫びします。
友人も多くの現職警察官がいますが、彼らは大変な苦労をしています。いわゆる下積みは使い捨てのごとくです。
任警視に到達するまではと頑張っていますが、現場の仕事に追われて昇進の為の勉強もままならないようです。

40. Tambo 2001/05/14(Mon) 00:13:51
>少なくともうちの父親とその友人方は自分の仕事にポリシーもって働いてる部類の警察官の一人ですが,事件が起こるたびに神経すり減らして必死になってる人間もたくさんいる,なんて想像したことがあります?

こういうのって身内の人からの話より、他人から聞いた方が説得力があるような気がします。身内を悪く言うわけがない、かばってるんじゃないのって言う先入観がありまして(^^;
(あっ、決して私の存じ上げない、Epionさんのお父さんたちが良いとか悪いとか言う話ではないです。)

一度だけ110番したことがあるんですが、その時は110番するだけで押し売りさんはあきらめてくれました。解決しましたって伝えると、また何かあったらいつでも110番してくださいって言ってくれました。あの時のひと言はたったひと言なんだけどはうれしかったです。頼りになるとも思いました。
こんなことが特別なことではなくって、日常の光景になるといいと思います。

MSRさんの話ってすごいですね。こんなことがあるんだって思ってしまいます。

41. YOU。 2001/05/14(Mon) 01:25:06
まぁ、Epionさんの言いたい事も分かるんですけど。
>「当たり前のこと」として何の反応も示されませんからねぇ
この部分はちょっと・・。
警察官と言えども、自分で選んだ仕事で「当たり前のこと」をしてお金を貰っているプロフェッショナルなので、「当たり前のこと」が出来ないのは、警官としての適正に欠く事、ですし。
「当たり前のこと」をしている方には「職業人としての敬意」を払うのは当然ですけど。

まぁ、今回の話の展開からして、警察官の話は前線で法に関わる方々ですから自ずと出てくるものかな、と。
警察の不正を「一般化」しきらずに非難するのは、ちょっと話の趣旨からずれる感じですけど、一般化できるものに関してはこの話の中で非難が出るのは当然のように思います。
非難は「当たり前のこと」を当たり前にこなすようになれば、通常多くは消えるでしょう。
しかし、警察官の犯罪の話題はまだ、月に何度か見られていますから非難が続くのはしょうがないかな、と。

私的には、警察官の教官が宴会で裸になったのは、別に報道すべき内容じゃない感じですけどね。(^^;

42. YOU。 2001/05/14(Mon) 01:28:17
で、本題。
この間の最終報告書では、豆さんのおっしゃる通り、陪審制でなく裁判官も1票持つ参審制が推奨されたようです。
元はと言えば、司法試験に受かる面々が「法律の文言以外知らないお馬○さん」が多くなったから、だとか。
普通であれば知識は、原体験というか、動物である人間として生きるための基礎知識とか、社会性とか諸々の上に、人間としての「プラスα」を作るのですけど、元が無いとね・・。
「プラスα」だけを評価する社会自体の価値観も変えていけると良いんですけど。

43. sagiyama 2001/05/14(Mon) 21:16:37
少しくどいのはわかってますが・・・。

>いつの間にか話題が警察批判に傾いてますが(^^;)
>そこまで言い切れる根拠ってなんなんでしょう?
>報道やテレビの番組で電波に乗ってる情報?
>・・・ぶっちゃけた話,ソースはたったそれだけでしょ?

Epionさんは、私のレスについて批判されているのかどうかわからないのですが、少なくとも警察と警察情報をタレ流しにして自らの職責を放棄しているマスコミが作り出している人権侵害については客観的事実です。
以下の日弁連の決議を見ていただければ一目瞭然ですよ。
http://www.nichibenren.or.jp/sengen/jinken/1999/9903.htm

日弁連のこの決議と私の主張の違いは、日弁連はマスコミの良心に訴えかけていますが、私は不可能だと思っています。
いくらタレ流し報道をしても記者が逮捕されたという話は聞かないし、新聞社にとっては効率的に取材ができるし、他紙に特ダネを出し抜かれて上司に大目玉を食らうことはないので、こんなイゴゴチの良い制度をマスコミが放棄するとは思えませんから。
また警察にとってもマスコミを手なづける格好のシステムです。

私の主張は、マスコミや警察の暴走を止めるのは司法しかなく、アメリカの適正手続き重視に倣って、捜査情報を故意に漏らした捜査をしたら、文句なく無罪にするしか解決策はないと思います。それぐらいしないと警察の態度は改まらないと思います。

そしてこの問題は、極論すれば神奈○県警が腐りきっていた以上に重大な問題であり、Epionさんのお父さんが一生懸命働いているというだけで看過できる問題ではないのです。

もしよろしければ、Epionさんもこの日弁連の決議についてお父様と話しあっていただければと思います。
そして「主張はわかるが、無理だよ」といわれるのなら、一生懸命働いているお父様には悪いのですが、お父様も警察・マスコミによる人権侵害の消極的共犯者だと思いますよ。


さて、本題に戻すとこの日弁連のHPの司法改革のところを見ていただければ、陪審員制度についてのことが良くわかります。参審制との違いや、日本でも導入された事実、Pico_Chanさんも言われてますが陪審員が判決を出すわけではないという事実など。
http://www.nichibenren.or.jp/sihokai/sihokai02.htm

少なくとも「陪審員制度になれば有罪の人間も無罪にできる」というような誤解は生じないでしょう。


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