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[4528] エニアック 世界最初のコンピュータ開発秘話 (6 レス)
2001/11/23(Fri) 01:12:05
こくぼ さん
Web: (none)
掲題の本を読み終えました。コンピュータの歴史など詳しくなかったのですが、この本によりエニアックが他のコンピュータになかった最初のプログラム内蔵式コンピュータがエニアックと知りました。先駆者たちモークリーとエッカートの背景、性格、開発の苦労が良くわかりました。
彼らは技術者としては成功したが、その正当な名声を受けることも少なく、ビジネスでは失敗したこともわかり、彼ら2人の人物像を深く取り上げていたところが面白かった。コンピュータで何ができるか、コンピュータが世の中を変えることも見抜いたにもかかわらず、彼らはビジネス的、社会的名声を受けることができないなど結局成功者にはなれないのは皮肉だろうか。
それに加え、現在のコンピュータの形がノイマン式など言われているが、本質的な考えを最初に実現したのは彼ら2人であって、フォン・ノイマンはそれを世界に公表し自分の名声になってしまったことも、コンピュータに関わっているものとしては考えさせられた。

中々読み応えのある本に出会えました。通勤途中の電車の中で一気に読んでしまいました。

エニアック
世界最初のコンピュータ開発秘話
スコット・マッカートニー著/日暮雅通訳
パーソナルメディア
ISBN4-89362-183-1

1. 浮浪曇 2001/11/23(Fri) 01:49:04
こんばんは,浮浪曇と申します。

以前は,
>> 最初のプログラム内蔵式コンピュータがエニアック
と言われていましたが,1973年に,「エニアック」は,ジョン・アナタソフ氏が作った「ABC(アナタソフ・ベリー・コンピュータ)」をモデルとしたものであり,世界初のデジタルコンピュータは,「ABC」であると連邦裁判所が判断を下しています。

「ABC」の開発経緯と「ENIAC」との関わりなどのついては,
「ENIAC神話の崩れた日」という本にまとめられています。
これも読み応えのある本ですので,ぜひご一読されることをお勧めいたします。

2. こくぼ 2001/11/23(Fri) 01:57:58
>「ABC」の開発経緯と「ENIAC」との関わりなどのついては,
その辺りも上の本には書かれていました。どちらの立場に立つかによっていろいろな意見があることは、分かっていますが、コンピュータの本質的な部分を「プログラム内蔵方式」はやはりエニアックかなと思います。
どちらにしても、一方の主張のみで判断しないほうがよいでしょうね。手に入れば「ENIAC神話の崩れた日」も読んでみたいです。

3. Pico_Chan 2001/11/23(Fri) 07:39:07
「コンピュータ」をどう定義しているのでしょう??
ENIACは単なる「計算機」のような気もしますが。
「プログラム内蔵」という点では、自動織機や編み機の方が先行しています。

4. 98 2001/11/23(Fri) 09:37:46
いわゆる「コンピュータ」は内部的に行われていることは計算そのものなので(加算やシフトなど)、それらを「計算機」と呼ぶのは計算機科学に関わる世界の人間では半ば常識となっています。PC-9800シリーズでもPC/AT互換機でも、スパコンでもパピコン(古)でも所詮は(というと御幣があるが)計算機です。
プログラム組み込みだろうと今のような主記憶にプログラムをロードする方式だろうと、その部分だけをクローズアップして見るならば、結局はプロセッサ(または相当品)の計算結果が実際の処理結果や指令として出てくるだけです。DCやPS、GameCubeだって処理結果がゲームに特化されてるだけで、つまるところ計算機の一味でもあります。
最も、機械システム内や電化製品内などでの「コンピュータ」は制御システムのコンポーネントとして存在しているだけなので、この機械システム全体を「コンピュータ」の一種と呼ぼうとすると機械工学の人間から野次が飛ぶでしょうなあ。

#モデル的には情報科学/工学の人間なら誰でも知ってるTuring機械が大元という、それを実現したのは後続の先駆者達

5. sagiyama@GAWIN 2001/11/23(Fri) 10:31:35
初めて白状しますが、大学時代最後の一年はゼミでアルゴリズムやってました。(研究室にあったピカピカの初代9801がさわりたかっただけ、という話もありますが・・・笑)

私が興味を持ったのは、LISPという人工知能向き言語でした。計算機を越える何かがありそうで・・・。
当時は人工知能、人工知能と言って世間もよく騒いでいました。

6. まくつ 2001/11/23(Fri) 13:25:52
世界最初の電子計算機の称号はアタナソフ&ベリーの物になったと思いましたが。

ENIAC神話の崩れた日 -ATANASOF-
クラーク・R・モレンホフ 著
工業調査会 刊
ISBN4-7693-5088-0


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