What？　何、これ…。これが見解？
知らない人が見たら、何がなんだかわかんないよ、これ。
これでは、『偽つぶし』と言われても仕方がないですよ。

作者が送ったメールの内容は以下のページで見る事が出来ます。
直接はhttp://www.cc.rim.or.jp/~finite_l/sakura/indexj.html
またはhttp://www.cc.rim.or.jp/~finite_l/indexj.htmlから｢あれ以外の何か with "さくら（略）"｣をクリックで2000/2/1のところです。
作者は｢先方の言い分を認めたわけではありませんが、無用な摩擦を避けるため自主的に以下のような変更を行いました。｣と書いてる事から、大人の判断？をしたのだと思います。

あのー、「ファイル公開を停止」した状態でないと「当社ソフトウェア「ペルソナウェア with "春菜"」に関する知的財産権侵害ならびに不正競争行為が解消されるものと当社は判断」してくれないのかしら…

なんか・・・現状の説明をしてる様にしか見えないのですが、見解ってこういうものでしたっけ？
要約すると「配布を止めさせたので春菜は安泰です」か？

無作法な警告文書を見ても、相手が個人だと分かってナメてかかってるんですね。８９３並。
相手がちょっとした会社なら、反訴されるとか揉めに揉めるとか、反撃されますから。
本件、はっきり言って、裁判したら８９３会社側に勝ち目はないですよ。
理由はどうあれ、作者が自作品を引っ込めてしまうのは、負けを認めたということになります。惜しいけど。

>「ファイル公開を停止」した状態でないと
日本国内にないサイトから「ファイル公開」すれば、日本の法律は及ばないよ〜。

この見解分見てると脅しに近い言い回しが使われてて悪印象もいいとこですね．
これでは任意・・・が明らかな知的財産の侵害をしていたと決定されたような口ぶり，似たようなソフトの作者を恫喝することを意図的に狙ったかのようです．
まさに８９３・・・

何も言う気が起こらない、言う必要もない…。
ただ、一つだけ。
誰が、何を得、何を失い、そして、何が残ったのか…。

得た物は何もない、ただ失うものが多すぎた
残ったのは、何もない．．．

↑のはあくまでもまた別の話でのお話です
残ったのは、本当に泣きたくても泣けないようなことばっかりです

このようになる前に止めることもできたはず
事が大きくなる前に沈めるｋと出来なかったのかな．．．

というか，似非と翼がこれで自分たちがどういう立場になっているか理解してらっしゃるのかどうかが問題ですね．
結局は自らを墓穴に埋めているという感じがしないでもないというかそのものかも．
うーん・・・．

とはいっても，このまま任意・・・派の人たちが静かにしてる限りは似非と翼が自身の立場に気づく事は無いんじゃないかな？
先の告知メールと言い今回のアナウンスと言い，「井の中の蛙」丸出しと言う感じがひしひしと伝わってくるので．(苦笑
きっと風当たりの心地良い自前ユーザーに囲まれて外界の声は届かず，こうして各方面で批判の声が響いている事なんて気づいてないのかも・・・

＃そう言うユーザーを気にかけている神経があればあんな
＃アナウンスは出さないでしょう．

イヤなやり口ですなぁ…プラ似非。
会社で、著作権がらみに関しては、訴訟の口実そのものを与えるな、という注意をされていたんですが、まぁなるほどという感じです。
まさしく893のインネンですなぁ…。

まぁ、こうなってしまった以上、これはこれで仕方なし。

でも、ここまで反感を買ってしまったからには、"任意"以上に魅力のあるモノを作らない限り、そうそうは買ってもらえなくなるんじゃないかな？
もしもプラエセンス側が「選択肢がなければこちらを買うだろう」とか考えてるなら、それはとてつもない勘違いでしょう。ユーザーはそこまでバカじゃないからね。

http://www.guruguru.to/~naruto/sstpbottle/temp.html

今回の経緯に関しては、法的側面も交えて検証考察しているページがいくつかありますが、個人的には、ここのページのが、何というか、核心に近いのではないかと。

＞このまま任意・・・派の人たちが静かにしてる限りは
あくてぃぶな方は行動を起こしている人もいるみたいです。
http://park.dentaro.net/ivil/haruna/answer.htm

結果は・・・いや、なにも語るまい。

どうなんでしょう，この手の行動は多いのかな？少ないのかな？
前者であればいくらか今回の騒動で似非が襟を正して・・・と言う展開も期待できますが後者であればおそらく「握りつぶし」で終わるような気がします．
良くも悪くも"会社・企業"として対応されるような・・・

もう一つ思ったんだけど，最近相次ぐ各企業の不毛とも思える｢著作権訴訟｣の流れを汲んでるようにも．（^^;）
CE9Aさんが紹介してくれたサイトの作者さんも指摘してますけど，似非もそろそろ傾き始めてて神経質になってるとか・・・

＃そうすれば同社ML内での矛盾だらけな発言変遷も
＃なんとなく理解できるような

スレッド１４に示されているページの考察は、なかなかいい線を突いています。
ただし、裁判の進め方についてはご本人がご存じないためか、少しおかしいので注意してください。

実際には；
１．裁判は、被告の住所の裁判所でやります。
辺鄙なところに住んでいたりすると、原告が裁判所にやってくるのもホネ。

２．裁判では、被告が申し開きをする前に、原告が訴える理由を説明しなければなりません。
春菜がどうだとか、ソフトのコードがどうだとかは、原告が説明しなければなりません。原告の準備はたいへんなのよ...

３．公開法廷で判事があれやこれや口頭で質問し、原告・被告が回答するというのはＴＶドラマの世界だけです。
もっとも、少なくとも１回は口頭弁論を開かねばならないので、原告・被告が公開法廷に集まることはあるのですが、「書面提出のとおり」「次回は××会議室で何時何時から」と言うだけで５分とかかりません。
５分だけのために２〜３ヶ月毎に地方へやって来る、交通費だけでも大変よ〜。

知的財産権裁判は結論が出るまで３年ちかくかかります。地方だと５年ちかくかかることもしばしば。

普通の会社ならこんな非効率なことはしないで「穏便に」話し合って解決するのですが、８９３ばりに恫喝するとう手もあったか...

>裁判
かなり大変なんですね．(汗)

あとはこれらのことをみて似非/翼がどう動くのか，動向が楽しみです．
# なんかまともな発言無いな(汗)→オレ

>８９３ばりに恫喝するとう手もあったか...
ハッタリ目的の裁判もあります。裁判所から分厚い封筒が来ると、それだけでビビッて相手の言いなりになってしまう。

内容証明郵便で相手をビビらせ戦わずして勝つ、というのが極意と、老師（弁護士）に教わりました。
同じ脅しでも、弁護士と８９３では品が全然ちがいますよ。

>内容証明郵便で相手をビビらせ戦わずして勝つ
じーーーーんと来るお言葉。内容は月並みの抗議文でも内容証明で送ると相手の反応が恐ろしくことなります（過去に経験があるらしい）。

>「ファイル公開を停止」
替わりに、ソースを公開したら、任意派有志の手で改良されて、｢元任意｣なんていって広まったりしてもうだれにも止められなくなるかも。

理由の如何を問わず任意の公開停止は残念以外の何者でもありません。
また、似非に対してはＭＬでサイト等のリニューアル案の様な物を発表してましたが、これといい公式見解といい結局何も変わってないとしか感じませんでした。
納得ずくでレジストしたんだけど今では後悔以外の何者でもありません。
実際ユーザーもベンダーも愛想尽かしてる部分があるみたいですし。
この問題はこの問題として・・・とりあえず似非の行く末を静観することにします。