どるこむ仲間の掲示板!(alpha) PAST LOG 431


[431] みなさまへのRes(その2)(< [395] からの続きになります)
2000/10/21(Sat) 23:05:03
ちゃま さん (p8bd00f.ngyajk01.ap.so-net.ne.jp)
Web: -none-
しぶや さんへ
> 充電期間を置いて復活ですね。
> ちゃまさんおかえりなさい。
そういっていただけると、なんだかとってもホッとしますね (^-^)。
今後とも、よろしくお願い致します m(_ _)m。

DEN_EI さんへ
> 更にパワーアップして復活ですね?(^^)
当方自身がパワーアップしているかどうかは???ですが(^^;)
DBに関連付けられたData sheets 等の技術関連資料が
ローカルディスク内において、「GB単位」で増加していることは確かです(ぉ。
考察作成時において、絶大なる威力を発揮してくれることでしょう。
(< 日本語に訳す際に、かなりのオーバーヘッドが生じ(ぉぃ
   超長文化傾向にあるのは御愛敬(^^;;;) )

YOU。 さんへ
> どるこむ系に来る目的が増えました。(^^;
まことに、ありがとうございます(^^;)。
本当に、お久しぶりですね。

基本的に、文章自体の長短は問わず、
読み物として楽しいもの、共感できるもの(技術的な話題であれば、情報として資料性の高いもの)
を目指して、書いているつもりでおります。

何よりも、読んでくださった方々にとりまして価値のあるものとなれば、この上ありません。

98 さんへ
> 当サイト掲示板での考察投稿ありがとうございます。大変に興味深い内容で、非常に参考になります。
> 数少ないP6系PC98サイト運営者としては
> 今後とも是非興味深い考察結果を投稿していただきたかったりして(^^;
やむを得ない事情により、上田 浩之 さんから
「MATE-R、98Proユーザの掲示板」(> http://www.tanaka.is.uec.ac.jp/-wizard/cgi-bin/mate-r/gwbbs.cgi
を引き継いでくださった時には、本当にありがたく、そしてうれしく思いました。
この場を借りまして、厚く御礼申し上げます m(_ _)m。

サイトの運営につきましては、何かにつけ気苦労などが絶えることはないと思いますが
これからも「P6系PC98サイト」に活気があふれることを、願って止みません。
当方も、微力ではございますが
出来うる限りの情報提供をし続けていきたいと考えております。

雷獣王GRIFFON さんへ
> Xa初代,Xt初代もおわすれずに・・・(ぉ
ひとつのハイエンドの頂点たる、初代(無印)Mate-Xの存在も
片時たりとも、忘れちゃおりません(^^;)。

# 当方所有のXt/C10W(BIOS Revision:0.17)は現在、「HK6-MS500-N4」を搭載し
# 定格以下の420MHzにて、すこぶる快調に動作しております (^-^)。
# 「HP5-MX300-L」(270MHz動作)も捨てがたいのですが
# 当方の環境下での総合的な安定度では、「HK6-MS500-N4」の方が、かなり上ですね(^^;;;)。

N4 or NV4下駄とK6-III+ or K6-III E+さえあれば、
初代(無印)Mate-Xもこの先、まだまだいけるはずです (^^)。

「Xa無印&Xt無印をはやくしようの会 掲示板」(> http://gw.room.ne.jp/~griffon/bbs/fxlqa/gwbbs.cgi
を盛り上げていきましょう (^^)。

sagiyama さんへ
> 以前、VRMを血眼になって探していた時に、
> ちゃまさまの書き込みが大変参考になった記憶があります。
> 今後の活躍に期待してま〜す。

初めまして。お役に立てたようで、なによりです (^-^)。
こちらこそ今後とも、よろしくお願いします。


ところで会長、PentiumIIIには突撃されないのですか??(ぉ

・・・あ、デュアルができんから駄目かな??(^^;;

2. ちゃま 2000/10/22(Sun) 08:45:35
デンドロビウム さんへ

当方所有機の現況について
Rv20/N20(1号機)(powered by Dual PentiumII ODP 333MHz) メインメモリ512MB
Rv20/N20(2号機/実験専用機)(powered by Single PentiumIII Processor(Coppermine-256K) 566MHz) メインメモリ288MB

> ・・・あ、デュアルができんから駄目かな??(^^;;

「Rv20」の場合、「PentiumII ODP」を除き
現行の「Socket8>>370-Pin Socket(PGA370)変換下駄」との組み合わせでは、Dualは実現不可能ですね。
(< 下駄の構造上、外部から内部配線を更正することは、大変困難を伴います)

例えば、
PowerLeap社製の「PL-Pro/II」(Rev:B)では、外見上、既に
欠落しているPinが1本あるということは御存知だと思いますが(^^;)、
このPin(AA1)のSignal NameはBR2#と呼ばれ
「SMP(Symmetrical Multi Processing)」においてAgent IDを決定するために必要とされるものです。

PowerLeap社によれば、「PL-Pro/II」はDualに対応しているとのことですが
これは、BR0#とBR1#(もしくはBR3#)のみを利用した、所詮「簡易対応」に過ぎません。
(< 一部の440FX(Natoma)搭載機では、これでも十分な仕様なのですが...。 )

Dualであっても
BR[3:0]#(< BR0# 〜 BR3#)の全てが必要とされる(フルスペック仕様であることが要求される)
450KX(Orion DT)および一部の440FXマザーや(< 「Rv20」はこちらに該当すると思われる)
Quad対応の450GX(Orion ST)マザーにおいては
この「PL-Pro/II」の簡易仕様では、Multi Processingに対応できないということになります。

この他にも、未結線のラインや
明らかに誤配線と思われるラインがいくつか見受けられ(激汗)
「PL-Pro/II」の次期Revisionにおいて、それらの解決が望まれるところです。
 # 次期Revisionが実際にリリースされれば、の話ですが...(ぉぃ 。

「PentiumII ODP」における
「Socket8」および「プロセッサコアパッケージ」間の内部結線パターンは解析済であり、既に
今年の1月末には、その結果をPowerLeap社にも直接、Feed Backさせてもらっております。
(< あがくことなく、座して死を待つ(ぉぃ わけにはいきませんからね(^^;) )

マーケティング上の問題さえなければ、
(「Coppermine-256K(FC-PGA Package)」への対応を含めた)
新しいRevisionの「PL-Pro/II」(相当品)がリリースされるはずです。
期待して待ちましょう(^^;)。

 # なお、リリースされなかった場合でも、さらに次の手は打ってあります(滅)。

3. デンドロビウム 2000/10/22(Sun) 13:04:46
む、やはりデュアルが出来ないのはゲタの問題だったのですね・・・デュアル対応のPL-Pro/III(笑)辺りを是非ともリリースしてもらいたいものですな、これは(^^;;)。

>明らかに誤配線と思われるラインがいくつか見受けられ(激汗)
ひょっとしてStで動かない原因ってこれなのか・・・??それにしてもPentiumIIODPやゲタの配線を解析されたとはやっぱり凄いですねぇ・・・僕には真似できません(^^;;)。

>新しいRevisionの「PL-Pro/II」(相当品)がリリースされるはずです。
河童対応はNeo-S370を使えば何とかなりますが、個人的にはクロックマルチプライヤ(無理らしいですがTT)とかCPUソケットをZIFにして普通のCPUクーラーが使えるようにした製品とかを出して欲しい物です(笑)。
・・・ウチのRa20にしろRv20にしろPL-Pro/II+Neo-S370+生そけ370の3段ゲタなんで背の高いCPUクーラーは使えないし、Ra20は増設HDDベイが使えなくなってしまってますから(涙)。

次の手って・・何だろう(ワクワク

4. ペンチアム 2000/10/22(Sun) 21:28:51
> 新しいRevisionの「PL-Pro/II」(相当品)がリリースされるはずです。
> 期待して待ちましょう(^^;)。

今、PL-Pro/IIが品薄なのはこのおかげだと思いたい…ですね。
ま、Neo-S370との統合はやってほしいです。いや、やらなきゃウソです。

5. ちゃま 2000/10/23(Mon) 06:19:18
デンドロビウム さんへ
> やはりデュアルが出来ないのはゲタの問題だったのですね・・・

下駄側に問題があるだけでなく、肝心のプロセッサ側にも問題があります(^^;)。

理論上、
(下駄側の内部配線を更正することにより)
「Rv20」でDual化を実現することができる”可能性がある”のは
「Celeron(Mendocino)(PPGA Package)」と
「PentiumIII(Coppermine-256K)(FC-PGA Package)」(Core Stepping: cB0およびcC0)のみ
となります。

 # 「Celeron(Coppermine-128K)(FC-PGA Package)」は不可。
 # なぜなら、現時点では
 # BR0#以外のピンアサインが明らかでない(もしくは存在しない)ために
 # 下駄側ではどうにも対応のしようがないからです(^^;;;)。

> ひょっとしてStで動かない原因ってこれなのか・・・??

まだ、「そうした可能性が高い」としか、申し上げることが出来ない段階ですね(^^;)。

但し、PowerLeap社の技術開発陣は
「Orion搭載機が実験機として潤沢にあれば、技術的には十分対応可能である」と豪語しています(汗)。

しかしそんな強気(?!)な彼らも、実際にはかなり情報が不足しているのです。
450KX(Orion DT)および450GX(Orion ST)マザーに対応させるためには、
「PentiumII ODP」を解析することにより
「PL-Pro/II」側の誤配線 等の可能性を検討し、示唆する必要があったのです。

 # しかし、さすがはIntel純正、手抜かりはございません。
 # 足まわりに関する全ての情報を、米Intel社が握っていることだけはあり
 # 「PentiumII ODP」は、実によくできています(^^;)。

> それにしてもPentiumIIODPやゲタの配線を解析されたとはやっぱり凄いですねぇ・・・僕には真似できません(^^;;)。

「PentiumII ODP」の内部結線パターンは解析したとはいいましても
それほど、たいしたことはやっておりません(^^;)。

中古で「PentiumII ODP」を購入し(< これで、通算9個目...(爆))
「OLGA(Organic Land Grid Array) Core Package」(< 「TdB0」コア)を剥ぎ取って(ぉ、
「Socket8」側と「OLGA」側とのピンアサインを比較対照しながら
それぞれの結線状況を確認し、一覧としてまとめあげただけです。

 # 「OLGA」側のピンアサイン自体は既存の技術資料内で明らかになっているため、
 # それらが「Socket8」側にどのように配線されているかを確認したに過ぎません。
 # (< もし、このあたりがまったくのBlack Boxであれば
 #    さすがに、解析する気にはなれないでしょうねぇ...(^^;))

> 河童対応はNeo-S370を使えば何とかなりますが、
> 個人的にはクロックマルチプライヤ(無理らしいですがTT)とか
> CPUソケットをZIFにして普通のCPUクーラーが使えるようにした製品とかを出して欲しい物です(笑)。

ぜひ、私も欲しいですね(^^;)。
 # 「P6バス」上における「Clock Multiplier」の実現は
 # (株)メルコの技術協力を以てしても、難しいでしょうね(^^;;;)。

また、現行の「LIF (Low Insertion Force) socket」ではなく
「ZIF (Zero Insertion Force) socket」化してくれれば、プロセッサの抜き挿しも非常に楽になります。

6. ちゃま 2000/10/23(Mon) 06:20:48
ペンチアム さんへ
> Neo-S370との統合はやってほしいです。いや、やらなきゃウソです。

まさに、その通りですね(^^;)。

しかし、当方が現在、一番懸念しているのは
新しいRevisionの「PL-Pro/II」(相当品)が、仮にリリースされるとして
「PentiumIII(Coppermine-256K)(FC-PGA Package)」への対応が等閑(なおざり)になり、
「Celeron(Coppermine-128K)(FC-PGA Package)」への対応のみを打ち出してくることです。

 # そうなりますと、既にその時点で
 # 前述のように、「Rv20」でのDual化の実現は不可となります。

もちろん、
「PentiumPro processor-based systems」自体は、ベースクロック60.0 or 66.6MHzですから
「Celeron(Coppermine-128K)(FC-PGA Package)」(FSB 66.6MHz系)への対応に主眼を置くのは
確かに、間違いではないのですが...。

 # 逓倍率は相対的に高いのですが
 # わざわざ同クロックのMendocino並みになるよう、L2 Cache性能を削ぎ落とした
 # Coppermine-128Kでは、あまり満足することが出来ないちゃまちゃまであった...(ぉぃ。

「Celeron(Coppermine-128K)(FC-PGA Package)」自体も、そのリリース当初と比較して
ピンアサインにもかなりの変遷が見受けられますので、
単独での、正式な対応を促したいものです。
(現行の「PL-Pro/II」(Rev:B)単体では、
 (あくまで機能的には)「Celeron(Mendocino)(PPGA Package)」のみの対応となっております)

 # 非常に大雑把な書き方となりますが、
 # 大系的なピンアサインの観点からすると、現時点において
 # 「Celeron(Coppermine-128K)(FC-PGA Package)」で3種類
 # 「PentiumIII(Coppermine-256K)(FC-PGA Package)」で2種類は
 # 少なくとも存在するということが確認されております。

 # 基本的に
 # 最初期の「Celeron(Coppermine-128K)(FC-PGA Package)」(533A MHz〜600MHz)(< 前期型)は
 # 「Celeron(Mendocino)(PPGA Package)」互換
 # (< 正確には、互換というよりも、
 #    なんとか動かないことはないであろうという程度の違いしか存在しないということ)
 # 比較的最近の「Celeron(Coppermine-128K)(FC-PGA Package)」(566MHz〜700MHz)(< 中期型および後期型)は
 # 「PentiumIII(Coppermine-256K)(FC-PGA Package)」(< 後期型)互換
 #  と考えておけば、(一部ロットの例外を除き)大局的には、まず間違いはございません。

 # 「Ra」(Socket8)系統における
 # 「Celeron(Coppermine-128K)(FC-PGA Package)」玉砕報告をよく見かけますが
 # みなさまは、このあたりをきちんと理解されて、実験に臨まれているのでしょうか...(^^;;;)。

このような背景により、PowerLeap社では
633MHz以上の「Celeron(Coppermine-128K)(FC-PGA Package)」を搭載するときには
(< 前述のように、
   633MHz以上では、いわゆる「Celeron(Mendocino)(PPGA Package)」互換のものは存在しないため)
現行の「PL-Pro/II」(Rev:B)と「Neo-S370」とを組み合わせることが、推奨されております。

 # しかし、現行の「PL-Pro/II」(Rev:B)と「Neo-S370」とを組み合わせることにより
 # 配線に齟齬が生じる(BR1#−BR3#間)という
 # 「Neo-S370」側の誤配線と思われる問題も存在しており
 # 「PL-Pro/II」と「Neo-S370」の機能統合の、早期実現が望まれます。

FS-BBS alpha v0.03e [2000/10/12]
PAST LOG #431