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[300] 基盤から部品を取る方法 2000/10/13(Fri) 21:22:35 |
ADY さん (cj3011501-a.tschr1.kt.home.ne.jp) |
Web: http://zoo.millto.net/~ady/ | |
電子工作の質問なのですが… 基盤から部品を、その部品が壊れないようにとる方法について 教えて下さい。どのような器具を使うのがいいのでしょう。 具体的には、ソケット7の周りの ・3端子レギュレータ ・電解コンデンサ ・コイル? これらの部品をとり、空中配線などで場所を確保するのが目的です。 以前486SXを半田ゴテのみで取り外したときは、CPUがぼろぼろになってしまいました。 電解コンデンサは代わりのものをそろえることはできますが、ほかはちょっと…。 どうか、お願いします。 子供の頃は網線(シールド線の中身をひっこ抜いた、アミアミの線)を半田の載っているところに当てて毛細現象(?)で吸い取ってました。
今なら半田吸引機でしょうか? 大型(60W~100W)のハンダ鏝を使い手早く取れば上記3品については十分でしょう。
486SX をきれい(再利用可能な状態)に剥がそうとしたら...専用のホットブロワーかそれなりの経験が有れば 30W 程度のハンダ鏝を使い気長に(笑 ☆基盤では無く基板...(ゴミ 私でしたら
・足をニッパで切る ・半田を当て足を気をつけて抜く ・半田吸収線かバキュームを使い、スルホールをちゃんと空ける ・切り取った部品を持って秋葉に行き同じものを買ってくる ・部品を取り付ける ってところですか・・ どのパーツも100円するかしないかの部品ですから私は交換しちゃいます。 電源用の部品は吸い取り器ではなかなかきれいに取れないと思います。
すでに書かれているように、大容量のコテを当てて、一気にすべての半田を溶かして引き抜くのがよいでしょう。やはり、80Wは欲しいところです。 あと、電源回路は、配線図のとおりに部品がつながっていればいいというものではありません。配線の長さや部品の位置関係が変わると性能が発揮できなくなることがあります。 そういうわけで、そのあたりの改造は、ちょっとおすすめできません。 深夜の争奪戦で入室出来なかった野でv(^^)v 。
それと、基盤ではなく基板です。部品の載った状態はメーカーによって呼び方が違うらしいですが、「キバンから部品を外す」ときは基板です。 最近のマザーボードは4層板になっていて熱容量が大変大きくなっています。6502さんのおっしゃるとおり、どちらかを破壊しないと外すことは難しいです。 特に電源回りの部品は、基板内部で大きなパターンにつながっていますのでパワーのあるはんだごてが必要です。 今までのヒーター部とコテ先が分かれているタイプではなく、セラミックでヒーターとコテ先が接近しているものが適しています。 電解コンデンサなら、吸い取って外すのでは無く、新鮮な判断を足して、+-両極を同時に温めて、しばらく待ってグラッとしたときに引っ張って抜きます。あとは、気長に孔をお掃除。 3端子REGは、多分表面実装でしょうから、外せる足を持ち上げて最後にタブ部分を温めてパカッと外します。 486は、かなり難しいです。専用の道具をお持ちでないと最初は練習で壊すつもりでやらないと( ̄∇ ̄;)。 ICの回りに多少スペースがあるなら、横1列のピンにハンダをどっと足してひとかたまりにして、ICのピンを先の細いもので跳ね上げて行きます。持ち上げ方、向きで後の修正の苦労が変わります。 但し、温め過ぎると「ミズリング」を起こして基板をNGにしてしまう事も有りますので練習有るのみ。
(ミズリングと言うのはガラスエポキシ基板の積層部に気泡が入ったように成ってしまう事) 量をこなせばBGA以外は大抵手半田で済みます^^; >あとは、気長に孔をお掃除。 裏から鏝をあてて半田が融けてから吸い取れば綺麗に吸えます。 >ミズリング
ミューズリングでは(まぁ、細かいことなのでゴミです) それでは、80Wのコテと、半田吸い取り器をそろえればOKかな?
486SXは、過去の経験の例でして、今回はあくまでもコンデンサとかの部品です。 仕事の隙をみて、挑戦してみます。みなさま、有難うございました。 鏝を当てて半田が溶けた頃合いを見計らって基板の角or底辺を机の上に「コンッ!」と叩きつけるとか……
#但し、机の上は凄い琴になる鴨…… >机の上に「コンッ!」と叩きつけるとか
それも良くやりましたな。なかなかきれいな半田のオブジェが出来ます。 |