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[3] PL-iP3(河童対応下駄) 2000/09/21(Thu) 00:41:59 |
ハチ坊 さん (cache022.allnet.ne.jp) |
Web: http://user1.allnet.ne.jp/zedan/ | |
ご存じの方もいると思いますが、ロンテックのSlot1用下駄です。 http://www.lontec.co.jp/PL-pro/ip3.html 今回友人(P2B初期リビジョン)が購入したので少々質問したのですが、 >結局この下駄だと何MHzまで使用できるのかな? 1GhzまでOKって箱に書いてありますよー。 >それと倍率はCPU側で固定だと思うけどFSBは下駄側で設定するのか、 >それともMB側のがそのまま使用されるのかな、教えて下さい。 FSB・Vcore電圧は下駄で設定です。 ということだったので、もしかしたら98でも1GHz実現できるかも。 この場合のFSB設定って、FSBとAGPのクロック比を変更するためのものではないかなぁ。FSB=66MHzのマシンを強制的に1.5倍速、2倍速で動かす為の機能じゃないですよ。
Vcore設定は、あしべ(HIP6004ACB)が憑いているRa300/333/40/43ユーザには便利でしょうけど。 #P6バスでは、クロックマルチプライヤは技術的に無理らしいですね。 ちなみにこのPL-iP3、CoppermineDualは可能なんですかね・・・?ちょっと調べて見たんですが、この下駄を用いたCoppermineDual報告はないようです。以下に関係しそうなことは書かれていますけどね。
http://208.55.28.22/ubb/Forum4/HTML/000131.html > FSB・Vcore電圧は下駄で設定です。
此処で言う FSB の設定は、"FSB **MHz で使用する CPU です" と言う通達の為ではないのかな? FSBについてですが、最近のFSB100MHz以上に対応したマザーボードは、CPUの種類によってFSBを自動設定します。このとき、MBはCPUがどのFSBに対応しているかを知る必要があるので、CPUからMBに対してそのことを知らせる信号線があります。この信号線は、2bitのON、OFFだけなので、簡単にごまかすことが出来るのですが、その機能が下駄に付いているだけです。
この機能はどのようなときに使うかというと、例えば、Celeron300Aを比較的古い(最近のマザーにははじめからFSBをごまかす機能が付いているが古いMBには無いことがある)440BXマザーで450MHzにOCするために、本来FSB66であるのをFSB100用のCPUであるとマザーをだまし、100×4.5=450にするときなどです。 従って、98シリーズでは、MBがFSB66しか対応していませんので、98シリーズで使う場合は、この下駄のFSBの設定は、動作クロックには影響を与えません。 98さんの紹介されたリンクに書いてあるのは、
Coppermine Dualは、下駄のジャンパー設定をPIII側にし、FC-PGA370側のN33ピンと、Slot1のB75ピンをつなげば、多分Dualで動作するだろう、ということです。ここには書かれていませんが、FC-PGA370側のX2ピンがB75につながっている可能性があります(このミスを犯しているPIII用の下駄がかなり存在するので、この下駄でもそうなっている可能性がある)ので、もしそうなっていた場合は、X2とB75の結線を切り、X2を56Ω抵抗をいれてVcc1.5につなぐ必要もあります。 >このミスを犯しているPIII用の下駄
というか、CPUID:683のcB0ステッピングのFC-PGAはX2がBR1で正解です。B75とN33を繋がないとDual動作しないのはCPUID:681のcA2ステッピングのものですね。 >FSB=66MHzのマシンを強制的に1.5倍速、2倍速で動かす為の機能じゃないですよ。
そういうことだったんですか、Slot系は無知なのでどるこむの方に書き込まなくて良かった。結局、98だとこの下駄で使用できる上限はCeleronの700MHzになるわけですね、おさわがせしました。 >というか、CPUID:683のcB0ステッピングのFC-PGAはX2がBR1で正解です。B75とN33を繋がないとDual動作しないのはCPUID:681のcA2ステッピングのものですね。
Datasheetの上では見かけ上そうなっていますが、実は BR3(Slot2,socket8)=BR1(Slot1)≠BR1(cA2,cB0)=BR1(Slot2,socket8) つまり、Slot1のBR1とFC-PGA370のBR1は意味が違うのです。 VIAのチップセットなどではBSPがX2(Agent ID=3)でもDual動作します(VIAは理論上Quadでも動作可能といわれています)が、440BX、440GXはAgent ID=3では動作しません。通常、Dual動作はAgent IDが0と1で行うものなので、N33(Datasheet上ではReservedになっている)に繋がなくてはいけないのです。 BR線とAgent IDの関係の表です。http://www.d1.dion.ne.jp/~beth/P6MP.htm
む、Bethさん、かなりの剛の者とお見受けしました。なるほど、X2、R2はBR3、BR2だったのですね。これで全てのBR線のピンが分かりました。これがBP6 + Neo-S370の改造に生かせればよいのですが…
多謝m(_ _)m >X2、R2はBR3、BR2だったのですね。
って、X2はBR1じゃないかぁぁぁ!私は一体何を…(T_T) |